新潟県報道資料 平成 28 年3月 15 日 工業技術総合研究所 航空機産業の研究開発を支援するため 「X線応力測定装置」を導入しました 新潟県工業技術総合研究所では、県内企業の皆様が、航空機分野への新規参入や事業拡大を図る際に必要な 製品検査に対する環境整備として、地域オープンイノベーション促進事業(H26 年度経済産業省補正事業)を活 用し、 「X線応力測定装置((株)リガク製 SSD/MSF-3M) 」を導入しました。 1 地域オープンイノベーション促進事業とは(H26 年度経済産業省補正事業) 関東地域の一部を含む東海地域が指定されている 「アジア No.1 航空宇宙産業クラスター形成特区」 を中 心に、関東及び東海ブロックの 9 つの公設研究機関等 が連携し、国内航空機産業の活性化に向け、部品・装 備品評価のための公設試の広域ネットワークを構築し ます。 (詳細は別添のリーフレット表面をご参照下さい) 2 当所が導入したX線応力測定装置について 当所では、 金属製品の加工時に蓄積される残留応力を測定するため、 「X線応力測定装置((株)リガク製 SSD/MSF-3M) 」を下越技術支援セ ンターに導入しました。製造工程で発生した残留応力を的確に把握す ることは、製品寿命の予測や品質管理の面から重要となります。 (各県に導入された装置は別添のリーフレット裏面をご参照下さい) 3 機器利用セミナーの開催 当所が導入したX線応力測定装置について、多くの企業の皆様からご活用いただけるよう機器利用セミナー を開催します。 ■日時:平成 28 日3月 18 日(金) 13 時 30 分~16 時 ■会場:新潟県工業技術総合研究所 1階 講堂 (新潟市中央区鐙西1-11-1) ■定員:50 名(参加費無料) ■内容: 1 「公設試広域ネットワークの構築による航空機分野の技術支援について ~地域オープンイノベーション促進事業(航空機分野)の紹介~」 工業技術総合研究所 企画管理室 専門研究員 星野 公明 2 「X線応力測定装置の紹介と工業材料の測定事例について」 株式会社リガク 応用技術センター XRD解析Gr 根津 暁充 氏 3 実機によるデモ測定 [本件についての問合せ] 工業技術総合研究所 企画管理室 専門研究員 星野 公明 TEL:025-247-1301 FAX:025-244-9171 E-mail: [email protected]
© Copyright 2024 ExpyDoc