No1事業報告書(約1.38MB)

補助金交付事業
新潟県:平成26年度
「心の絆」交流拡大支援事業費
自然と文化に触れる雪国体験
交流事業 in 南魚沼
平成26年度冬季
事業報告書
会員育成
交流
プログラム
2015.3.20〔FRI〕▶▶▶ 22〔SUN〕
南魚沼・東京大田地域文化交流事業実行委員会
WEB専用
平成27年度冬季 事業報告
第5回交流事業組織・概要
事業名称:自然と文化に触れる雪国体験交流事業 in 南魚沼
主
催:南魚沼・東京大田地域文化交流事業実行委員会(大田区少年育成団体登録)
共
催:大田区青少年対策大森西地区委員会/南魚沼市東地区青少年育成会
補 助 金:平成26年度 新潟県「心の絆」交流拡大支援事業
後
援:文部科学省/大田区/大田区教育委員会/南魚沼市/南魚沼市教育委員会/新潟日報社/
八海山麓自然体験樂校/FMゆきぐに76.2/J:COM大田
協
力:八海山麓・水無渓谷研究会/八海山麓グリーンクラブ/八海山麓スキー場/八海太鼓/
南魚沼市立赤石小学校/南魚沼市立三用小学校/南魚沼市総務課防災庶務班/
国際ロータリークラブ(第2560地区及び第2750地区の賛同会員)
特別協賛:平賀機械工業株式会社/株式会社浅井/株式会社ECG/開真産業株式会社/
医療法人社団治山会小山歯科/医療法人財団安田病院
一般協賛:井口建設工業(株)/新潟セルテック建設(株)/(有)角山開発/(有)ヤマシゲ食品/竹とんぼ/
スキーハウス カム/八海山麓サイクリングターミナル/丸善旅館/八海山麓スキー場/大林寺/
八海山麓スキースクール/(株)ときわ給食センター/銀山商事(株)/日の丸自動車興業(株)/
セブンイレブン大田区大森町店/朝日屋商店/ (有)餅甚/(株)松尾/(有)マッシュ小澤/
(株)小島米穀/(株)林屋/ (株)エンゼルケアアシスト城南/(株)ビートゥニジュウイチ
個人協賛:梅原智重/滝沢明/阪本透/長洲弘文
景品提供:高砂部屋行司呼出の会・ほか
日
程:平成27年3月20日(金)~22日(日) 2泊3日
会
場:八海山麓スキー場 他 南魚沼市内
宿
泊:八海山麓サイクリングターミナル
保
険:全行程(旅行保険、イベント保険)加入
1
御 礼
本事業は、大田区と南魚沼市で生活する児童生徒(以下「会員」という。)は「異な
る地域・違う世代間」が一同に集い、学校及び父母からでは学べない「文化交流・歴史
体験・集団生活」等実践を通した中で将来のリーダーを育成する目的として企画し、今
回で第5回目となる事業を新潟県南魚沼市で開催させていただきました。
今回より会員達には、『チームワークを旨とする体験実習形式』を行い、「色々な地
域が合同で」「世代間学年問わず」「学校教育では味わえない」「会員皆兄弟姉妹」等
の協働体験を通じ、リーダーシップや指導技術・思い遣りを修得しながら、地域活動に
積極的に取り組む人材の育成を第一と捉え事業企画致しました。
平成26年度冬季事業「自然と文化に触れる雪国体験交流事業in南魚沼」も数々の交流
イベントを企画しました。
最終日の22日午前9時より初めて顔を合わせる会員同士が「名刺交換会」で交流会
スタート、その後、受入側地元小学校児童プレゼンツとして「雪上ゲーム大会(ゲーム
大会:最優秀模範会員に赤石小学校長賞、優秀模範会員には優秀賞)」が行われ、今年
も「おもしろ雪だるま作成コンテスト(雪像コンテスト:最優秀作品に大田区議会議長
賞、優秀作品には優秀賞)」も開催しました。
また、午後からの全体懇親交流会では大田区のジュニアリーダー3名が総合司会とし
て進行役を無事努め、お互いの親睦を深めることができました事は感謝に堪えません。
更に、南魚沼市教育長と赤石小学校長並びに三用小学校長が両地域の会員に対し、お
言葉を頂きました。誠にありがとうございました。
