第 87)」 平成 24イ ド10月 20日 社 団法 人秋 田県 臨床 検 査技 師 会報 TEL FAX:018(825)2116 E mail:aamt 01@comet ocn ne jp (1)秋 田県臨床検査技 師会 事務所 発行人 佐 藤 寛 篠 主幹 佐 藤 義 暢 A.A.M.T ∼ 地 域 保 健 活 動 の イ ノ ベ ー シ ョン その 1 地域保健活動担当 太 今回のイベ ン トは、秋 田県 に避難 している ∼ 田 禾日 子 1500人 余 りの被災者 の方 に、秋臨技 で も何 か支援 して あ げ られ な いか とい う佐藤会長 の 熱 い想 いが 形 に な つた もので す。 被災者 セ ンター (秋 田県生涯学習 セ ンター )で の交流会 に参加下 さる折 に、無料健康 チ ェ ックを希望 の方 に行お う とい う初 めての試 みで した。一 般検尿、簡易ヘ モ グ ロ ビ ン計測、指先採血 による血 算 ・血糖 ・生 化学検査、内臓脂肪測定 の 中か らい くつ か検 査 を受 けて いただ き、健康相談 へ 導 く流れ としました 。 22日 (日 )、 朝 9時 に県 内各地か ら参集 して くれた運 営委員 は 26名 。他 にメーカー 10名 、保健師 2名 の方 々にご協力 い ただ きました。 爽やか に晴れわた った 7月 初 めての場所、初 めての試み とい う ことで 、不安だ らけの ス ター トで あ りましたが、 皆 さんの ご協力 のおか げで、なん とか無事 に終 了す る事がで きました。私 の 不備や不 測 の事態 もあ りました が、臨機応変 にサ ポ ー トして くだ さ った 皆 さん に感 謝 の気持 ちで一 杯で した。反省会の折、来て下 さ つた 50名 ほ どの被災者 の方か らお礼や喜び の声 を多数 い ただ いた と保健師 さんか ら伝 え られた時、皆か ら自然 に拍手 が 沸 き起 こ りました。ゃ って 良か った と素 直 に喜 べ る瞬 間 で した。交流会 の責任者で あ る県庁 の 方 か ら もお 礼 の 言 葉 を い た だ き ま した。学 術 的 な事 ばか りで な く、こ うい つ た地 域 に根 差 し た公 益 活 動 に参 加 す る 事 は、一 人 間 に とって も 何 らか の 糧 に な る の で は な い だ ろ うか と感 じ た次第 で す 。機 会 が あ っ た ら あ な た も参 加 して み ませ ん か ? (1) 1 第 87号 `成 24年 10月 20日 社 団法 人 秋 田県 臨床 検 査技 師 会報 │え 秋 臨技 の 近況 を ご報告 (社 )秋 田県 臨床 検 査 技 師 会 会長佐 藤 寛 3月 の予算総会 今年度 も半分を過 ぎ、早 くも下半期 に入 りました。 で承認を受けた各種事業を会員皆様 のご協力を頂 き予定通 りに進め てお ります。 近況 の ご報告 とい う ことで 、まず新公益法人移行 につ いてお知 らせ致 します。秋 田県理学療法 士会や秋 田県看護協 会 はす で に新公益 法人 へ 移行 してお ります。当会 の進捗状況 につ いてで す が、 来年 4月 の移行 (認 可 )を 目指 して臨時総会開催 を検討 してお ります。そ の 臨時総会で は定 款 の変更 を審議 して頂 く予定ですが、変更 につ いては会員 の 4分 の 3の 賛成が必要 とな ります。 来年度 か ら新公益法人 を名乗れ るよ う移行 の 手続 きを加速 した い と思 い ます。 終 了 した事業の 中で特長 の あ つた 二つ の 事業 につ いて ご報告 した い と思 い ます。一つ 目は 7 月 22日 (日 )に 秋 田県生涯学習 セ ンターで 開催 された秋 田県主催 の「震 災避難者交流会」に参加 し、避難者の方 々に対 し「健康チ ェ ック」を行 つた ことで す。昨年 の東 日本大震災か ら 1年 半 を 過 ぎましたが、 これ まで秋 田県技 師会が行 つて きた被災者 へ の 支援 は募金ゃ岩手県釜石市 ・大 槌町 での 下肢静脈血栓症予 防検診 に な ります。まだ まだ支援が足 らない し、続 けて いか なけれ ば な らな い と思 ってお りました が、現地 へ 赴 いての 活動 は会員の負担が大 きいため実現 はなかな か 難 しい ところが あ りま した。そ の ような中で、秋 田県や検査機器 メーカーの皆様 の 協力 もあ り、震 災避難者交流会 に参加 した方 々 を対象 として健康チ ェ ックを行 う ことが実現 しました。