農林業研修生募集要項

平成27年度 日南町農林業研修生募集要項
鳥取県の三大河川のひとつ、日野川が流れ、1,000m級の中国山地の山々に囲まれた日南町。豊かな
自然に恵まれ、古より農林業を基幹産業としてきた日南町ですが、国内の中山間地域がそうであるよう
に、農林業従事者の高齢化と後継者不足という大きな問題に直面しています。
そこで、日南町では、3 大都市圏及び指定都市(*)で生活している青年等を中心に、新たに農林業経営
を志す人材を募集し、農業、林業に対する個々の技術を身に付けていただくと共に、地域と連携し、地
域行事やコミュニティの支援活動等を通じ、町内に定住する農林業後継者の育成を図ることといたしま
した。期間中は専任の指導者を配置、年間を通じたカリキュラムを設定し、みなさんの農林業技術の習
得をサポートします。先人たちが切り開いたこの農地、林地を後世に残していきたいと私たちは考えま
すので、日南町の恵まれた自然の中で、地元農家や地域のみなさんと触れ合いながら、農林業の実践的
な技術を習得し、この地で大きな夢をつかんでみませんか。
平成 27 年度は「トマト栽培研修生(夫婦限定)」を設け、夫婦でトマト生産による就農を目指す方も
募集します。
(*)詳細及びその他の地域の方は一般財団法人エナジーにちなん事務局にご相談ください。
研修生は地域おこし協力隊員として位置付け、地域活動への参画等も研修に含まれます。
1.農林業研修生募集要項
○基礎研修
農業研修生は、農産物全般の栽培技術指導や農業経営に関する基礎研修を、林業研
修生は新植、枝打ち、間伐等を中心とした基礎研修を行います。
○実務研修
農業研修生は、将来の自立に向けた水稲、野菜等の栽培と出荷販売研修を、林業研
研 修 内 容
修生は、林業に必要な資格取得をはじめ、市場や会社見学もします。
○そ の 他
一般的な農林業技術習得のためのカリキュラムを設定するほか、具体的な就農プラ
ンがある方には、希望に添った研修カリキュラムも提案します。
○地域おこし活動
地域行事・地域コミュニティ活動等への参画
募 集 人 員 ○農業研修生 1 名
○林業研修生 2 名
研 修 期 間 新規研修生…1 年以上~最長 2 年間。
○農林業技術の習得を目的として、日南町が認定した研修先で、1 年以上継続して研
修を受ける意思のある者
応 募 資 格 ○研修終了後に、日南町内で引き続き農林業に従事する意欲のある者
○普通自動車免許取得者
○平成 27 年 4 月 1 日現在で 18 歳以上の者
受
入
先 一般財団法人エナジーにちなん(日南町からの委託)
研 修 実 習 先 町内の農林業法人、先進的農林業経営者等
研修場所等
日南町内で週 40 時間の研修を原則としますが、研修内容(例えば、出荷販売研修等)
によっては、町外研修となる場合もあります。
研 修 期 間 中 ○月額 120,000 円の研修手当の支給
の 生 活 支 援 ○住宅(空き家)の斡旋・住居手当・通勤手当・作業道具等の経費の支援他
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保 険 制 度 厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険
○募集期間
平成 27 年 2 月 16 日(月)~
定員に達し次第終了となります。
○応募書類
・日南町農林業研修生申込書(兼履歴書)
・事前アンケート
応募手続き
・作文「私の思う地方創生」(600 字程度)
○応募書類提出先、お問い合わせ先
上記応募書類を下記へご提出ください。(郵送の場合は書留で)
〒689-5214 鳥取県日野郡日南町三栄 1097 番地 1
一般財団法人 エナジーにちなん
電話 0859-82-0010 / FAX 0859-82-0020
HP:http://www.energynichinan.jp/
○選考方法
書類選考、面接及び作文により、研修生を決定します。
研 修 生 の ○面 接 日 随時。期日及び場所については、個別に通知します。
決
定 ○研修生の決定通知
各応募者宛に結果を通知します。なお、研修生の決定についての異議等は一切受け
付けません。
2.トマト栽培研修生(夫婦限定)募集要項
応 募 資 格
募 集 人 員
○既婚者(1年以内での結婚予定者含む)で、夫婦ともに研修を受けられる者
○研修終了後、日南町内で夫婦ともに就農し、トマト栽培による農業経営を目指す者
○経営主の年齢が平成 27 年 4 月 1 日現在で 20 歳以上 45 歳以下の者
○普通自動車免許取得者(夫婦ともに取得)
○自己資金 400 万円以上が有る者(夫婦の合計金額)
1家族(夫婦)
研 修 期 間
平成 27 年 4 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日
研修期間中
の生活支援
○研修手当の支給
・経営主 120,000 円/月 ・配偶者 120,000 円/月
○住宅(空き家)の斡旋・住居手当・通勤手当・作業道具等の経費の支援他
保 険 制 度
厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険
研 修 内 容
・1 年目は農家・農業法人等でのトマト栽培技術に関する研修
・2 年目はトマト実作による栽培研修
・農業経営及び出荷販売等に関する研修
・地域おこし活動(地域行事・地域コミュニティ活動等)への参画
就農に関する
支
援
策
青年等就農計画の認定を条件として次の支援を受けることができます。
・H27 年度以降に整備するトマト生産団地内のリースハウスの貸与
・農業用機械・施設整備に係る経費の一部を助成
・農地賃借料助成(農地賃借料の全額を最大 5 年間助成)
・青年就農給付金の受給
※所得要件や年齢要件等により助成を受けられない場合もあります。
その他、応募手続き、研修生の決定等については「1.農林業研修生募集要項」に準じます。
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