これひとえに、ご協賛頂きました各企業・団体・個人をはじめ、行政機関各位のご支
援の賜物と感謝申し上げます。
これからも両地域の会員を中心に、地域の文化交流が出来ますよう、今後ともご支援
ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
南魚沼・東京大田地域文化交流事業実行委員会
2
第5回
(3月)
20
日
日
会員育成交流プログラム
時
スケジュール
会場
15:25~16:20
ピックアップポイント(3か所設置)
ピックアップポイント乗車
16:20~20:30
大田区出発~南魚沼市
大型バス・補助車:各1台
*関越自動車道:2か所休憩(車中夕食)
20:30~21:05 宿舎チェックイン
*オリエンテーション受講
(金)
21:05~22:30 宿舎
自由時間
サイクリングターミナル
~22:30 就寝
5:30~
起床
サイクリングターミナル
6:00~7:10
① 雪山散策(凍み渡り&かんじき体験)
サイクリングターミナル前
7:30~8:20
朝食
8:30~8:50
スキー合わせ
サイクリングターミナル
9:00~11:30 ② スキーレッスン
21
日
(土)
八海山麓スキー場
11:40~12:40 昼食
サイクリングターミナル
13:00~16:30 ③ フリースキー・そり
八海山麓スキー場
17:30~18:15 ④ 防災講話(南魚沼市防災担当者)
18:30~19:20
夕食
19:20~22:30 宿舎
20:00~21:30 ⦿
自由時間
サイクリングターミナル
協議会・懇親交流会
*両地域大人対象、希望者のみ:参加費¥2,000
~22:30 就寝
6:30~
起床
7:30~8:45
朝食
9:00~9:20
⑤ 冬季交流事業開会式(主催者挨拶)
9:20~9:30
⑥ 名刺交換会(会員独自に作成)
サイクリングターミナル
片付け・荷造り
*名刺交換会以外でも名刺交換可
八海山麓スキー場
9:30~10:40
⑦ 南魚沼会員プレゼンツ雪上ゲーム大会(表彰対象行事)
10:40~11:30 ⑧ おもしろ雪だるまコンテスト(表彰対象行事)
22
日
(日)
11:30~12:00 ⑨ 餅つき見学(表彰対象者は餅つきを行います)
*この時間帯「着替可」
⑩ 全体懇親交流会
会場:八海山麓勤労者体育館
12:00~14:00
次第:昼食・要人等挨拶・表彰式・大田会員プレゼンツゲーム大会・
八海太鼓和太鼓披露・講評
体育館入口前
八海山麓勤労者体育館
14:00~14:10 ⑪ 冬季交流事業閉会式(両地域模範会員代表・主催者挨拶)
14:10~14:25
サイクリングターミナル出発
大型バス・補助車:各1台
14:40~16:00 ⑫ 歴史探訪(35分)とスポーツ文化見学(40分)
むかしや・池田記念美術館
22:25~22:55 大田区着
ピックアップポイント下車
*道中『道の駅「ゆのたに」と関越道』3か所休憩
本会は、平成26年4月より新潟県が取組む『防災グリーンツーリズム』に事業団体として加盟いたしました。
交互で開催される事業にて行政の防災計画(過去の被災状況)等を聴講する機会を設け、南魚沼市と大田区の会
員・保護者と一緒に防災について考えながら、顔の見える持続的な交流を行うことで「絆」を育み、いざという時
に頼れる「絆」を築く取組です。
3
活 動 報 告
1. 主な活動
6月初旬
11月5日
11月6日
11月13日
12月5日
12月22日
1月11日
1月15日
1月15日
1月23日
2月22日
2月24日
2月24日
2月26日
2月26日
2月28日
3月1日
3月6日
3月7日
3月8日
3月8日
3月13日
3月17日
3月20日-22日
3月28日
3月31日
4月4日
4月18日
5月下旬
2.
