カワソフト EP59S は

KAWASOFT
ヘアコンディショニング剤
カワソフト EP59S
製品の概略
ヘアコンディショニング 剤
カワソフト EP59S
カワソフト EP59S は、新規な構造を有する
ヘアコンディショニング剤です。
HydroxyEthyl–HydroxyPropyl–0.5mol–0.9mol–Stearylamine
カワソフト EP59Sの特長
●乾燥後は毛流れ良くまとまり、しっとりと柔らかい感触を与えます。
● 融点が低く、取り扱いが容易です。
● 無溶媒タイプなので、配合時に揮発成分が飛散しません。
● 生分解性が高く、環境に優しいです。
● 細胞毒性が低く、刺激性が低いです。
カワソフト EP59Sの安全性
試験項目
判定(濃度)
急性経口毒性試験(OECD TG423)
LD50300-2,000mg/kg(GHS クラス 4)
皮膚一次刺激性試験
中等度刺激物(1.0%)
連続皮膚刺激性試験
皮膚刺激性あり(1.0%)
眼刺激性試験
最小の刺激(未希釈)
皮膚感作性試験
陰性
変異原性試験
陰性
ヒトパッチ試験
全例陰性 (0.1%)
製品規格
性状
白色∼黄色のろう状物質で、特異なにおいがある
確認試験 (1)
適合
確認試験 (2)
適合
アミン価
145 ∼ 185
重金属(ppm)
20 以下
ヒ素(ppm)
2 以下
強熱残分
1.0% 以下
表示名称 INCI名
表示名称
PPG−1/PEG−1ステアラミン(申請中)
INCI名
PPG-1/PEG-1 STEARAMINE
毛髪の電子顕微鏡写真
ダメージヘアを
カワソフト EP59S 配合
コンディショナーで処理
ダメージヘア
ダメージヘアは毛髪表面のキューティクルが荒れた(リフトアップした)状態です。
カワソフト EP59S を配合したコンディショナーでダメージヘアを処理することにより、
キューティクルのリフトアップが抑えられ、毛髪表面が滑らかに整います。
毛髪表面の動摩擦係数測定
カワソフト EP59S
ベヘントリモニウムクロリド
ステアリルトリモニウムクロリド
ベヘナミドプロピルジメチルアミン
ステアラミドプロピルジメチルアミン
ダメージヘアを
処方例のコンディショナーまたは、
各素剤で置き換えたコンディショナーで
処理し、毛髪トレスを作成。
摩擦感テスターで動摩擦係数を測定。
110
115
120
125
130
動摩擦係数変化率(%)
悪い
指どおり
良い
ダメージヘアは毛髪表面のキューティクルが荒れた状態となり、指どおりが悪くなります。
カワソフト EP59S を配合したコンディショナーでダメージヘアを処理することにより、
毛髪表面が滑らかになり、指どおり性が向上します。
毛髪と水滴の接触角測定
健常毛
ダメージヘア
ダメージヘアを
カワソフト EP59S 配合
コンディショナーで処理
ダメージヘアは毛髪表面の疎水性が低く、水滴が付着した状態です。
カワソフト EP59S を配合したコンディショナーでダメージヘアを処理することにより、
毛髪表面の疎水性が向上し、健常毛に近い状態に回復します。
健常毛の接触角は90°前後
カワソフト EP59S
ベヘントリモニウムクロリド
ステアリルトリモニウムクロリド
ベヘナミドプロピルジメチルアミン
ステアラミドプロピルジメチルアミン
ダメージヘア
ダメージヘアを
処方例のコンディショナーまたは、
各素剤で置き換えたコンディショナーで
処理し、毛髪の表面に乗せた水滴の接触角を
デジタルマイクロスコープで測定。
50
60
70
80
接触角(°)
低い
疎水性
高い
ダメージヘアは毛髪表面の疎水性が低下し、ダメージが進行しやすい状態になります。
カワソフト EP59S を配合したコンディショナーでダメージヘアを処理することにより、
毛髪表面の疎水性が健常毛のレベルまで回復します。
カワソフト EP59Sを配合したヘアケア用品(処方例)
成分
コンディショナー(%)
ヘアマスク(%)
カワソフト EP59S
2.0
2.0
ステアリルアルコール
5.5
8.0
セタノール
1.0
1.0
ミリスチン酸イソプロピル
1.0
2.0
0.5
0.6
グリセリン
4.0
5.0
ヒドロキシエチルセルロース
0.2
0.2
ラノリン脂肪酸コレステリル
0.1
−
−
0.5
ジメチコン
2.0
4.0
アモジメチコン
1.0
1.0
−
1.0
0.9
0.9
to100
to100
3.5∼4.0
3.5∼4.0
80,000 ∼ 100,000
(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/
ロジン酸)ジペンタエリスリチル
ラノリン脂肪酸
ベンジルアルコール
乳酸(90%)
精製水
pH(5%)
粘度 (mPa・s)
10,000 ∼ 30,000
コンディショナーの官能評価
総合評価
カワソフト EP59S(基準)
塗布時の
「髪へのなじみやすさ」
翌日の
「髪の感じ」
ベヘナミドプロピル
ジメチルアミン
ベヘントリモニウムクロリド
塗布時の
「髪のなめらかさ」
乾いた後の
「髪のまとまり」
すすぎ時の
「髪のなめらかさ」
乾いた後の
「髪の感じ」
タオルで拭いた時の
「髪の感じ」
コンディショナー処方例の
カワソフト EP59Sを
ベヘナミドプロピルジメチルアミンまたは
ベヘントリモニウムクロリドで
置き換えた処方で官能評価。
レーダーチャートは外側ほど高評価。
カワソフト EP59Sを配合したヘアコンディショナー、ヘアマスクは、
塗布時は毛髪になじみやすく、すすぎ時は滑らかな指どおり、
乾燥後は毛流れ良くまとまり、しっとりと柔らかい感触になります。
カワソフト EP59Sの融点
。
融点( C)
品名
カワソフト EP59S
42∼44
ベヘナミドプロピルジメチルアミン
55∼75
ステアラミドプロピルジメチルアミン
55∼70
カワソフト EP59S は融点が低く、取り扱いが容易です。
無溶媒タイプなので、配合時に揮発成分が飛散しません。
細胞毒性試験
IC50(μmol/L)
品名
カワソフト EP59S
10.8
ベヘントリモニウムクロリド
8.5
ステアリルトリモニウムクロリド
1.6
培養細胞を用いたニュートラルレッド法。
IC50 は 50% 阻害濃度。数値が大きいほど細胞毒性が低い。
カワソフト EP59S は 4 級アンモニウム塩と比較して、
細胞毒性が低いコンディショニング剤です。
生分解性試験
品名
カワソフト EP59S
ベヘントリモニウムクロリド
ステアリルトリモニウムクロリド
分解度(%)
47.2∼52.7
3.7
0
標準汚泥で 14 日間培養。
カワソフト EP59S は 4 級アンモニウム塩と比較して、
生分解性が高いコンディショニング剤です。
ライフ事業部
本
社
大阪営業所
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TEL.06 - 6201-1631 FAX.06 - 6227- 0755
2011- 05 - 1000
2011- 06 - 1000