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販売促進資料
添付ファイル申請に関する注意点
(クラスタ構成とした場合の注意)
2004年4月現在
クラスタ構成とした場合の注意(1/7)
Advance-Flowのクラスタ構成による運用
一定時間に負荷が集中するような場合、IISサーバーの負荷分散のため
に、クラスタ構成とした運用が考えられます。
その際に、添付ファイル格納フォルダが分散先の各IISサーバーから同
一のパスで参照可能とする必要があります。
異なるIISサーバーから同一のアクセスパスで添付ファイル格納フォルダ
を参照可能とするためには、ネットワーク共有によりアクセス権を設定す
る必要があります。
ネットワーク共有されたフォルダを添付ファイル格納先としてAdvanceFlowから参照する場合、Advance-Flowを実行するIISユーザを「インター
ネット ゲスト アカウント」から、他のドメインユーザに変更する必要があり
ます。
上記設定を行った上で、管理者ツールの「添付フォルダ格納パス」に共
有フォルダのネットワークパスを設定します。
例:¥¥AF-SERVER¥AdvAttach¥
クラスタ構成とした場合の注意(2/7)
IISユーザのドメインユーザへの変更(「偽装」の設定)
Advance-Flow用ドメインユーザの登録
ドメインのユーザとして、設定に使用するAdvance-Flow用ユーザを登録しま
す。本ドキュメントにおいては、以下のユーザとして説明します。
ユーザ名:AFUser
パスワード:123456
ドメインコントローラ(PDC)にて上記ユーザを登録し、「Domain Users」グルー
プに登録します。
IISサーバーのmachine.configファイルの変更
以下のフォルダに存在する「machine.config」ファイルをメモ帳などのテキスト
エディタにて開きます。
Windows2000 Serverの場合
C:¥WINNT¥Microsoft.NET¥Framework¥v1.1.????¥CONFIG
Windows Server2003の場合
C:¥WINDOWS¥Microsoft.NET¥Framework¥v1.1.????¥CONFIG
※上記「????」の部分は「.NET Framework」のバージョンにより異なります
クラスタ構成とした場合の注意(3/7)
「machine.config」ファイル内の「<processModel∼」で始まるセクションを検索
します。
「processModel」セクション内の「userName」属性を以下のように修正します。
修正前
userName="MACHINE"
修正後
userName="SYSTEM"
Advance-Flowを実行するIISユーザの変更
以下のフォルダに存在する「Web.config」ファイルをメモ帳などのテキストエディ
タにて開きます。
承認システム用
C:¥Inetpub¥wwwroot¥AdvFlow04
管理者ツール用
C:¥Inetpub¥wwwroot¥AdvAdmin04
※IISの設定により、ドライブが上記と異なる場合があります
クラスタ構成とした場合の注意(4/7)
「Web.config」ファイル内の最下部にある「<identity∼」で始まるセクションを
検索します。
「identity」セクションを以下のように修正します。
修正前
<identity impersonate="true"/>
修正後
<identity impersonate=“true” userName=“(ドメイン名)¥AFUser"
password=“123456"/>
※「userName」および「password」はご使用の環境に合わせて設定して
ください
【補足説明】
上記設定により、Advance-Flowを使用する際には、「インターネット ゲスト
アカウント」ではなく「AFUser」の権限で動作することとなります。これを、
「偽装」と呼びます。
「偽装」により、IISは「インターネット ゲスト アカウント」で動作するときと比
べ、より多くのアクセス権限を持つことが可能となります。このため、セキュ
リティ上、 「偽装」したユーザ(AFUser)の権限には十分に注意する必要が
あります。
クラスタ構成とした場合の注意(5/7)
添付ファイル格納フォルダの共有設定
添付ファイル格納フォルダのアクセス権設定手順
エクスプローラを起動し、添付ファイル格納フォルダに設定するフォルダ
作成します。作成されたフォルダを右クリックし、メニューから「プロパティ」
を選択し、フォルダのプロパティ画面を表示します。
表示されたプロパティ画面で「共有」タブを選択します。「このフォルダを
共有する」を選択し、「アクセス許可」ボタンを押します。
「追加」ボタンによりドメインの偽装ユーザ(AFUser)を選択し、
「アクセス許可」で「変更」の「許可」にチェックをつけます。
「適用」ボタンにより、設定を保存します。
クラスタ構成とした場合の注意(6/7)
「このフォルダを共有する」を選択し、
「アクセス許可」ボタンをクリックする
「追加」により、偽装ユーザ(AFUser)
を追加し、「変更」にチェックをつける。
その後、「適用」ボタンを押し、設定を
有効にする
クラスタ構成とした場合の注意(7/7)
「添付ファイル格納パス」の設定
管理者ツールでの設定
管理者ツールにて「環境設定」をクリックし、環境設定画面を表示します。「その
他設定」の「添付ファイル格納パス」に上記、共有設定にて格納先としたフォル
ダのネットワークパスを指定します。
ネットワークパス:¥¥(サーバー名)¥(共有名)¥
例:¥¥AF-SERVER¥AdvAttach¥
「保存」ボタンをクリックし、設定を保存します。