泣 く泣 く故郷 を離れ慣れな い土 地での生活ですので、 当然健康面 での 不安 もた くさんある と思 い ます。そ の ような方 々 に とつて私たち技師会が少 しで も役 に立て れば と思 ってお ります。 二つ 日は 10月 7日 (日 )に ア ル ヴ ェで 開 かれた「ピンク リボ ンキ ャ ンペ ー ン in AKITA 2012 」にブー ス参加 で きた ことで す。これ まで 4回 開催 されて いるキ ャ ンペ ー ンで す が 、 ブースでの 参加 は初 めての ことで す。秋 田大学 で 19時 ころか ら行われた数 回 の 「秋 田県 ピンク リボ ン実行 委員会」へ の参加や 当 日の準備な どは地域保健活動事業部が 中心 となつて進め、そ の 努力 が実 っ たかたちです。このキ ャ ンペ ー ンにはた くさん の市民 の方 々が来場 しましたので、我 々の 仕事 の 紹 介 を兼 ね て検査 説 明や 相談 を行 い ました。また来年 も市民 の 方 々 に喜 んで もらえ る よ う に ブース に工 夫 を凝 ら して参加 して い きた い と思 い ます。 下半期 は最大 の イベ ン トで あ る秋 田県 医学検査学会 をは じめ として精度管理調査や エ イ ズ キャンペ ー ン、部 門別研修会 が 開催 され ますので、会員皆様 の参加 をお待 ち してお ります。 (2) 第 87号 社 団法 人秋 田県 臨 床検 査技 師会報 平成 24イ 1110月 2011(3) 開催 され る 平成 24年 5月 19H(土 )秋 臨技 平 成 24年 度 第 1回 通 常 総会 が ア キ タパ ー クホ テ ル で 開催 され ま した。総 会 で は、会 務報 告 、事 業報告 、収 支報告 、監 査 報 告 が 行 われ採 択 され た。また、総 会 終 了後 には 20年 と 30年 の 永年 職 務 精 励者 表彰 が 行 われ 、 出 席 され た 5名 の 方 に 表彰状 と記 念 品 が授 与 され ま した。 ■平成 24年 度第 1回 通常総会の様子 ■永年職務精励者表彰 を受 けられた皆 さん 県臨床検査技師会 北新 報 の一 年」と題 して河 北 新 聞 社 報 道 部 ・震 災 取 材 班 キ ャ ップ の 古 関 良 行 記 者 の ご講 演 が 有 りま した。 ■総会終了後の公開講演会 ︲ 一 凍題一﹁ 大震災と報道を地元紙。 河北新報の一 年一 「大 震 災 と報 道 ∼ 地 元紙 。河 第 87号 社 団法 人秋 田県 臨 床 検査 技 師会 報 平 成 24年 10月 2011(4) ― ― 去 る 7月 1日 (日 )中 堅技師セ ミナー (午 前 )と ボ ウ リング大会 (午 後 )が 開催 され ました。 中堅技 師 セ ミナ ーの講師 は高橋正雄先生 。国立がんセ ンター 臨床検査部技 師長 を退職後 も技師学校講師や衛生検査所精度管理責任者等 を歴任、80歳 を 超 えた現在 もメデ ィカ ル コラム ニ ス トとして 臨床検査学術誌や業界新聞に連 載寄稿 を続 けるかたわ ら、研修会 の講師や健康講座の講師を勤 め るな ど精力 的 に活動 を続 ける我 々の大先輩です。 セ ミナーで は、遺伝子治療や再生 医療 な ど最近 の 医学 の進歩 はめ ざましく、 「これ らの分野 に臨床検査技師が積極的にかかわ る気概 を持 つ べ き」「医療 の 現場で も、 これ まで コメデ ィカル と称 され た職 種 が 対 等 な立場 で チ ー ム 医 療 の一 員 に迎 え られ る 時代 が訪 れ よ う としているが、臨床検査 はそれ にど う答 えてい くのか」 といった提言や問 いか けが熱 く語 られ ました。 平成 24年 度 の福利厚生事業 として 同 日午後 に開催 されたボ ウ リング大会 は、秋 田市 の ロ ック ンボ ウルで 開催 され、会員 ・賛助会員合わせて 35名 の参 加者がボ ウ リングを楽 しみ ました。 閉会式 で は、2年 連続 団体優勝 の県北チ ーム のほか各個人賞 が授与 されな ごや かな雰 囲気 の なか終 了 しました。 第 87号 社団法人秋 田県臨床検査技師会報 平成 24年 8月 19日 (日 平成 24イ 1110月 201](5) )秋 田大学医学部 の講義室 と実習室 で 開催 された。 午前 は、「よ り良 い細菌検査 を行 うた めに」、「細菌検査 の実際」につ いて、講 師は、秋臨技 感染制御部 門長 小林則子 染色 の基 本 と意 義」につ いて、市 立横手病院 木絹子 「グラム 技師が講演 を し、午後 は、 認定臨床微生物検査技師 佐々 技師が講演 を し、その後、鏡検実習を行 つた。