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Li-ion
二次電池
リチウムイオン電池
LITHIUM-ION RECHARGEABLE BATTERY
安全確保のための電池取扱い上の禁止事項
設計上のご注意
■ 電池選定の場合は、機器の負荷電流等の使用条件に適した電
電 池は、誤った使い方をされますと発 熱、発火、破裂、破 損や性
池をお選びください。
能、寿命を低下させる原因となりますので、次の事項を必ずお守り
ください。但し、
ここに記載されていない使用方法により発生した障
■ このページに掲載されているリチウムイオン電池は、単電池（セ
害について責任を負うものではありません。
ル）となります。当社リチウムイオン電池は、単電池（セル）に過充電
や過放電を防止する電子回路を組み込んだパック電池にて販売さ
れております。パック電池は、お客様から機器の使用条件、電池の
危険
要求仕様をお聞きしまして、打ち合わせ等により電池仕様を決め、
新規開発を行っています。従いまして、最低受注単位があり、かつ受
■ 電池を水や海水などの液体に漬けたり、濡らさないでください。
注生産となります。
電池がショートして、発熱、破損する原因となります。
■ 充電条件
■ 電池を火の中に投入しないでください。電解液が燃焼したり、破
リチウムイオン電池の特性を充分引き出すために、また、安全にご
裂する原因となります。
使用いただくために、
下記の条件をお守りください。
■ 電池を加熱しないでください。電解液が沸騰したり、樹脂部品が
充電方式
定電流・定電圧充電方式（CCCV）
充電電圧
4.20±0.05V/セル、4.35±0.05V/セル
最大充電電流
1ItA
充電温度
0～+45℃
溶融して漏液、破裂、発火の原因となります。
■ 電池はプラス・マイナスの向きが決められています。充電器や機
器に接続する時にうまくつながらない場合は無理に接続しないで、
プラス・マイナスの向きを確かめてください。逆につなぐと、電池が逆
に充電され、内部で異常な化学反応が起こり、電池が漏液、発熱、
破裂、発火する原因となります。
■ 電池の
（＋）
と
（－）
とを逆にして使用しないでください。充電時には
■ 充電制御のフローチャート例
充電器を設計する際の、定電流・定電圧充電方式の制御フローチ
逆に充電され電池内部で異常な化学反応が起きたり、放電時に思わ
ャート
（例）は以下の通りです。
ぬ異常な電流が流れたりして発熱、
破裂、発火する原因となります。
■ 電池の（＋）
（－）とを針金などの金属で接続しないでください。
充電開始
また、金属製のネックレスやヘアピンなどと一緒に持ち運んだり、保
電池接続確認
管しないでください。電池がショート状態となり過大な電流が流れ、
電池温度確認
発熱、破裂、発火したり、あるいは針金やネックレス、
ヘアピンなどの
電池電圧確認
OK
定電流・定電圧充電
・電流監視 ・温度監視 ・時間監視
金属が発熱する原因となります。
NG
■ 電池に強い衝撃を与えたり、投げつけたりしないでください。電
予備充電
池が内部でショートして、発熱、破裂、発火の原因となります。
NG
■ 電池に釘を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりしない
でください。電池が内部でショートして、発熱、破裂、発火の原因と
OK
充電完了
なります。
充電異常停止
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L I T H I U M -ION R E C H A RGE A BLE BAT T E RY
■ 電池に直接ハンダ付けしないでください。熱により、
セパレータ
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注意
やガスケットなどの樹脂 部品が溶融して、漏 液、発熱、破裂、発火
■ 電池が漏液して液が皮膚や衣服に付着した場合には、直ちに
の原因となります。
水道水などのきれいな水で洗い流してください。皮膚がかぶれたり
■ 電池を分解したり、改造したりしないでください。分解、改造中に
する原因になる恐れがあります。
電池がショートしたり、発熱、発火する原因となります。
■ 電池を長時間使用しない場合は、機器から外して湿気の少ない
■ 電池を火の側、ストーブの側、炎天下駐車の車内、直射日光の
ところに保管してください。
強いところなど電池の温度が高くなるところで、使用したり、放置した
りしないでください。高温になるとセパレータが損傷し内部でショート
■ 長期間保存後は、充電してからお使いください。長期間使用し
して、発熱、破裂、発火の原因となります。
ない場合でも、6ヶ月に一度はメーカの推奨する充電状態に充電し
てください。
■ 電池の充電は、指定の充電条件を守ってください。その他の充
■ 使用後は必ず使用機器のスイッチを切ってください。
電条件（指定以外の高い温 度、指定以上の高い電圧／大きな電
流、改造した充電器など）で充電しますと、電池が発熱、破裂、
■ 充電終了後、電池パックを充電器につないだまま放置しないで
発火する原因となります。
ください。充電器につないだままにすると、寿命が短くなるなど、電
■ 電池を電源コンセントや、車のシガレットコンセントなどに直
池特性が低下することがあります。
接接続しないでください。高い電圧が加えられることによって、
■ 電池の使用温度範囲は次の通りです。この範囲以外では電池
感電したり、過大な電流が流れ、電池が漏液、発熱、破裂、発火
を使用しないでください。
する原因となります。
警告
■ 電池を電子レンジや高圧容器に入れないでください。急に加熱
充 電 時
0℃～45℃
放 電 時
–20℃～60℃
保 存 時
–20℃～50℃：30日未満(出荷状態)
長期保存時
–20℃～35℃：90日未満(出荷状態)
されたり、密閉状態が壊れたりして発熱、破裂、発火する原因となり
