研究実践紹介

複式学級学習指導の展開例(第3・4学年 算数科)
単元名 時間と長さ
第3学年
単元名 がい数とその計算
第4学年
⑴ 目標
長さの加減計算ができる。
⑴ 目標
概数で求める計算の仕方を工夫し、説明することができる。
⑵ 準備物
掲示物、ワークシート
⑵ 準備物
チャレンジカード、掲示物
⑶ 展開
⑶ 展開
指導上の留意点(〇)
学習
児童の意識の流れ
学習活動
評価(◎)
〇 学習の手順を提示しておく。
児童の意識の流れ
過程
練習問題を解こう。
1
練習問
評価(◎)
1
今日の
題を解く。
・ m を km で表す問題が苦手だから頑張ろう。
いて話し
課題把握
・ 1km=1000m を使って練習問題を解こう。
およその代金を早く・かんたんに知るためには、どのように計算すれば
よいのだろう。
学習につ
強化発展
学習の手順
① 練習問題を解く。
② 今日の課題
③ 自分で考える。
④ みんなで考える。
⑤ まとめを考える。
⑥ 算数日記を書く。
指導上の留意点(〇)
学習活動
○ 学習の手順を提示しておく。
学習の手順
① 今日の課題
② 自分で考える。
③ みんなで考える。
④ まとめを考える。
⑤ 練習問題を解く。
⑥ 算数日記を書く。
34980円のデジカメと20350円のプリンターを買います。
合う。
代金は約何万何千円になるでしょう。
・ 代金だから、デジカメとプリンターの値段を合わせたらいいね。
・ 約何万何千円と答えないといけないから、千の位までのがい数だね。
○
身近な生活と関連させた問
道のりを計算するときに気をつけたらよいことは何だろう。
2 今日の
題として、学校の周りの地図を
・ 仕七川小学校から滝渡瀬橋までは 900m だよ。
・ 滝渡瀬橋から音彩さんの家までは 1km500m だよ。
りを確認する。
・ 合わせて 900m+1km500m=2km400m 2km400m だね。
○
り、指でなぞったりして、道の
答えを見当づけてから考え
自分で考えよう。
合う。
自力解決
地図に道のりを書き込んだ
いて話し
3 自分で
るようにする。
ホワイトボードに書くように
3
表する。
題を作るようにする。
用意しておく。
自分の考えを発表しよう。
を合わせたらいいね。
○
2通りの計算の違いをはっ
きりさせ、はじめから概数にし
・ 34980+20350=55330 約 55000 円
計算してからその答えをがい数にしました。
相互検証
○ 早くできた児童は、自分で問
・ 友達にヒントをもらおうかな。
面河小学校のプールへ行くのとでは、どちらがどれだけ近いでしょう。
・ 仕七川小学校から美川小学校までだから、2km400m に 2km500m と 4km700m
解き方が思いつかない児童
のためにチャレンジカードを
自分の
仕七川小学校から美川小学校のプールへ行くのと、仕七川小学校から
○
・ チャレンジカードを見てみよう。
考えを発
自力解決
する。
○ 1つの方法で考えられたら、
違う方法で考えるようにする。
・ 違う方法で考えてみよう。
考える。
○ 自分の考えがまとまったら、
自分で考えよう。
考える。
課題把握
○
自分で
学習につ
仕七川小学校から音彩さんの家までの道のりはどれだけですか。
使う。
2
て計算するよさに気付かせる。
◎
・ 34980→35000、20350→20000
概数で求める計算の仕方を
工夫し、説明することができた
35000+20000=55000 約 55000 円
・ 「どちらがどれだけ」を求めるのだからひき算だね。
千の位までのがい数にしてから計算しました。
か。
(発表)
○
・ できたから、問題を作ろう。
今日の学習のまとめを児童
自身の言葉でまとめるように
それぞれの数をがい数にしてから計算すれば早くかんたんに計算でき
る。
◎
長さの加減計算ができてい
るか。
(ノート)
○
4
自分の考えを発表しよう。
今日の学習のまとめを児童
・ まず、美川小学校までの道のりを求めました。
する。
それから、ちがいを求めました。
考えを発
練習問
練習問題を解こう。
概数にしてから計算したら
よい問題を用意する。
34980円のデジカメと20350円のプリンターのねだんのちが
表する。
9km600m-8km700m=900m
○
題を解く。
いは約何万何千円になりますか。
強化発展
2km400m+2km500m+4km700m=9km600m
4
相互検証
自身の言葉でまとめるように
自分の
する。
・
○
2人ともできたら答え合わ
せをする。
先にがい数にして求めました。
34980→35000、20350→20000
面河小学校のプールの方が 900m 近いです。
35000-20000=15000 約 15000 円
同じ単位どうしを計算する。
○ 本時の学習を振り返り、次時
算数日記を書こう。
学習を振
・ km どうし、m どうしで計算すればよいことが分かりました。
研究の視点
今日の
り返る。
○ ふるさとを生かした学習問題を解くことで、解決の見通しをもって学習に取り組めていたか。
5
自己評価
への学習の意欲を図る。
5
今日の
算数日記を書こう。
学習を振
り返る。
○ 本時の学習を振り返り、次時
への学習の意欲化を図る。
・ 先にがい数にしてから計算する方が簡単にできることが分かりました。
○ 算数の用語を使った分かりやすい説明をさせることで、理解を深めていたか。