第5回交流事業「日程案」決定
基本計画「行程・予算」策定
日程「3月20日~22日:1.5泊」確定
行程表(案)確定
公式ホームページ「行程表(案)」掲載
文部科学省へ後援名義申請(大田区・教育委員会含む)
大田区報1月11・21日号:区民のひろば「参加者募集」掲載
公式ホームページ「両地区参加者募集チラシ」掲載
両地域「参加者募集」開始
大田区教育委員会(区内各小中学校長宛て)チラシ配布依頼
参加者募集締切(大田区側:応募総数145名)
現地事前協議(南魚沼市長室、教育長室、赤石小学校等訪問)
協議会「ジュニアリーダー総合司会調整(青少対会長)」開催
大田区「一次確定者56名」通知配信(*付添保護者等含む)
公式ホームページ「 両地域特産品情報のお知らせ」掲載
第1回保護者説明会・スタッフ会議開催(大田区)
大田区青少年健全育成大会参加「ジュニアリーダー3名と面会」
第2回保護者説明会・スタッフ会議開催(大田区)
両地域「体験学習のしおり等」納品
登録保護者代表宛て「体験学習のしおり等」配布
公式ホームページ「体験学習のしおり・保護者説明資料等」掲載
協議会「出発時刻調整(青少対会長・学校関係者)」開催
南魚沼市「会員登録37名」参加確定
平成26年度冬季事業「第5回交流事業」開催(会員:大田36名、南魚沼37名)
会員・保護者「アンケート調査票・感想文等」回収(両地域)
J:COM大田「デイリー大田(地域ニュース)」放映
反省会開催(大田区)
反省会開催(南魚沼市)
公式ホームページ「平成26年度事業報告書」掲載
事業目的
初の取組
ご両親に『体験学習のしおり』を「会員へ読み聞かせ」依頼
例「四つのテスト」
一、 心身健康ですか?
一、 団体行動等の規則・約束は守れますか?
一、 何事にも興味を持ち、実践できますか?
一、 目上の人を敬い、小さな子の面倒を見られますか?
人材育成
チームワークを旨とする体験実習形式の実施「人材育成」
単独行動禁止「兄弟姉妹(全ての会員)の関係構築」
ジュニアリーダー(女子高生3名)加入「リーダー資質観察」
チームリーダー・グループ班長「リーダー育成」
表彰対象行事開催「模範会員」
交流事業
名刺交換・両地域プレゼンゲーム等開催と両地域合同チーム仕分け「絆を育む」
防災講話
いざという時の知恵「防災知識」
3. 総括
今回、募集時期を2か月以上前の1月15日からとしました。理由として当たり前ですが、参加者
とコミュニケーションを多くとる必要がある為であります。又、スタッフとして活動して頂く保護者
も多数集まり、スタッフ会議も開催し、色々なアイデア等沢山お伺いできました。
その結果「体験学習のしおり(保護者発案)・ジュニアリーダー加入(共催者発案)」も含め、
「交流プログラム・タイムスジュール・総合司会台本(ジュニアリーダー発案)・特産品情報」等に
魂を込める事が可能となりました。
会員からの感想文では「勉強になった」「ワクワクどきどきした」「色々な人と交流できた」「人
の話を聞く事が何故重要か」「災害が起きる前に行う事」「次回も是非参加したい」等々数多く頂き
ました。しかしながら、今回も多くの失態とご意見・ご要望(27~28ページ掲載)も沢山寄せら
れました事も事実であり、事業を開催する上で、毎回勉強とつくづく反省しております。
事業回数を熟すなどで失態を繰り返さない事は当然でありますが、次回からは「会員からの意見」
も積極的に取入れた「企画・運営」を心掛けたいと改めて感じた次第です。
4
文部科学大臣「祝辞」
南魚沼・東京大田地域文化交流事業に参加の皆さん、南魚沼市での交流活動を楽しんでいらっしゃるで
しょうか。
本交流事業も今回で5回目を迎え、南魚沼市と東京都大田区の皆さんの親交がますます深まり、継続し
て開催されますことについて、心よりお喜び申し上げます。
南魚沼市は、豊かな自然に囲まれ、雪と共生してきた長い歴史と文化に満ちた地域と伺っています。
今回の交流事業では、雪国ならではの体験活動や歴史探訪が行われ、大田区の皆さんにとって、新たな
発見に満ちた新鮮な体験ができることと思います。
大自然の中での初めての体験や遠方の地域の人々との出会いは、皆さんの心身を大きく成長させてくれ
ることと思います。
この交流事業で、未来につながるたくさんの友達をつくってください。
さて、2020年には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。
オリンピック・パラリンピックは東京のみならず、地域のスポーツ、文化、歴史などを世界に発信する
絶好のチャンスです。
そのためにも、我が国は、子供たち、若者たちの挑戦を温かく応援できる社会になることが重要です。
本交流で、人との関わりの大切さ、挑戦する楽しさを学びとった皆さんが、夢や希望に向かって一生懸
