LED等光技術を応用した農業支援技術の開発

設計評価技術
LED等光技術を応用した農業支援技術の開発
研究のポイント
・可視光を用いて農作物の病害を防除するための照射装置の開発
・高付加価値農産物を作製するための照射装置の開発
対象企業
・農業用特殊照明・照射装置の開発を行っている企業
研究概要
農作物の病害防除には主として化学農薬が使用されているが、残留農薬や耐性菌の発生が
問題となっている。その他の防除方法として、紫外線が静菌・殺菌に効果があることが知ら
れているが、作業者の安全性や効果の安定性に課題が残されている。そこで、可視光であり、
人体への危険性が低い405nm紫色光を利用した病害防除技術の開発を行っている。
また、光学技術を用いた農作物の高付加価値化の一つとして、リンゴ果皮の色素発現を制
御し、果皮に絵や文字が描画されたメッセージフルーツを作製する技術の開発を行っている。
不照射
照射
着色試験概要
405nm光照射装置
光照射装置
トマトを対象とした病害防除試験風景
メッセージりんご作製例
研究者紹介
光応用チーム
専門研究員
吉村 和正
(光学設計,光計測)