手持ち資料 道央圏に新設する高等支援学校の教育について (札幌あいの里高等支援学校) 教育方針(案) 1 生徒一人一人の可能性を最大限引き出し、将来の自立、 社会参加、社会貢献できる生徒を育成する。 2 生徒一人一人の将来の夢や希望について、真摯に傾聴 し、それらに向かって常にベストを尽くす生徒を育成す る。 平成27年10月19日(月) 10月25日(日) 基 本 理 念 (案) 3 生徒一人一人のこれまでの学びや経験、学習スタイル や認知の特性などを踏まえた、多様な学びに応えること のできる教育を推進する。 生徒が身に付けようとする力(案) 学校教育目標・校訓(案) 学校教育目標(案) For the dream Do your best 「夢のために、ベストを尽くす」 ~今の自分を超え、より高みをめざそう~ 校訓(案) 「未来」「チャレンジ」「感謝」 教育課程の特色(案) 未来に向かって、ベストを尽くす生徒を育てる 学習指導 • 基礎・基本を身に付け、自 ら課題を見付け、自ら学び、 自ら考え、主体的に判断し、 行動し、よりよく問題を解 決する資質や能力を育てる。 生徒指導 • 自らを律し、他人とともに 協調し、他人を思いやる心 や感動する心を育てる。 進路指導 • 将来の職業や生き方につい ての自覚を促し、一人一人 の社会的・職業的自立に向 けて必要となる能力を育て る。 • たくましく生きるための健 康や体力を育てる。 個別の指導計画に基づいた一人一人の実態に応じた指導の充実 個別の教育支援計画を作成し、保護者及び関係機関と連携を図った支援を実施 ○自己を理解し、他者の考えや個性を尊重する力 ○集団(チーム)の一員として、役割を遂行する力 ○必要な支援を適切に求めたり、相談したりする表現力 ○TPOに応じた言動を行う力 ○職業生活・社会生活に必要な事項の情報を収集し活用する力 ○社会の様々な制度やサービスに関する理解し、実生活で活用する力 ○労働と報酬の関係を理解し、計画的に消費する力 ○職業及び働くことを意識し、社会生活において果たすべき役割を実 行する力 ○職業生活に必要な習慣を形成する力 ○職業の意義を実感し、将来設計に基づき、余暇を利用する力 ○将来設計や進路希望の実現を目指した目標を設定し、その解決に向 けて取り組む力 ○社会自立を目指した系統的・実践的な学習 ○生徒を相互につなぐ縦(学年間)・横(学年内)の連携 ○地域に根ざした学習活動の展開 ○自主的な取組を促す課外活動の充実 知的障害のある児童生徒のキャリアプランニング・マトリクス (国立特別支援教育総合研究所)より抜粋、一部改 1 手持ち資料 職業学科及び普通科の教育課程の特色 職業学科 各学科の「主として専門学科において開設される各教科」(作業学習) を中心に教育課程が編成されます。作業学習を中心に学習を進めます。 普通科 教科等の指導を中心に教育課程を編成します。国語、数学、社会、理 科などの各教科を中心に学習を進めます。 学科 職業学科 普通科Ⅰ型 設置学科 想定する作業内容 普通科(普通科Ⅰ型) 生産や事務に関する軽作業 職業自立・社会自立 職業学科 主な教育課程の特色 環境・流通サポート科 ○専門教科(作業学習)を中心とした教育課程 ○産業現場等における実習(現場実習) ○教科の指導を中心とした教育課程 ○産業現場等における実習(インターンシップ実習) 【参考】 ○自ら主体的に、あるいは支援者とともに自分の生活をデザイン (計画・ 星置養護学校 ほしみ高等学園 ○多様な教育的ニーズに応えるため、個々の目標、支援度、支援内容を 設計)する力を養うことを目指す。 視野に入れ、ワークデザインコース、ライフデザインコースの2つのコー スを選択して履修する。 職 家庭科 業 福祉サービス科 学 製菓、縫工 など 科 生活技術科 木工、窯業 など 介護の技術、接客 など 生活家庭科 縫工、手織り、染色 など 観点例 主に取り扱う各教科等 ・専門教科 ・職業 など インターンシップ実習 主に取り扱う各教科等 ・総合的な学習の時間 ・職業 など 職 業 学 科 普 興味・関心や 作業学習や体力つく 得意な学びのス りなどを中心に学び、 タイル 職業生活に必要な知 識、技能、態度・習慣 を身に付けたい。 