参加者 は 39名 で あ つ た。 実習室 は、非常 に暑 かつた ものの、参加者 は、普段、あ ま り観察す る機会のな い標本観察を熱心 に鏡検 して いた。 来年度以降は、会員交流 に も力 を入れて い きた い。 事務局長代行 の 小 山 田 さん 5月 19日 の平成 24年 度第 1回 通常総会 当 日に開催 された役員推 薦委員会 を経て推薦 され、事務局長代 行 を努めて頂 いて いる秋 田大 学 医学部附属病院の小 山田一 理事で す。 小 山 田 さん は今年 の 3月 末 か ら産体 に入 つて い る高 山事務局長 に 代 って の事務局長代行 に な ります。お 忙 しい 中引 き受 けて頂 いて あ りが と う ご ざ い ます。 第 87号 `成 24イ li 10月 社 団法 人秋 田県 臨 床検 査 技 師会報 │え 2011(6) 開 催 に あ た り 第36回 秋田県医学検査学会 実行委員長 り│1 上 登 県 北 支部 担 当で の県 学 会 開催 は、平 成 18年 第 31回 ・能 代市以 来 とな ります。現 在、実 行 委員会 を8回 程 開催 して準備 を進 めていますD 本 学会 のテ ーマ を「健 康 は人 と人 との 繋 が りか ら」としました。昨年 、東 日本大 震 災を経 験 して、健 康 の 大 切 さ、人 と人 との 繋 が りの 大 切 さを改 めて痛 感 させ られ た為です。尚、本 学会 で は秋 田市で例年 開催 されてお ります 「健 康 と臨床 検 査 展 」・高校 生 へ の「職 業 紹介」 を同時 開催 で行 い ますЭ 本 学会 の一 般 演 題発表 数 はお陰様 で 29題 と沢 山のお 申込 み をいただ きました。ランチ ョ ンセ ミナ ー はメーカ ー 7社 か らご講 演予定 で す。公 開講 演 Iで は、1993年 の 世界 陸 上で金 メダ ル を獲 得 した元 オ リンピック選 手 の 浅 利純 子氏 (鹿 角市 出身 )か ら「私 の 競 技 人 生 を変 えた恩 師達 」と題 して、公 開講 演 Ⅱで は、アボ ットジャパ ン株 式会社 の 吉 田輝 倫氏 か ら「今 日か らあなたもコミュニ ケー ション名人」と題 してそれ ぞれ ご講演をいただ きます。症例検 討会 につ いては、2症 例 の進行を大館市立総合病院の池島 進先生に、司会を大館市 立総 合病 院の高橋義博先生 にお願 いしてお り、症例か ら学ぶ検査 データの読み方 。 考 え方 を専 門医 か ら勉強で きる機会 にしたいと思います。情報交換会 では大 館名物 の「新米 きりたん ぽ」、ランチ ョンセ ミナ ーでは駅弁で有名な「花善 の鶏 めし予約弁当」をそれ ぞれ ご提 供す る予定です。グルメ派の方はこちらもお楽 しみにして下さい。情報交換会終了後 には若手臨 床検査技 師交流会、翌 日には大館 ちょつとだけ満喫ツアーなど盛 り沢山の 内容 ですЭ 最後 になりました が、学会 が無事 盛会 に終了で きます様、多数 の 学会参加 を宜 しくお願 い 申し上げますЭ又、学会当日のスムーズな運営 のため、で きる限 り事前参加登録をいただき ますようお願 い致 しま丸 ∼ 地 域 保 健 活 動 の イ ノ ベ ー シ ョン そ の2 地域保健活動担当 太 ∼ 田 不日 子 例 年 、秋 田市 で 開催 されてきた『健 康 と臨床 検 査 展 』を県 中央 ばか りでな く地方 で、この 度 の大 館 で の 県 学会 と同時 開催 した い とい う想 いで 今 年 度 取 組み ました。2時 間 で終 えら れ るよう30名 にした枠 は、事 前 応 募 の 締 切 り間近 とな り『市民 が 来 て くれ るだろうか』とい う不安 も一 掃 され ました。検 査 展 での無 料 健 診 後 に、公 開講 演 へ の 参加希望 も予 想外 に あ りますЭこの機会に、会員の皆さまにも秋臨技の地域保健活動事業をもつと知 つて頂ければ 嬉しい限りですЛ O数 名の地元の運営委員が中心 にな り準備を進め、当日は総勢30名 ほど のスタッフで頑張 りま九 学会 でお会いしましょう。 Eヨ 1馨 E3ロヨ 〕 管 糞 F金 需 :T:鵞[λ 言 ξ 量 虐 曇 ]派 ぷ の 卜 ξ l:言 y`[『弓 砦 早 黒 篠 輔 の力恐 るべ し。 中学 2年 の我が息子 も海猿 に な りたい と言 つて い ますが、臨床検 査技 師 に な り たい とは一 度 も言 つた事 が有 りませ ん。 (佐 藤義暢 )
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