第 28 回豊田市戦争展・1100 名の参加者で成功

第 28 回豊田市戦争展・1100 名の参加者で成功
豊田市平和を願う戦争展実行委員会
代表委員冨田好弘
8 月 22 日、23 日豊田産業文化センタ－にて開催の戦後 70 年「豊田市戦争展」が多くの市民の
みなさんの関心の高まりの中で成功しました。20 団体と 20 数名の実行委員で構成する市民運動
です。4 月に実施した平和リレ－(挙母地域とトヨタと戦争)での調査活動、これまでの 200 余名の市
民の証言、情報と資料提供による積み重ねた上の取り組みでした。また多くのマスコミが注目する
中で中日新聞の後援を頂いたことは大きな励ましとなりました。
初日の戦争体験を聞く会は中国侵略での体験、トヨタ本社工場への模擬原爆投下時に工場地
下にいた方の証言、被爆者の体験など 6 名の方のお話で「驚くことばかり」の話でした。
今年の展示は「挙母と戦争」「トヨタと戦争」を中心に戦争とはなにか、その侵略戦争の事実を知
ろう、そして戦争をさせないためにはいま何を私たちがしなければならないか、そして豊田市民の
中で広がっている平和を創る市民パワ－の紹介とその力の発揮を呼びかけました。
特別企画として「武力では平和は守れない」として特別講演を長峯信彦愛知大学教授のお話、
平和のうたごえ、絵本の読み聞かせ、紙芝居「学童疎開の記録」アニメ映画「対馬丸」など多彩な
内容となり力をもらえたと喜ばれました。会場での募金はこれまでの 1・5 倍も集まり支えて頂きま
した。
展示ホ－ルでは元豊田市助役の柴田清さんが「戦争は絶対ダメ、二度と戦争したら日本は無く
なってしまう、みなさん、これからも頑張って」と激励のお言葉を頂きました。
会場では大事なものを持ってこられた方、「よく集めたね、充実してるよ」「ニッポンのために大きな
力だね」「トヨタ爆撃の意味が分かった」「他市は主催しているのになぜ豊田市は知らん顔してるの
か」「子供と一緒に観たくて来た」「安倍さんの政治、本当に危ないね」5 歳くらいの子供さんが「わ
かった、わかった戦争反対」などたくさんお声が寄せられました。
現在国会で審議中の「戦争法案」戦争する日本への暴走を何としても阻止しなければ私たちの
平和の未来はありません。共に力を合わせてそれぞれの持ち場で力を発揮していきましょう。

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