通 科 教科の学習を中心に 学び、社会生活全般に 必要な知識、技能、態 度・習慣を幅広く身に付 けたい。 高等部卒業後 卒業後の進路として 高等部での学習を通 の進路希望 主に就労を希望してい して、卒業後の進路を る。 考えたい。 高等部卒業後は進学 を希望している。 ※ 卒業後の進路については、学科によって限定的にとらえるものではありません。 普 通 科 3 学 年 ■週12時間の作業学習 ●20日間程度の現場実習 ■各教科等の幅広い知識や技能の習得 ■地域における体験的な学習 ●5日間程度のインターンシップ(2回) ○就職希望者は20日間程度の現場実習 2 学 年 ■週10時間の作業学習 ●5日間程度の現場実習 ■各教科等の幅広い知識や技能の習得 ■地域における体験的な学習 ●5日間程度のインターンシップ 1 学 年 ■週10時間の作業学習 ●3日間程度の現場実習 ■各教科等の幅広い知識や技能の習得 ■地域における体験的な学習 ●3日間程度の就労体験 履修する各教科等 学科を選択する場合の観点(例) 現場実習 教科の学習などを通じて、興味・関 心をもった企業等において、自己と社 会の関係、役割や貢献などの意義につ いて理解することを目的に実施 清掃、印刷、製本 など 7 現場実習とインターンシップ実習(案) 進路希望に応じた企業等において 実践力を養うことを目的に実施 職業学科・普通科 3年間の学習の流れ(案) 本校に設置する学科と想定する作業 【共通】 国語 数学 社会 理科 音楽 美術 保健体育 職業 家庭 情報 外国語 特別活動 自立活動 道徳 総合的な学習の時間 【職業学科】 家政 工業 流通・サービス 福祉 2 手持ち資料 学科における学び方の違い(例) 職業学科 普通科(普通科Ⅰ型) 例えば 社会、理科、情報、外国語 社会 ■1コマの授業時間は50分間です。 ■音楽、美術、保健体育は、学年合同で行う予定 でいます。 生活技術科/生活家庭科 理科 生徒が自主的に考えて取り組む「生徒参加型」の授 業つくりを目指します。 生活単元学習 情報 外国語 社会、理科、生活単元学習 週時程表(案) 月 火 8:50~ 9:00 水 1校時 ★ 情報 数学 10:00~10:50 2校時 数学 理科 音楽 10:55~11:45 3校時 職業 家庭 職業 金 9:05~ 9:55 1校時 体力つくり 2校時 生単/社会 10:55~11:45 3校時 11:50~12:40 4校時 国語 総合 社会 給 13:15~14:05 5校時 音楽 14:10~15:00 6校時 外国語 数学 食 ★ 保健体育 *職員会議や職員研修会、悪天候などで行わない日もあります 総合 美術 ■開校時は「読書の時間」として位置付けながら、生徒と 一緒に「活動内容」を考えていきます。 ■生徒会活動や集会活動も年間で計画的に行う予定です。 金 作業 作業 作業 給 5校時 体力つくり 職業 音楽 生単/理科 作業 国語 保健体育 6校時 作業 食 音楽 総合 美術 数学 LHR S H R 15:15~16:00 課 外 活 動 地域での学習や産業現場における実習(案) 名称 活動として設定する時間 月曜日~金曜日 15時15分~16時00分 木 15:05~15:15 1 学 年 国語 国語 12:40~13:15 14:10~15:00 水 体力つくり 生単 12:40~13:15 職業 現場実習 保健体育 職業 4校時 例:「発見学習」「問題解決学習」「体験学習」 「調査学習」「グループディスカッション」 「ディベート」「グループワーク」 など 火 S H R 10:00~10:50 課外活動(案) 木 S H R 9:05~ 9:55 11:50~12:40 月 8:50~ 9:00 13:15~14:05 環境・流通科/家庭科/福祉科 普通科 週時程表(案) 指導の実際(案) 2 学 年 期間 主な内容 3日間 ・地域を学習場所とした実習体験 普通 就労体験 3日間 ・地域を学習場所とした実習体験 職業 現場実習 10日間 普通 インターンシップ 5日間 ・卒業後の進路先を見据えた産業現場で の実習 ・関心のある産業現場での実習 LHR 15:05~15:15 S H R 15:15~16:00 課 外 活 動 ★について 時事に関すること、社会のルール、他者とのコミュニケーションについて学ぶこ とで、円滑に豊かな社会生活を送ることができる資質を育てる学習を検討していま す。 ■部活動のほか、資格取得希望者、進学希望者などへの学 習支援も進めていく予定です。 ■全員の生徒が、何らかの活動に興味をもって取り組める ような有意義な時間となるように工夫します。 3 学 年 職業 現場実習 20日間 普通 インターンシップ (2回) 5日間 ・関心のある産業現場での実習 (10日間) 現場実習 *就職希望者のみ 20日間 ・卒業後の進路希望に沿った産業現場で の実習 ・卒業後の進路先を見据えた産業現場で の実習 3 手持ち資料 地域に根ざした学校 地域に根ざした学校 学校周辺の地域における継続的な活動 例 ■ ■ 地域にある施設の清掃、地域の環境整備 ■ 校内の施設を活用した活動 例 ■ 校内に設置した喫茶スペースの地域開放 本校への通学 地域の公園や駅、バス停などの清掃 校内の喫茶ホールを活用した地域開放、作業 製品の展示、販売 近郊の幼稚園、保育園、小・中学校、高校、 地域の施設などとの交流 地域の方による授業(外部講師など) 本校への登下校は通学となります。 (寄宿舎やスクールバスはありません) 学校までの主な通学手段 路線 JR 経路(乗車場所 → 降車場所) 札沼線 (学園都市線) 中央 麻24 バス 栄20 栄23 地域からの学び 社会参加 社会貢献 例:ゲストティーチャー 社会自立 地下鉄麻生駅 → あいの里1条6丁目 地下鉄栄町駅 → あいの里4条6丁目 東69 地下鉄環状通東駅 → 教育大学前 22 札幌ターミナル → 札幌駅 → あいの里4条6丁目 本校への通学(JR) 札幌あいの里高等支援学校 新十津川駅 → 当別駅 → あいの里公園駅 札幌駅 → あいの里公園駅 制服・ジャージ・作業服 小学生の通学での利用は 7:50、8:08 15分 教育大学前 3分 あいの里 公園駅 あいの里 4条6丁目 15分 15分 あいの里 1条6丁目 JR札幌駅発 JRあいの里公園駅着 学校到着(予定時刻) 8:02 8:30 8:45 JR当別駅発 JRあいの里公園駅着 学校到着(予定時刻) 8:06 8:17 8:30 JR駅、バス停留場の利用状況などを踏まえ、 生徒が安全に通学できるように計画的な通学指導 を進めていきます 他校の制服、ジャージ、作業服 制服などの作成に向けた今後のスケジュール(予定) 10月~ デザインなどの検討 11月~ 業者への見本作成依頼、選定 12月~ 制服デザイン及び取扱業者の決定 4 手持ち資料 経費(参考) 入学にかかわる教育相談 *他校の状況等を参考におおよその金額を示したもの 教育相談の受付先 011-694-0007(開校準備事務室専用) 制服 40,000円程度 作業服等 15,000円程度 ジャージ等 20,000円程度 入学時納入金 (各種保険、旅行積立金等) 50,000円程度 ■教育相談は学校を通して電話で申し込みください。 その他、入学後に係る費用(月) (学習費、給食費、PTA会費等) 10,000円程度 ■教育相談は、開校準備事務室のある札幌高等養護学校で 行います。 *就学奨励費の対象となる場合があります(対象となる費目 等詳細については入学時に説明します)。 教頭 奥田 雅紀(おくだ まさのり) 教諭 渡部 一也(わたなべ かずや) ■教育相談は生徒、保護者、担任との面談となります。相談 時間は1時間前後の予定です。 5
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