ニュースレター - 楽して儲かる農業みーつけた

Vol
.
20
1
12
2
14
5
cember
De
役に立つ情報満載!
ニュースレター
月号
静岡農業技術支援協同組合 発行
<楽して儲かる栽培>
[シリーズ 過剰害 チッソ②]
農業が重労働だと言われる原因と
利益が出ない原因はチッソ過剰害にある!
<玄米アミノ酸活用法>
冬場のうどん粉病が解決できれば
収量は大幅にアップする!
<楽して儲かる農業講座>
世界経済は大減速!
食糧不足が現実になる異常気象の驚異!
<シリーズ「栽培の基本 培土②」>
自家配合の「培土」を作ると
土作りが見えてくる!
<玄米アミノ酸微生物農法>
やればやるほど土壌が病むという常識を破壊した
玄米アミノ酸微生物農法!
<目からウロコ情報>
7つのルールを知れば
利益の出し方が見えてくる!
<玄米アミノ酸Q&A>
イチゴの高設栽培をしています。
太陽熱消毒をせずにみどりの放線菌で代替しています。
9月の定植までに注意することは何ですか?
シリーズ 過剰害
農業が重労働だと言われる原因と
り、利 益が出ない原 因であると言っ
チッソ過 多が重 労 働の原 因であ
いるのである。
肥料の使用について制限が出されて
は中国が証明している。すでに化学
なり、何も栽 培できなくなる。これ
けると、どうなるのか。土は砂 漠に
化学肥料を大量に長期間使い続
である。
チッソの扱い方 が 間 違っているの
ので あ る 。もっと 正 確 に 言 う と 、
が出ないという原因もチッソ過剰な
働の原因もチッソ過剰であり、利益
である。生産者を悩ませている重労
ソが不足している土壌などないから
言っても言い過ぎにはならない。チッ
チッソの過剰害については、
いくら
来 るわけがない。
や果 物 なんて、出
る 。おいしい野 菜
栄 養 源 の 澱 粉 を 作 り 出 せな く な
葉は光 合 成 をする力が弱 く なり、
べて葉になり、花にならなくなる。
広がり繁る。葉 肉は薄い。新 芽はす
る 。チッソが多ければ、葉は大き く
成をする力が弱くなることであ
くるだろうか。
一番の原 因 は 、光 合
ないことになる。これで利 益が出て
くのである。弱々しい植 物しか育た
は減っていく。品質も悪くなってい
チッソは大量に投入するほど収量
硬 く 、し まっていく 。化 学 肥 料 の
させる。チッソを投入するほど土は
が入っている。これが微生物を死滅
から作られる。チッソと同 量の硫 酸
人がほとんどいないのである。チッソ
る。これが原因だと理解できている
そ の 原 因 が チッソ 過 剰 な の で あ
い。ただ苦しくて 辛いだけである。
いことにな る 。楽 し く も 何 と も な
のむしろで仕事をしなくてはいけな
る暇がない。神 経をすり減らし、針
エンドである。これでは身 体の休ま
土壌消毒だ。最後は連作障害でジ・
がったら大 変だ。収 穫が終わったら
り だ 。土 壌 病 害が出て 枯 れた。広
また消 毒だ。害 虫 がついた ら 虫 取
防の消毒が必要だ。病気が出たら、
てはならない。病気が出るから予
出てくる。徒長して手当をしなく
りをしなくてはならない。雑草が
るのか。どこが重 労 働なのか。草 取
言った。なぜ農業は重労働と言われ
重 労 働の一番の原 因であるとも
し ていく 。チッソは消 失するのでは
か。チッソは 水 分 に 含 ま れ て 酸 化
た。具体的にはどういうことだろう
と言った。チッソ酸化物になると言っ
一回目の紙 面でチッソは酸 化する
題なのである。
に溶ける。これが、もっと深刻な問
来ない人が大半である。チッソは水
利益が出ない原因はチッソ過剰害にある!
