①-22 材料の科学

授業科目名(英文名) 材料の科学(Materials Science)
担 当 教 員 ( 所 属 ) 笠場 孝一(工学部機械知能システム工学科),阿部 孝之(水素同位体科学研究センター),畠山 賢彦(工学部材料機能工学科)
対
象
所
属 1年(人文)、1年(理,工)、1年(発達)、1年(経済)
授 業 科 目 区 分 教養教育科目 教養科目
単 位 数 2単位
■連絡先(研究室、電話番号、電子メールなど)
開講学期・曜限
対
象
学
年
授
業
種
別
時間割コード
後期・火曜5限
1年
講義科目
102273
■教育目標
■オフィスアワー(自由質問時間)
■リアルタイム・アドバイス:更新日
■授業のねらいとカリキュラム上の位置付け(一般学習目標)
(笠場)世の中の構造物は、使用期間中に壊れないことが前提になっています。しかしそれら構造物の材料破壊に起因す
る事故が度々報道されています。この5回の講義では、破壊しない構造物を設計するために必要となる知識、そして経年
劣化の現実の理解、そもそも材料破壊はどのような条件がそろったときに起こるのか、について解説していきます。
(阿部)最近エネルギー問題や環境問題から電池の重要性が認識されています。ここでは、エネルギーデバイスである各
種電池の構成・構造や材料について解説するとともに、現状の問題点や今後の在り方について分かりやすく説明します。
(畠山)本講義では、材料科学の発展における具体例を挙げつつ各種金属材料の化学組成や組織、劣化のメカニズム等に
ついて平易に解説します。
■達成目標
(笠場)材料の微視的構造およびそのふるまいが破壊挙動に関わっていることを理解すること。また、応力とひずみの定
義、金属疲労の実験とその評価法を理解すること。
(阿部)各種電池について、その原理や使い方等を理解すること。
(畠山)材料についての教養を修得すること。
■授業計画(授業の形式、スケジュール等)
(1) 微視組織の損傷とき裂進展
(2) 鉄鋼材料とその強化機構
(3) 応力とひずみ
(4) 材料破壊の実例
(5) 材料疲労
(6) 電池の基礎
(7) 二次電池(ニッケル水素)
(8) 二次電池(リチウム)
(9) 燃料電池
(10)太陽電池
(11)材料科学の基礎Ⅰ
(12)材料科学の基礎Ⅱ
(13)材料科学の基礎Ⅲ
(14)材料科学の基礎Ⅳ
(15)材料科学の基礎Ⅴ
■キーワード
(笠場)結晶組織,応力,ひずみ,鉄鋼材料,金属疲労
(阿部)二次電池、燃料電池、太陽電池
■履修上の注意
(笠場)身の回りの構造物の強度安全性がどのように維持されているか、ときどき考えてみて下さい。
■教科書・参考書等
(笠場):授業で用いるスライドのコピーを、ヘルンシステムの授業のページからダウンロードできるようにします。授
業時には各自、印刷して持参して下さい。
(阿部)基本的には黒板に記述する。
(畠山)適時資料を配布する。
■成績評価の方法
(笠場)クリッカー(授業レスポンスシステム)を用いて、授業途中で正誤選択問題を出題します。各学生の理解度を授
業中にチェックします。正答率で50%程度以上を目指して、話を聴いて下さい。最終回に出題するレポートとともに、評
価に組み入れます。
(阿部)出席とレポートで総合的に判断します。
(畠山)レポート
■関連科目
■リンク先URL
■備考
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