ミクロネシア諸島 - 国立中央青少年交流の家

ホストファミリーと対面する前に、ミクロネシアの子供たちは地元
御殿場で様々な出会い
『地元そば職人さんとの交流・そば打ち体験』
青少年教育施設と地域との連携で行う子供の国際交流事業
地元の名産「みくりやそば」の職人さんと交流を図りながら、そば打ちを伝授してもらいました。
ミクロネシアの子供たちは、
『御殿場市立玉穂小学校5年生との交流会』
玉穂小学校の子供たちにミ
クロネシアのダンスを教え、
一緒に踊りました。玉穂小
学校の子供たちは、日本の
昔ながらの遊びをミクロネ
シアの子供たちに教え、一
緒に遊びました。その後給
食を一緒に食べ、親睦をさ
らに深めました。
本事業は国立中央青少年交流の家が地域との橋渡し
役を務めつつ、日本とミクロネシア諸島(以下略称ミ
クロネシア)の子供たちに、富士山の麓ならではの自
プレステージ
第1ステージ
コミュニケーションを円滑に行うための
『ホストファミリーのための英会話教室』
の実施
青少年教育施設でミクロネシアの子供た
ちと地元のホストファミリーの子供たち
のみでの集団宿泊生活
然体験や地域との交流体験の機会を提供するものです。
特に、今回は、日本とミクロネシアの子供たちが末永
【ホストファミリー子供の感想】
・・・英語ではうまく会話をすることができなかったけど、ミクロネシアの子供と一緒に運
動をして楽しかったです。一緒に生活をしてお風呂の習慣の違いや外でくつをあまり履かないことなどミクロネシアの子供
たちと自分たちの生活と違うことがいろいろ分かりました。でも笑顔は私たちと一緒でした。
【ホストファミリー保護者の感想】
・・・子供は英語をうまく話せないが、知っている英単語と身振り手振りで、ミクロネシ
アの子供たちとコミュニケーションを取ろうとがんばっていました。自然の中でのトレッキングで打ち解けてからのホーム
ステイだったので、家では最初から和やかな雰囲気でした。普段は恥ずかしがりやで自分から話すことが少ない子供ですが、
積極的に日本の生活や風習を伝えようとしている姿が見られ驚きました。また、ONE NIGHT(1泊)ホームステイは共
働きの家庭でもトライしやすく、親子共々良い経験になりました。
「ミクロネシア諸島自然体験交流事業」は、ミクロネシア諸島に日本の子供た
ちを派遣し、また、同諸島の子供たちを日本へ招へいし、自然体験や異文化体験
及び人々との交流を通じ、自然の素晴らしさや共存することの大切さを学ぶ機会
を提供するとともに、子供の体験活動の重要性について普及・啓発することを目
的としています。
子供の健全な育成を図る体験活動や読書活動などへの取り組みを支援する国立
青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金」の事業の一環として実施されておりま
す。2002 年度から実施し、今年度で 14 年目を迎えました。
本リーフレットはミクロネシア諸島のマーシャル諸島共和国とミクロネシア連
邦コスラエ州の子供たち 34名が地方プログラムとして静岡県御殿場市にある
国立中央青少年交流の家を拠点に活動した際の内容をまとめたものです。
く友情を育んでもらうことを目指して、ホームステイ
先の家族や子供たちとの交流をメインに企画立案しま
した。
グローバル化が叫ばれている今日ですが、この事業
を通して、子供たちが世界に目を向け、また日本のよ
さや文化の広がりに気づき、世界に羽ばたいてもらえ
たらと願っています。また、国際交流というと、とも
すると構えがちな風潮もあるなかで、地域での「普段着」
での交流が深まる機会となれば幸いです。 第2ステージ
第3ステージ
未来へのステージ
青少年教育施設のプログラム(トレッキ
ング)にミクロネシアの子供たちを含む
ホストファミリー単位で参加
地 域 に 戻 り、そ れ ぞ れ の ホ ス ト フ ァ ミ
リーの特色を活かしたホストファミリー
オリジナルプログラムの実施
今後もつながる関係を目指し、英語での手
紙の書き方を学び、ホームステイしたミク
ロネシアの友達に英文レターを投函
主催:独立行政法人国立青少年教育振興機構 地方プログラム担当:
国立中央青少年交流の家
〒412-0006 静岡県御殿場市中畑 2092-5
E-mail:[email protected]
URL:http://fujinosato.niye.go.jp
【日程・活動内容】国立中央青少年交流の家を拠点に富士山の麓の自然を満喫・地域との交流・文化体験
午 前
午 後
6/19㈮
6/20㈯
6/21㈰
6/22㈪
夜
地元職人さんとの交流
そば打ち体験
6/18㈭
玉穂小学校との交流会
(学校訪問・給食体験など)
みんなでアウト
ドアクッキング
交流の家到着
フリータイム
ホストファミリーも合流し、みんな
で富士山トレッキング
バレーボール大会
ホストファミリーの子供とミクロネ
シアの子供が一緒に交流の家に宿泊
ホームステイ開始∼(ホストファミリープログラム)
ホストファミリープログラム ∼ホームステイ終了
清掃・荷物整理
6/20㈯『富士山麓トレッキング』
∼富士山の中腹 2000m、雲を眼下に∼
朝食はホットドッグ作りに挑戦
家族も合流し、ホストファミリーみんな
で1時間の富士山麓トレッキング。
お昼は山小屋でおにぎり弁当
さよならパーティー
交流の家出発
トレッキング後は、いざホームステイへ
※プレステージ 6/14㈰『ホストファミリーのための英会話教室』
※未来へのステージ 6/28㈰『ホームステイしたミクロネシアの友達へ手紙を書こう』
6/21㈰『ホームステイ本番』
☆ミクロネシアの子供たちとホストファミリーの活動の様子☆
ホームステイでは、日頃日本の
友達と遊んでいる遊びを一緒に
行ったり、一緒に食事をしたり、
プレステージ『ホストファミリーのための英会話教室』
∼うまく伝わるかな、しっかり学ぼう∼
散歩をしたりし、普段の日本の
生活をミクロネシアの子供たち
と満喫しました。
さよならパーティーではミクロ
ネシアの伝統的な踊りを子供た
ちが披露してくれました。
ミクロネシアの子供とコミュニケーションをとるため親子で英会話
を練習しました。
6/19㈮『子供だけの宿泊』
∼交流の家での共同生活∼
未来へのステージ ∼ずっと ともだち∼
『ホームステイしたミクロネシアの友達へ手紙を書こう』
英語での手紙の書き方を
学 び、ホ ー ム ス テ イ し た
ミクロネシアの友達に英
語の手紙を送りました。
交流の家にミクロネシアの子供とホストファミリーの子供だけでの宿泊。学んだ英会話と身振り・手振りで
コミュニケーションを図りました。ボランティアが同じ部屋に宿泊し子供たちのサポートを行いました。