た 。利 益が出 ない方から 説 明しよ
商品価値のないも
は良い物で、悪いわけがないと思って
なく、土壌の水分に吸収されていく
う 。チッソを 与えれば面 白いように
のしかでき ずに 、
いる。だから疑 うことがないのであ
のである。土 壌の水 分がチッソ酸 化
チッソ②
育つ。
どうやって利 益を
ろう。このように言われてもピンと
それは土 壌に微 生 物がいる間の
出すのか。
話である。化学肥料のチッソは硫安
2
る。そうなってしまうと打つ手はな
物に変身してしまうということであ
出てこなくなる。分 析 は 土 壌 を 分
チッソが水に溶けると分析しても
で あ る 。オール 化 成 なら ㎏ 1
ア ール当 た り 成 分 量 で 3 ㎏ 程 度
けないのである。そんなことは誰が
くなる。水の性質を変えなくてはい
からである。しかも分析すると言っ
析す る もので 、水 分は分 析 し ない
る。
袋でも多いということになるのであ
なのである。それなのに アールに
る。そこに消毒する。消毒は強酸性
の雑 草 ばかりが出てくることにな
る。酸 素がな くても 出てくる酸 性
られな く なる 。微 生 物 もいな く な
壌のP Hが酸 性になることは避け
少 な く なったチッソを 地 中の生 物
になる。酸 素 もチッソも 使われる。
する過程で激しく呼吸をするよう
る 。有 機 肥 料を入れ過ぎると分 解
分 解 、炭 素 肥 料 の 入 れ 過 ぎ で あ
由は二つである。有機肥料の急激な
チッソ飢 餓 は な ぜ 起 こ るのか 。理
について も 話 を す る 必 要 があ る 。
チッソについて語る時 、
チッソ飢餓
であろ うか。
﹁ そ うは言 われても 、
ることが、少しはご理 解いただけた
はよく育つというのは大間違いであ
チッソを大量に投入すれば、作物
が大切なのである 。
らかにチッソの過剰害だと知ること
だってやりたくない。その原 因が明
で投入できるのである。重労働は誰
うか。恐さに気がつかないから平 気
肥 料に頼るという 栽 培をするだろ
剰害の恐さを知ったら安易にチッソ
の原因も大半は過剰害である。過
する資料はほとんどない。連作障害
月 号でも 話 をしたが、過 剰 害に関
る。それ以外の土がどうなっている
である。さらに強い雑草が出てくる
︵ 微 生 物や根 ︶
が奪い合いを する 。
チッソなしでは作 物は作れない⋮ ﹂
水 に 形 を 変 え て 、ずっと 土 壌 水 分
袋 も 入れる人は少 な く ない。先
ことになる。
チッソが不足して飢餓になるのでは
そう思う方も多いと思う。チッソが
しである。化学肥料だけではやはり
ない。ここが重 要 なのである。炭 素
これもメカニズムは同じである。
問 題が出てくる。微 生 物と併 用す
ダメと 言っているわけではないので
炭素が分解していく過程で、酸素
ることで問 題 を 少 なくできるので
肥 料 を 多 く 入れてもチッソ飢 餓に
と チッソ を 大 量 に 使 う 。それによ
ある。例えば乳酸菌もみがらぼかし
ある。過 剰 害 が ダメな の で あ る 。
かはまったく分からない。
10
なる。バーク堆肥、生のもみがら、生
として残り続けることになる。土
それだけの量で効 果が出るもの
ても 表 土から ㎝ぐ らいの所であ
20
できるのだろうか。チッソ酸化物は
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適量に使う分には効果がある。しか
りチッソ飢餓になる。チッソ不足とは
と 併 用したとしよう 。チッソ は
10
の米ぬか、生の稲わらである。
根本的に意味が違うのである。
3
10
10
玄米アミノ酸活用法
照不足になると光合成がうまくい
のか。原 因は日 照 不 足である。日
乾 燥して、どうしてカビになる
ビ、乾燥してもカビである。
かいものである。湿気が多ければカ
ある。農業にとってカビは実にやっ
冬場の大敵は﹁ う どん粉病﹂で
が不足して生理障害になっている。
違 う 。冬 場で乾 燥している。日 照
散 布 で あ る 。と言っても夏 場とは
る 。玄 米 ア ミ ノ 酸 酵 素 液 の 葉 面
である。さらに効 果 的な方 法があ
して、枝落としをするなども必要
から、陽の光が当たるように工夫
光合成がうまくいっていないわけだ
い。
なければ2日に1回でも問題はな
れる。回 数は多い方がいい。量が少
量 の 水 分で 植 物 の 生 命 は 維 持 さ
点 滴 灌 水でも 分かるように少
すぎて別の病虫害の原因になる。
ある。かけすぎると湿度が高くなり
がまとわりつく 程 度で充 分 なので
は少なくである。葉 面に霧の水 滴
間の暖房だけで済んでしまうこと
く 違ってくる。地 温が高ければ夜
き く 違ってくる。暖 房 費 もまった
1℃違っただけで収量も品質も大
て も 必 要 な も ので あ る 。地 温 が
場の地温確保対策として、
どうし
玄 米アミノ酸 米ぬかぼかしは冬
に温度が上昇する!
石灰を
冬場のうどん粉病が解決できれば
収量は大幅にアップする!
