平成26年度第4回外部精度管理調査結果における標準値の公表について

平成27年3月9日公表
「生乳検査精度管理認証制度」の認証申請、及び認証施設の精度管理評価における
外部精度管理調査の標準値および許容範囲についてのご案内等
外部精度管理調査標準値および許容範囲に関しまして以下の通りご案内いたします。
記
1. 標準値に関して
公益財団法人日本乳業技術協会より認証に係る平成26年度第4回外部精度管理調査の
標準値が以下の一覧表のとおり公開されましたのでの公表致します。
・都府県に於いては、24年度第1回より参加施設の測定値に統計処理を実施した値の平
均値を標準値と致しております。
(北海道内は従来どおり)
試料1
都府県
標準値
都府県
標準値
26年度 第1回
試料2
試料3
試料1
26年度 第2回
試料2
試料3
乳脂肪分
3.91
3.73
3.65
3.82
3.73
3.58
無脂乳固形分
8.81
8.80
8.64
8.80
8.71
8.72
26年度 第3回(直近2回)
試料1
試料2
試料3
26年度 第4回(直近2回)
試料1
試料2
試料3
乳脂肪分
3.84
3.95
3.82
3.72
3.83
3.96
無脂乳固形分
8.94
8.83
8.78
8.98
8.88
8.91
標準値:都府県においては参加施設の測定値に統計処理を実施した後の平均値
北海道
標準値
北海道
標準値
26年度 第1回
試料1
試料2
試料3
26年度 第2回
試料1
試料2
試料3
乳脂肪分
3.88
3.72
3.63
3.79
3.70
3.56
無脂乳固形分
8.85
8.83
8.69
8.79
8.71
8.71
26年度 第3回(直近2回)
試料1
試料2
試料3
26年度 第4回(直近2回)
試料1
試料2
試料3
乳脂肪分
3.82
3.93
3.80
3.71
3.81
3.94
無脂乳固形分
8.96
8.85
8.80
8.97
8.88
8.91
標準値:北海道においては(公社)北海道酪農検定検査協会のマスターマシン(FT2)測定値
※表中に直近2回と表示されている回は、平成27年4月に申請する場合の申請要件である直近
2回の調査回である。
2.許容範囲に関して
生乳検査精度管理認証規程の通り、認証申請につきましては、申請時期の直近 2 回の外
部精度管理調査結果が標準値に対して以下の範囲内であることとします。
また、認証施設の精度管理評価についても標準値に対して以下の範囲内であることとし
ます。
①標準法(変法を含む)及びマイクロ波法
乳脂肪分 ±0.05%以内
無脂乳固形分 ±0.04%以内
②赤外線分光多成分測定装置
乳脂肪分 ±0.05%以内
無脂乳固形分 ±0.07%以内
3.許容範囲に関する特例措置(申請時のみ)
認証規程における原則の解釈を認証委員会での協議の結果、許容範囲の逸脱の場合の
特例措置を以下の内容にて決定いたしました。(赤外分光多成分測定装置の場合)
A:直近 2 回の外部精度管理調査の結果において、無脂乳固形分の3検体×2=6 検体
のうち 1 検体のみ標準値から±0.09%の範囲内にある場合、
前回外部精度管理調査結果(参考:平成26年10月申請の場合 平成25年度第
4回の外部精度管理調査結果)に遡り、その無脂乳固形分 3検体が標準値の許容
範囲内にあること
B:原因が究明できており改善措置が講じられていること
以上の項目 A および B が同時に満たされている場合は、2.②の要件を満たすことと
致します。
【お問い合わせ】
(一社)J
ミルク
企画情報グループ(大野)
℡ 03-6226-6353
Fax 03-6226-6354
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