命努力することこそ、我が国の将来を明るく活力あるものに変えていく原動力となると信じています。
若い皆さんのこれからの人生を応援するとともに、これからの活躍を期待しています。
結びに、本交流事業の開催に当たり南魚沼・東京大田地域文化交流事業実行委員会及び関係の皆様の御
尽力に深く感謝申し上げますとともに、両地域の子供たちにとって、実り多き交流事業になりますことを
心からお祈り申し上げます。
平成27年3月22日
文部科学大臣 下村 博文
代読:副会長 下村 昇治
南魚沼市長「歓迎」
南魚沼・東京大田地域文化交流事業に参加の皆さん、こんにちは。
大田区の皆さん、南魚沼市へようこそお越しくださいました。南魚沼市を代表して一言歓迎のご挨拶を
申し上げます。
以前にこの事業に参加したことがある人もいるかもしれませんが、ここ、南魚沼市は、日本でも有数の
雪がたくさん降るところです。東京ではすっかり春の陽気になっていることと思いますが、こちらは未だ
にたくさんの雪が積もっています。
昨日は、皆さんで雪山散策やスキーにチャレンジしたそうですが、雪国ならではの体験は楽しめました
でしょうか。
また、防災についてもしっかり学ばれたことと思います。そして、本日は大田区、南魚沼市、両地域の
皆さんが交流を深めることができたのではないかと感じています。
本やテレビなどで、たくさんの情報を知ることができる時代ではありますが、自分自身の体で、普段と
違う体験をすることは、見聞きすることよりも強く心に残ることでしょう。
また、実際に異なる地域の皆さんと出会い、お互いを知り、語りあうことも、大切な思い出になること
と思います。
この雪国での交流事業で得たことを活かし、これからも色々な事にチャレンジしてください。
今回の「南魚沼・東京大田地域文化交流事業」に参加していただいた皆さん、支えていただいた皆さん
の活動が絆を育み、感情豊かに成長することを願い、友情と感動の輸が広がることを心からお祈りいたし
ます。
終わりに、南魚沼・東京大田地域文化交流事業実行委員会及び関係の皆様方のますますのご発展を析念
申し上げまして、私の挨拶といたします。
平成27年3月22日
南魚沼市長 井口 一郎
5
南魚沼・東京大田地域交流事業に寄せて
南魚沼市は3町合併による市制施行1 0年が経過しました。この間、消防署庁舎、特別支援学校、図書
館そして大原運動公園等の大型施設整備が進み、市の基盤ができました。
今年は、次の10年『セカンドステージ・南魚沼』のスタートです。セカンドステージのスタートに当
たって、大きな課題が二つあります。
その一つは、6月開院の魚沼基幹病院と11月開院の市立病院の連携による医療体制の更なる充実です。
二つ目は、安倍教育改革の波が押し寄せる中、いかに南魚沼らしい教育を実践するかです。
南魚沼らしい教育を実践については、4月に市長主宰の総合教育会議を設置し、教育行政の枠組みであ
る大網を定めます。
社会状況の変化に対応するために後期編の策定を進めている南魚沼市教育基本計画を大網として位置
づけたいと考えています。その教育基本計画の一つの柱として、国際交流、良質な文化・ 異文化との接
触を通しての『他地域理解』教育を掲げています。
当市としては、今回で5回目となる南魚沼・東京大田地域交流を『他地域理解』教育に向けての大きな
事業に位置づけています。
地方と都会との文化交流としての南魚沼・東京大田地域交流事業が、共に意義深い交流事業となりま
すよう、そして東京大田地域と南魚沼市の友好発展に寄与するものであることを心から析念し、お祝い
のメッセージといたします。
平成27年3月21日
南魚沼市教育委員会 教育長
南雲 権治
大田区議会 議長「おもしろ雪だるま作成コンテスト」メッセージ
雪国体験交流事業in南魚沼の開催、おめでとうございます。
こちらの事業は南魚沼と大田区の交流事業であり、今回で5回目と伺いました。
普段、雪に接することが無い大田区の子どもたちが、南魚沼に出かけ、雪国の文化に触れるというこ
とは大変良いことだと思っています。
参加された皆さんが事前にデザインを考えて、当日は、世界に一つだけの「雪だるま」が会場いっぱ
いに並ぶ光景は、子どもたちが豊かな発想があるからこそだと思います。
残念ながら、会場にお邪魔することはできませんが、沢山の「おもしろ雪だるま」が出来上がったの
ではないでしょうか。
その中で、本日は、デザイン・作成に素晴らしい雪だるまを作った方に大田区議会議長賞をお贈りい
たします。
おめでとうございます。
この交流事業をきっかけにして両地域がさらに発展して、子供たちが健やかに成長していくことを
願っています。
最後に、本交流事業の成功と、関係者の皆様のご健勝を願いまして、ご挨拶とさせていただきます。
平成27年3月22日
大田区議会 議長 安藤
充
6