かなくなる。植物の生命力が低下
倍率は2000倍ではない。500
◎ 冬 場の米ぬか ぼ か し 作 り は 消
するわけである。そうすると待ち
倍∼1000倍 で あ る 。500倍
時 ま で に 終 了 を す る 。冬は日の
%投入す るだけで見事
構えたように、うどん粉病が発生
はすでにう どん粉 病 がかなり 見
出が遅 く なるので 散 布 する 時 間
これでうどん粉病が解決するわ
いつやるのか。もちろん午 前
する。
られる 状 態 で 使 用 す る 。予 防 な
は遅くてもいいのである。
トマト な ど の 果 菜
ら1000倍でもいい。
栽 培の﹁ 不 治の病 ﹂と
けだが、うどん粉 病が出なくなる
類 、イチゴなどの施 設
言 われている 。これさ
ということは収量と品質が大幅に
もある。もちろん発育にも大きく
影 響をする。地 温の違いで根 毛の
量はまったく違ってくる。でも、冬
場のぼかしは温 度が上がりづらく
%入 れ る
作りにくい。これが常 識だった。そ
れが消 石 灰 を わ ず か
だ け で 解 決 し て し ま うので あ
ん 粉 病 が な く なった か ら で は な
冬場でも夏場に近いような収量が
え な けれ ばと 思 う 人
どれくらいの回 数でやればいい
い。光合成の働きが良くなって生
る 。冬 場でも良 質なぼかしができ
うどん粉病対策で重要なことは
のか。光 合 成 を さ せ る わ け だ か
期待できるということになる。
るということである。ということは
下 葉 を 落 と し て 通 気 を 良 くす る
理障害がなくなったからである。
アップするということになる。うど
0.1
ら回数は多い方がいい。しかし量
もいると思う。
0.1
ことである。これは当然である。
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世界経済は大減速!
食糧不足が現実になる異常気象の驚異!
るどころか自 殺 者が相 次いでいる
である。逆に大 雨は海に囲まれて
りつつある。移 民 問 題も絡んで政
高気圧が発生しやすい所である。
が考えられる。チッソ・リン・カリは
治が不安定である。消費が高まる
生産資材も高値傾向にある。円
である。九州は雨が多かった。南九
すべて鉱 床から作られる。限られ
ことはない。
今 年の農 産 物の価 格は高 値 安
というのである。
州はその大 雨で不 作になった。逆
た化石資源である。需要が多けれ
世 界 的に見 て も 経 済は大 減 速
地 域 差は日本だけではないとい
が1 2 0 円 ∼ 1 3 0 円と少し円
に東北は5月∼7月まで気候に恵
ば 高 値 に な る のは 当 然 で あ る 。
に 向 か う と 考 え ら れ る 。日 本は
う こ と で あ る 。偏 西 風 の 流 れに
定だった。それなら生産者は儲かっ
ヨーロッパのユーロもギリシャ問
まれた。中 部・関 東は低 温と日 照
日本全体で見ると、原料高の生産
その影響を受けないわけがない。た
よって、どうなるか分からないので
安だったこともある。それ以 上に
不 足だった。気 候に大きく左 右さ
物安だったということになる。利
だし他国に比較しても恵まれてい
ある。春に大 雨かと思うと秋から
たのか。そうとは言えない所に問
兆 円 近 くが不 良 債 権にな
れたのである。全 体 的に高 値とい
益の出 た 人 は 少 な かったので あ
る方だと思う。経済の話をなぜし
冬はさっぱり雨がないということも
題で
うことは、どこかの地方が必ず大
る。野菜の価格が高かったにもかか
たのかというと、
この背景にあるの
海外の需要が爆発的に伸びたこと
雨 か 日 照 不 足 だった という こ と
わらずである。それでも日 本はま
うことになるのである。
にな る 。そのために全 体の収 量が
だった。特にアメリカの干魃は5年
異常気象は今年だけでなく、
あり得る。これに対 処した方 法で
中 国は大 不 況に突 入しそうな
続きである。経済が減速したら大
さ らに激 し く な ること が 考 え ら
は 食 糧 問 題 なので あ る 。今 年 の
く 別 で あ る 。生 産
のである。ヨーロッパも 同じ。中 国
きな社会問題になるだろう。世界
れ る 。野 菜が安くなるということ
だ消 費が堅 調だから救われる。ま
過 剰 で 安 値 傾 向に
は 不 動 産 バブルが完 全 に 崩 壊 し
的にも異常気象によって大不作に
は考えにくい。気 候 変 動に対 処で
減り、高 値になったのである。もっ
変 化はない。米より
た。新 車 も 売れない、住 宅 も 売れ
なりつつあるのである。干魃がひど
きれば、もの凄 く 利 益が出るとい
栽 培しなければ利 益は出ないとい
もパン消 費が多いわ
ない。価 格は大 暴 落である。もう
いのは地中 海 沿 岸 、北アフリカ、
イ
うことになるのである。
ヨーロッパもアメリカも 異 常 熱 波
け だから 高 値 に な
爆買いはない。爆買いの多くは株で
ンド、中国、
アメリカ、ブラジルなど
だ買い控えというのがない。
ることは考えにくい
儲けた人 達だったのである。儲け
ともこれは野 菜の話で米はまった
題がある。地域差が大きく出たの
農業講座
状況である。
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楽して儲かる
シリーズ
﹁栽培の基本 培土②﹂
くりと同じである。土づくりという
こがはっきりしていない。例えば土づ
栽 培 技 術 とは何 を 言 うのか 。こ
%が完成する。何かが出来るとし
のである 。人 間 の 脳 は3 歳 までに
命は誕 生した時に性 質が決 定する
でも 、よく 考えてみてほしい。生
代 表だと思う 。鹿 沼 土以外にも数
業者もたくさんいる。鹿沼土などは
ではない。培 土 を 専 門に作っている
培土というのは土だから高いもの
自家配合の
﹁培土﹂
を作ると土作りが見えてくる!
