平成 27 年 5 月版 平成 27 年度「大学の世界展開力強化事業」 グローバル理工系リーダー養成協働ネットワーク(TiROP)派遣 第 2 次募集 募集要項 事業概要: 本学では、文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の支援を得て、 「グローバル理工系リーダー養成協働 ネットワーク」事業を実施しており、欧米およびアジアの理工系トップ 17 大学への留学を支援しています。 本事業では、本学の大学院学生(学部4年も可)が一定期間、自分の研究室を離れ、留学先大学において東 工大での学位(修士号、博士号)の取得に向けた研究活動を行うものです。従って、一般の交換留学とは異な り、まず自分自身で、留学先大学のどの教員の下でどのような研究を行うか計画することから始まり、受入許 可を得るまで、本学の指導教員と相談等をしながら自分自身で行う必要があります。 対象校:下記 TiROP パートナー対象大学 米国 ブラウン大学、カリフォルニア工科大学、カーネギーメロン大学、ジョージア工科大学 マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校 ミネソタ大学ツインシティ校、ワシントン大学、ウィスコンシン大学マディソン校 欧州 デルフト工科大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、インペリアル・カレッジ・ロンドン パリテック、アーヘン工科大学 アジア 香港科技大学、南洋理工大学 募集件数:TiROP パートナー対象大学に対し各 1 名程度 *但し、ワシントン大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校を除く。 留学タイプ: 留学タイプ 研究と授業 ① 学部生(4 年次以上) ○ 修士課程学生 ○ 博士課程学生 研究中心 ② ○ ○ 1 平成 27 年 5 月版 ① 「研究と授業」…科目履修・研究活動の両方を行う。 学生が指導教員と相談の上、申請までに受入大学の研究室を決定し、その指導教員から受入内諾 を得る必要がある。 対象校における授業料については、別紙2を熟読すること。 対象校で単位を取得する等留学中の学修成果を客観的に評価できる形で持ち帰り、それを本学に 戻った際に単位認定されることが期待される。 ② 「研究中心」…留学先大学において研究活動を行う。 「研究と授業」同様、学生が指導教員と相談の上、申請までに受入大学の研究室を決定し、その 指導教員から受入内諾を得る必要がある。 原則として単位の取得は求められていない。 原則として先方大学の研究員としての身分で留学することになる。所属先により、諸経費がかか る場合があるので各自受入先研究室に確認すること。 受入許可が得られない場合は、本事業で留学はできませんのでご注意ください。そのため、念入りに留学準備 をする必要があります。 支援内容: 1. 日本学生支援機構による奨学金月額 7~10 万円 ※ 機構の示す条件を満たす者に限る/派遣大学により金額が異なる。詳細は別紙1を熟読すること。 2. 往復国際航空券(エコノミークラス) ※ 各自の事情で派遣期間中に日本に帰国する際は、自己負担とする。 応募資格: 1. 原則として応募時点で、本学に在籍する学部4年生以上及び大学院生であり、留学期間終了後、本学 に戻り学業を継続する者。 2. TOEFL-iBT65 点、PBT(ITP)513 点、TOEIC 600 点以上の点数を取得している者。 (注意:この点数はあくまでも本事業による応募資格であり、相手大学・研究室によりこの点数より も高い語学力を要求される場合もあるので、各自確認すること) 3. 派遣開始から 32 日以上活動し、平成 28 年 3 月 15 日までに帰国する者。 応募書類:書類不備の場合は受け付けないので、注意すること。 1. 申請書(指定の様式を使用すること。TiROP サイトの募集要項ページからダウンロード可能) ※ 応募にあたっては、指導教員と学科長/専攻長による承認(署名・押印)が必須であるため、余 裕を持って準備、依頼すること。 2. 成績が確認できる書類 2 平成 27 年 5 月版 学 部 生: 『学業成績書』 (コピー提出可) 大学院生:教務 Web システムの「成績閲覧」画面をプリントアウトしたものを添付すること。 ※ 平成 26 年度 1 年分の成績が記載されていること。 ※ 『学業成績証明書』とは異なるので注意すること。 3. 上述の語学試験(英語)スコアシートのコピー 4. 受入大学研究室との連絡・調整内容が分かる書類 提出方法・提出先・問い合わせ先: 持 参:国際部留学生交流課(南 6 号館 3 階 308 室) 学内便:メールボックス S6-7 電 話:03-5734-2984 Email:[email protected] ※ 問い合せの際は、件名を「TiROP 派遣について」とすること。 第 2 次募集書類締め切り:平成 27 年8月 21 日(金)17 時厳守(11 月から渡航予定の者対象) ※ 本事業最後の募集となります。 選考方法: 応募者から提出された申請書に基づき、書類審査を行う。必要に応じて面接を行う場合がある。 なお、個別の選考結果(合否)に関する問い合せには応じられない。 備考:派遣が決定した場合には、以下の事項を必須とすること。 「誓約書」の提出(様式あり。署名者:本人及び保証人等) Study and Research Plan の作成・提出 オリエンテーションへの出席 大学の指定する海外旅行保険「東京海上日動火災(株)」と危機管理サービスへの加入 (オリエンテーション時に詳細を説明する) 問合せ先/書類提出先 東京工業大学 国際部 留学生交流課事業推進グループ 「大学の世界展開力強化事業」TiROP 派遣担当 〒152-8550 東京都目黒区大岡山 2-12-1 南6号館3階#308 メールボックス S6-7 ℡:03-5734-2984 内線:7173 E-mail: [email protected] 3 平成 27 年 5 月版 別紙1 日本学生支援機構留学生交流支援制度(短期派遣)について 本制度により、派遣学生として支援を受ける資格を有する者は、在籍大学等の正規の課程に学位取得もしくは 卒業を目的に在籍し、プログラムの参加を認められた者で、次に掲げる要件を全て満たす者とします。 ① 日本国籍を有する者又は日本への永住が許可されている者 ② 学生交流に関する協定等に基づき、派遣先大学等が受入を許可する者 ③ 在籍大学等における学業成績が優秀で人物等に優れており、かつ、定める方法で求められる、在籍大学等 における選考時の前年度の成績評価係数が2.30以上であること。 ※ 前年度の成績がない場合、選考時の前学期分の成績から算出すること。修士1年の場合、学部最終年次 の成績により成績評価係数を算出すること。 注意:履修した授業について単位制を採らない場合は、科目数をすべて単位数に置き換えて算出すること。 ◇ 成績評価係数算出方法 ◇ 前年度の成績を4段階(80~100 点=3.0、70~79 点=2.0、60~69 点=1.0,59点以下=0)で 換算した後に、総登録単位数の評価平均値を算出する。(小数点第3位を四捨五入) (計算式) (評価ポイント3.0 の単位数×3)+(評価ポイント2.0 の単位数×2)+(評価ポイント1.0 の単位数×1)+(「評価ポイント0の単位数」×0)) ---------------------------------------------------------------------- = 成績評価係数 総登録単位数 ※ 総登録単位数には不合格となった科目の単位も含めるので注意すること。 ④ 経済的理由により、自費のみでの派遣プログラムへの参加が困難な者 原則として、別表2に掲げる家計基準に合致する者 ※ 奨学金支給割当状況に応じ、在籍大学等において「経済的理由により自費のみでの派遣プログラムへの 参加が困難な者」であることと認められる者も対象とします。 ⑤ 派遣プログラム参加にあたり、必要な査証を確実に取得し得る者 ⑥ 派遣プログラム終了後、在籍大学等に戻り学業を継続する者又は在籍大学等の学位を取得する者 ⑦ 派遣プログラム参加にあたり、他団体等から派遣プログラム参加のための奨学金を受ける場合、他団体等 からの奨学金の支給月額の合計額が本制度による奨学金月額を超えない者 注意1:上記⑦について、他団体等から奨学金を受ける場合、当該奨学金支給団体側においては、本制度 の奨学金との併給を認めない場合があるので、当該団体に確認してください。 注意2:派遣学生は、機構が実施する第一種奨学金及び第二種奨学金との併給を認めます。ただし、併給 する場合には、奨学金支給対象者登録時に、奨学生番号の報告が必要となるので、注意してください。 