ます。
使用済み充電式電池の取扱い事項
■ 乾電池などの一次電池や、容量、種類、銘柄の違う電池を混ぜ
● プラス端子、
マイナス端子をテープで絶 縁してください。
て使わないでください。使用中に過度に放電されたり、充電時に過
● 被覆をはがさないでください。
度に充電されたりして、電池内部の異常な化学反応によって、発
● 分解しないでください。
熱、破裂、発火する原因となります。
● 保管は、丈夫な容器を使用し、蓋をしてください。
● 雨など水に濡れないように保管してください。
■ 電池の使用、充電、保管時に異臭を発したり発熱をしたり、変
● 炎天下に放置しないでください。
色、変形、
その他、今までと異なることに気が付いたときは機器ある
● 最寄りの充電式電池リサイクル協力店へお持ちください。
いは充電器より取り出し、使用しないでください。そのまま使用する
と、電池が発熱、破裂、発火する原因となる恐れがあります。
■ 電池が漏液したり、異臭がするときは直ちに火気より遠ざけてく
ださい。漏液した電解液に引火し、破裂、発火する原因となります。
不要になった電池は貴重な
資源を守るため廃棄しないで
充電式電池リサイクル協力
店へお持ちください。
■ 電池が漏液して、液が目に入った場合には、こすらずにすぐに水
道水などのきれいな水で十分に洗った後、直ちに医師の治療を受け
てください。放置すると液により目に障害を与える原因となります。
当社は一般社団法人JBRCに加盟し、
リサイクルを実施しています。
使用済みの充電式電池のリサイクルにご協力ください。
ホームページ（http://w w w.jbrc.net /hp/contents/index.html）
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Li-ion
ラミネート形リチウムイオン電池
特長
用途
■ 薄型・大容量
●電動バイク/アシスト自転車、無人搬送車などの移動体用電源
アルミラミネート外装材の採用により、薄型・大容量を実現し、
●各種ロボット機器用電源
充放電時の放熱性にも優れています。
●蓄電システム（ESS など）、バックアップシステム（UPS など）
■ 優れた出力特性、サイクル耐性
仕様
マクセル独自の電極技術と積層電極構造を組み合わせることで
低インピーダンスを実現し、高出力放電でも安定した性能を発
形式
揮。安定したサイクル特性を実現しています。
厚さ
寸法*1
幅
（mm）
高さ*2
質量*3（g）
定電圧値（V）
充電
（CCCV） 最大電流（A）
終止電圧（V）
放電
（CC）
最大電流（A）
公称電圧（V）
定格容量 *4（Ah）
構造図
（＋）
（－）
アルミラミネート
L0678G8C1
L15A0N8C1
Max. 6.6
78+1/-1
168+1/-1
140
4.2
12
2.5
12
3.7
6.0
Max. 7.6
100+0/-2
228+0/-2
310
4.2
30
2.5
30
3.7
15.0
*1 未使用電池状態。 *2 タブ
（端子部）
は、含まない寸法です。 *3 概算値です。
*4 充電 (CCCV：1ItA/4.2V, 2.5h)、放電 (CC：0.2ItA/E.V.=2.5V)、環境温度
25℃で測定したときの Min. 容量です。
セパレータ
負 極
正 極
特性（L15A0N8C1）
■ 充電特性
■ 放電温度特性
60
40
電池電圧
3.5
充電電流
20
3.75
0
0.00
充電：15A/4.2V（CCCV）
環境温度：25℃
0
30
60
45℃
4.0
11.25
7.50
4.5
90
120
充電時間（分）
150
3.0
4.0
電池電圧（V）
15.00
4.5
充電容量
電池電圧（V）
80
充電電流（A）
18.75
充電容量（%）
100
0℃
–10℃
3.5
–20℃
充電：8<H
（8I{H）
6; 59]（J J J ] ）
695<o69<℃
（L5] 5D95<] ）
放電：8<H
（8I{H）
2.0
180
2.5
0
5
10
放電容量（Ah）
15
■ 充放電サイクル特性
16
4.5
0.5ItA（7.5A）
14
1ItA（15A）
12
放電容量（Ah）
0.2ItA（3A）
4.0
2ItA（30A）
3.5
3.0
2.5
25℃
3.0
2.5
■ 放電負荷特性
電池電圧（V）
-
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二次電池
5
10
放電容量（Ah）
8
6
充電：30A（2It A）/4.2V（CCCV）
/0.75A cut
（E.V.=2.5V）
放電：30A（2It A）
環境温度：25℃
4
充電：15A（1It A）
/4.2V（CCCV）
/2.5h
、7.5A（0.5It A）
、
15A（1It A）
、30A（2It A）
（E.V.=2.5V）
放電：3A（0.2It A）
環境温度：25℃
0
10
2
0
15
0
200
400
600
サイクル数（回）
800
1000
データおよび寸法は保証値ではありません。詳細については当社までお問い合わせください。 ● 仕様は予告なく変更されることがあります。納期・数量・価格などについては、別途お問い合
わせをお願いいたします。 ● 記載されているリチウムイオン電池は、単電池（セル）となります。当社リチウムイオン電池は単電池（セル）に過充電や過放電を防止する電子回路を組み込んだパ
ック電池にて販売されております。パック電池は、お客様から機器の使用条件、電池の要求仕様をお聞きしまして、打合せなどにより電池仕様を決め、新規開発を行っています。従いまして、最
低受注単位があり、かつ受注生産となります。
●
詳しくはWEBサイトへ
http://biz.maxell.com/ja/
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