笑顔が一番 平成 27 年 5 月 7 日 東谷口小学校 NO3 ☆東谷口小『今年の桜』 もう見ることはできませんが、4月の入学式の 頃は、桜が満開でした。 白黒の写真ではわかりにくいとは思いますが、 運動場から眺める桜並木は、どの木も桃色の花が 一斉に咲き、見事な景色でした。 毎年わたしたちを花見で楽しませてくれる桜は、 ソメイヨシノという品種です。その場所ごとの「ソ メイヨシノ」は、緑の若葉が出る前の「同じ時期」 に、樹木全体を覆うように一斉に咲き、そして「同 じ時期」に一斉に散ります。このソメイヨシノの 栽 培 の 歴 史 は 新 し く 、 江 戸 時 代 頃 に 、「 吉 野 」 の 名 で売り出したものだそうです。後に奈良の吉野山 のヤマザクラと混同しやすいので、明治になって 染井吉野という名前に改められました。今では、 桜と言えばソメイヨシノとなるほど、全国に多く 植えられて、なじみも深い「桜」です。 ところで、ソメイヨシノは、自然に増えること が で き ま せ ん 。種 子 で 増 や す と 親 の 形 質 を 必 ず し も 子 に 伝 わ る こ と が な い た め 、 ソメイヨシノの形質を残し増やす方法は、接木もしくは挿し木などの栄養繁殖 の方法をとるという今で言うと「クローン栽培」みたいなものです。 「クローン」ということは、遺伝子が同じということなので、同じ気温等の 条件で、一斉に開花するということです。 ☆東谷口小『今年の36人』 さて、東谷口小の今年の36人の子どもたちは、顔や背などの外見も一人一 人違います。外見だけでなく、性格も、好きなこと、苦手なこと、がんばりた いなあと思っていることも、一人一人みんな違います。ソメイヨシノのような クローンではありません。 これから咲かせるであろう「花」からして違うと思いますし、咲く「時」も 一人一人違います。わたしたち教師は、一人一人の咲く時に立ち会うことはほ とんどないのですが、その「時」にむけて、いろんな種を蒔くようなものなの かもしれません。 東谷口小学校は、36人の子どもたちがいる学校というより、これから、一 人 一 人 が「 花 」を 咲 か せ る「 沙 恵 ・ 颯 馬 ・ 天 音 ・ 美 海 ・ 仁 心 ・ 颯 太 」 「友 藍 ・ つ か さ ・ 結 愛 ・ 琉 偉 ・ 頼 哉 ・ 大 賀 」「 陸 飛 ・ 稜 弥 ・ 朋 恵 ・ 椋 ・ 芽 生 奈 ・ 楓 華 ・ 悠 斗 」「 茉 梨 ・ 茉 生 」「 龍 之 介 ・ 瑠 希 ・ 碧 真 ・ 航 明 ・ 弓 華 ・ 晃 」「 晃 輝 ・ 康 汰 ・ 光 陽 ・ 武 琉 ・ 良 日 ・ 宗 生 ・ 陽 ・ 青 空 ・ 愛鈴」がいる学校なのです。 今年も、少人数学校のよさを生かし、教師は一人一人の子どもの実態(意欲 ・能力・態度そして思いや願いをも含む)を把握し、寄り添いながら共感的な 支援を行っていきます。 ☆東谷口小のホームページ 「 今 日 の 出 来 事 」 か ら 日々更新しています 1年生「はじめての給食」です。 学校前の横断歩道での交通安全指 導です。車や自転車に気をつけて 安全に登下校しましょう。 今年は「ブロッコリー」も栽培予定です PTAの役員の皆様に、学校の畑を耕していた だきました。この畑で、子どもたちは生活科や 理科での学習をします。感謝申し上げます 「東谷口っ子のきまり」 子どもたちが社会的ルールを守りながら健やかに育つための学校のきまり が 、「 東 谷 口 っ 子 の き ま り 」 で す 。 今 年 は 「 自 転 車 の 乗 り 方 に つ い て 」 で 、「 安 全 の た め に ヘ ルメットをかぶりましょう」という文章を追加記載しまし た。 平 成 20 年 6 月 施 行 の 道 路 交 通 法 改 正 で は 、 13 歳 未 満 の 子 どもが自転車を運転するときには、ヘルメットを着用させ るよう保護者が努めることと定められています。ヘルメッ ト着用により、事故の際、頭部への衝撃が軽減されることで、命が救われる例 が少なくないことが、法改正の理由です。 痛ましい事故が起こらぬように、本校では、交通ルールを守るなどの基本的 な指導に加え、自らの判断や行動で交通事故を防ぐことができるよう、危険予 知能力や危機回避能力を高める指導も行っています。 「自分の命は自分で守る力」の育成のために、ご家 庭や地域の皆様のご理解・ご協力をお願いします。 今後も引き続き、交通安全指導の徹底については、 指導してまいります。
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