4 平成 27 年 5 月版 (別表 1)派遣先大学により奨学金月額が異なります。 奨学金額 留学先大学 100,000円 インペリアル・カレッジ・ロンドン、パリテック、南洋理工大学 ブラウン大学、カリフォルニア工科大学、カーネギーメロン大学、ジョージア工科大学 マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学バークレー校 80,000円 ミネソタ大学ツインシティ校、ワシントン大学、ウィスコンシン大学マディソン校 デルフト工科大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、アーヘン工科大学 70,000円 香港科技大学 (別表 2)家計基準 区分 大学 大学院 国・公立 修士課程 博士課程 年収・所得の上限額 給与所得世帯 給与所得以外の世帯 907万円程度 421万円程度 486 万円以下 本人及び配偶者の収入 (目安) 553 万円以下 (参考)日本学生支援機構はこちら http://www.jasso.go.jp/scholarship/short_term_h.html 5 平成 27 年 5 月版 別紙2 受入大学での授業料について 授業料については、本学と各対象大学との協定の種類により、以下ABCの通り授業料の取り扱いが異なります。 A:対象校のうち大学間で授業料等不徴収協定が締結されている大学の場合、協定に基づく授業料等不徴収の取扱いを希望する者は、国際室が募集する「派 遣交換留学」に別途応募し、採択される必要があります。 問合先:留学生交流課交流推進グループ(南 6 号館 307B 室) http://www.titech.ac.jp/enrolled/abroad/programs/exchange.html B:本学大学院理工学研究科(工学系)が SERP 協定または AOTULE 協定を締結している大学の場合、プログラムに基づく授業料不徴収の取扱いを希望す るものは、工学系国際連携室が募集する公募に別途応募し、採択される必要があります。ただしこの枠を利用できるのは工学部・工学系に所属する学生のみであり、 受入先大学でも部局が限定されることに留意してください。 問合先:工学系国際連携室(本館 2 階 34 号室) http://www.eng.titech.ac.jp/international/support.html C:上記以外の大学については、本学と授業料不徴収の協定が締結されていません。先方で授業料が発生した場合は原則として本人負担となります。受入内諾 についても、原則として学生本人が(指導教員を通じるなどして)取る必要があることを承知の上、申請してください。 注意:AまたはBに該当する大学に留学を希望する者で、国際室または工学系の募集に応募していない者は、協定(またはプログラム)に基づく授業料免除は 受けられません。ただし、①授業料本人負担で構わない場合、②大学院生が指導教員の紹介により不徴収扱いで留学可能な場合、本募集に応募することは可 能です。しかしその場合、先方大学(研究室)の受入内諾を取る必要があります。 ※ カリフォルニア大学バークレー校で発生する経費についての詳細は下記リンクをご覧ください: http://www.ipo.titech.ac.jp/exchange/program/item/program_e_2013_ucberkeley.pdf 大学名 授業料の取扱い 1 ワシントン大学 A 2 ジョージア工科大学 A 3 カリフォルニア大学バークレー校 Aただし一部経費発生 (詳細:上記リンク先) 4 ウィスコンシン大学マディソン校 5 ミネソタ大学ツインシティ校 B B 6 カリフォルニア工科大学 C 7 マサチューセッツ工科大学 C 8 スタンフォード大学 C 9 ブラウン大学 C 10 カーネギーメロン大学 C 11 デルフト工科大学 A 12 アーヘン工科大学 A 13 スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH) A 14 インペリアル・カレッジ・ロンドン 15 南洋理工大学 A、B 16 香港科技大学 B 17 パリテック A B アール・ゼ・メティエ, エコール・デ・ミンヌ・ド・パリの2校 パリテック B エコール・ポリテクニーク 上記以外のパリテック C 6
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