立入が丘小学校だより No.10

立入が丘小学校だより
No.10
生き生きと輝く学校
〔 たのしさいっぱい! ちからいっぱい! はないっぱい! 〕
平成27(2015)年 1月21日
自分自身の取り組みが自信につながる!
立入が丘小学校
校長
森川
作右門
平成27年を迎え、第3学期の始業式では年の初めでもあり、子どもたちには、今年も目標(めあて)
や夢をもつことを伝えました。その中で、小さなことこそ全力で、ひとつ余分にがんばることをあらた
めて進言しました。
6年生の組体操の写真を提示し、一人ひとりが力を合わせることで演技が完成することを説明しまし
た。土台となって基礎を作る友だち、間に支えとなって積み上げていく友だち、そして頂点に登るため
に土台を支える友だち、不安定でもそれぞれが役割を担い、力を補完しながら頂点に人が立ち、演技は
完成します。目標や夢は、その一人ひとりの役割と捉えると漢字、ひらがななど文字を丁寧に書く、
ノートの使い方を丁寧にする、身の周りの整理整頓をする、人に親切にする、おうちのお手伝いをす
るなど簡単なことを積み上げていくことで築かれていくように思います。それを継続し、一日前より
はより丁寧に、またきれいになどひと味工夫することが自信につながる大切なことだと考えています。
目の前の課題や問題に対峙した時、うまく対応できるとは限りません。何らかの壁にあたってしま
うものです。その時どうすることがよいのでしょうか。そのことから逃げてしまうほうが、楽なこと
は当然ですし、そうしたいと思うこともよくわかります。実際にそのときだけを考えればその方が良
いのかもしれません。
しかし、その場を避けていても、不思議なことにまた同じような課題や問題に出合い、困ってしま
うことがあります。その時は、たいへんでも後々活きてくるもだと捉えて対峙することが「こういう
時はこうすればよい」と対処する力を身につけることにつながるものだと経験から実感してもきまし
た。何かにぶつかり、何とかしようと取り組んだり、迷ったり、失敗したりと繰り返すことが多々あ
るものです。その体験から得ることこそが自信となるのではないでしょうか。行動を変えていくと不
思議なことに心も変わります。目標や夢をもつことは人から与えてもらうものではありません。自分
から取り組むものだと思います。身近なことから、将来に関わること、人が見てちっぽけなものから
遠大なものまで、人によって見方は違っても立派な目標や夢だと思います。それはスケールの大きさ
で評価されるものではないようにも思います。人と比べて自分を見るのではなく、自分が歩んだ道を振り返
り、目の前の課題や問題に対峙し努力している自分の姿を大切にしてほしいものです。
簡単なようですが、なかなか継続しないのも壁となります。でも、家族や友だちの励ましや賞賛、
「が
んばってるね」「ずいぶん続けて変わったね」などささやかな声掛けでも大きな推進力となります。
学年のまとめの学期を迎えました。今学期もどうそよろしくお願いいたします。
校内書き初め展
2月3日(火)~6日(金)
場所:2階多目的室
全校の子どもたちの硬筆や毛筆の作品が展示されます。是非ご覧になってください。
3学期が始まって…楽しかったフローティングスクール
「湖の子」わくわく航海の2日間を紹介します。
1月9日(金)琵琶湖大橋港で「湖の子」に乗船・出港→開校式→避難訓練→昼食→船内見学
→長浜タウンウォークラリー→夕食→「湖の子」の夕べ→自分を見つめる時間→消灯
1月10日(土)朝のつどい→朝食→びわ湖環境学習→昼食→多景島・沖島展望→「湖の子」掃除
→学習のまとめ→閉校式→下船
乗船風景
いよいよ出港
開校式
船長さんから
甲板で避難訓練
長浜でタウンウォーク
救命胴着を着て真剣
班での学習・ミーティング
みんなで楽しく食事
「うみの子」の夕べ
綱引き大会
避難訓練
寒くても班で協力
環境学習
1月16日
休み時間に地震が起きたことを想定して、避難訓練をしました。また
避難訓練後、毎年実施していますが、5年生は起震車体験と地震防災に
ついてのお話を聞きました。子どもたちは20年前の1月17日に起き
た「阪神大震災」のことは知りませんが、子どもたちにもできる防災に
ついてはしっかり伝えていかなければいけないと感じています。
守山市学校給食週間
1月21日(水)~30日(金)
先日『「食育もーりもり」つうしん』を配布しましたが、明日から学校給食週間が
始まります。毎日子どもたちが食べる給食は、子どもたちの栄養のバランスだけでな
く、自分の郷土である滋賀の郷土料理を知ったり、給食を通していろいろな国や地域
の食文化を考える機会になったり、いろいろなことを考えて献立が作られています。
また給食のために安心な食材をつくってくださっている生産者の方や献立を考えてく
ださっている方、調理をしてくださっている方など、たくさんの人たちのおかげで美
味しい給食をいただけていることを忘れないでください。
2学期、給食のざんさいが多くて悲しい気持ちになった
こともありましたが、一人ひとりができるだけ残さずに食
べようという気持ちが持てるようになったと思います。「ごちそうさま」と
いう大きな声と笑顔が、毎日給食を作ってくださっている方への「ありがと
う」につながっていくと思います。