数学は、計算や図をたくさん書きます。 計算は、途中式を省くと、ケアレスミスを起こしやすくなります。 図形やグラフの問題では、辺の長さや角度、面積などを求めさせられます。問題文を読みな がら、角度や辺の長さ、座標などを書き入れていくことで、どこの何を求めて行けば答えに たどり着けるのか解っていきます。 以上のようなことから、数学は計算過程や図など、たくさん書く教科であり、ノート作り が非常に大事になります。 数学のノートの作り方を中心に、家庭での学習方法を下記に記載しましたので、今後の学 習に役立ててみて下さい。 ①数学のノートの作り方 問題を解くときには、計算過程や図など書き入れます。ノートに解いた答えをみて、どこ で間違えたのかすぐにわかるようにすることで、有効的にノートを活用できます。自分で間 違えやすい部分も把握でき、ケアレスミスも少なくすることができます。 ノートの作成方法の例を下記に示しましたので、参考にしてみて下さい。 要点・公式など ・・・・・ 問題の解答 1 P○ □ (1).2x+x=3 間違った問題の解答 X=・・・・ 解きなおし1回目 1 P○ □ (1)・・・・・ X=・・・・ (2)・・・・・・ (2)・・・・・ ・図は、大きく書くこと。 ・一行空けて、計算する。 ・間違った問題の答えを書けるスペースを設ける。 ・右のページには、左のページを隠して解き直しする。 ②問題の解き直し ・問題集に解答を書き込んでしまっては、解き直しはできません。問題集に書き込まずに、 ノートに解答を書くようにしましょう。 繰り返し同じ問題を解き直しすることで、問題の解法の手順を覚えることができ、基礎力 が強化できます。数学は、問題を多く解くこともとても大事ですが、数学を苦手にしている 生徒さんほど、まずは、同じ問題を繰り返し解き”解き方を覚える”ことを徹底して行きま しょう。基本問題の解き方をしっかりと覚えることで、応用問題に取り組んだときに、「前 にこのようなテクニックを使って解いた問題だ!」ということにも気づくようになります。 そのようなことを積み重ねて学習していき、更に理解力を深めていきますと、応用力が身に つくようになり、問題を多く解くことができるようになっていきます。 まずは、基本問題を”解けるまで、何度も繰り返し解く”ことから始めてみましょう。 ・間違った問題と解けなかった問題には問題集に印をつけて繰り返し解き直して下さい。 1回目に解いて、印をつける、印の付けた問題をまた解く、また、解けなかったら印をつ ける・・・、というような要領で解き直しをしていきましょう。 自分が苦手としている問題、ミスしやすい問題など、弱点も把握することができ、テスト 前の見直しにも役立ちます。 ③授業を終えたら、理解しているうちにすぐに復習をする。 授業内容を忘れないうちに、授業を終えてから2,3日後に問題に取り組むようにしましょ う。授業の4日後以降は、前に述べました解き直しを行うようにしていきましょう。 以上のような方法で学習を行うことで、確実に学力は伸ばせます!! 実行してぜひ学力を伸ばしていきましょう。
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