言 葉はあって も 技 術はないのであ
のである。この重要性を感じている
中でも、
とりわけ重要なのが培土な
培 土 も 同じである。栽 培 技 術の
さらに突き詰めていかないと技術に
生 物 性って何 ⋮ということになる。
ることこそ 土づくりなのである。
るだけだ。土の生 物 性 を 豊 か に す
る。勝手に土を作っていると思ってい
術 の 中 で も 、とりわけ
培土というけれども、
これは栽培技
ておきたいことがある。自 家 配 合の
うやって作るのかという前に話をし
家 配 合の培 土 を 作るのである。ど
作るというのが基本なのである。自
していいのだろうか。自 分で培 土を
過言ではない。それを他人まかせに
さ 、生 長 が 決 定 さ れ る と 言って も
土 に よって 、根の張 り 方 や 茎の太
の生命を育むのが培土である。培
かの期間しかない。植物の場合はそ
たら、生命が誕生したすぐ後のわず
根の張りなんて考えもしないのであ
すことはできない。検 証 もしない。
んな状態になっているのかと掘り返
る 。しかし、直 播きをしたら根がど
る 場 合 も 、まった く 同 じ なので あ
培 土 と 育 苗の関 係 は﹁ 直 播 き ﹂す
から技 術の意 味が分かっていない。
もならねぇ⋮手間だけ大変だ⋮﹂だ
してみるのである。
﹁そんなのお金に
である。それを 自 家 配 合して育 苗
研究や練習なら ㎏ もあれば十分
社に問合せをするのも方法である。
で情報を得ることはできる。肥料会
多くある。幸いにしてインターネット
うわけではない。もちろん全 部 使っ
合わせをするわけである。全部を使
ラル鉱石⑨化成肥料、
これらの組み
ライト⑦ゼオライト⑧天然ミネ
トモス⑤バーク堆肥⑥バーミキュ
らぼかし③アミノ酸酵素液④ピー
る。材料は①培土②乳酸菌もみが
深 く 考 え な くてはいけないのであ
ために配 合 するのかという 意 味 を
する場 合は、配 合 する材 料 を 何の
く観察ができる。培土を自家配合
になる。それが重要なのである。
生 産 者は限りなく 少 数 派である。
重 要 な ものである 。も
る。次の仕事が待っている。ゆとりも
である。もしくは
苗で 購 入 する 場
合は培 土なんて、
もともと 必 要 な
い。
いけない。研究であり練
テストを 重 ねな くては
ストだから注 意 深 く 観 察 すること
ストをしてみることはもともとがテ
培 土 を 自 家 配 合して、育 苗のテ
ピートモスは保 水 性である。バーク
が理解できると選択しやすくなる。
⋮ 。何のために使うのかということ
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習が必要なのである。
てみるという方法もあるにはあるが
し か もテストは少 量 だ か ら 、よ
るから適当に買っ
培土なんてホームセンターで売ってい
はならない。
て来ればいいのだ
の凄く奥が深い。これで
ない。
ろ う ⋮ その 程 度
いいと 辿り 着 く までは
80
6
ているということになるのである。
週間ぐらい養生してから、育苗に入
支援協同組合についてもっと知りたい。販売先の拡大で
「ツナグ」
についてもっと知りた
い。以上の件について、お気軽にご相談してください。
FAX: 054-237-4021
け⋮ 。 アールで ㎏ 1 袋ぐらいが
目 安だから、そうなるのである。日
水 分 は 全 体 量の
長 力 ま で 検 証 で き るので あ る 。こ
る。これは、
あくまでも目安である。
分からない。利益が出せない。農業経営者育成塾についてもっと知りたい。静岡農業技術
堆 肥は微 生 物 性である 。これは乳
酸菌もみがらぼかしがあれば十分に
頃使い過ぎているだけである。
はいけない。
配合したら、土になじませなくて
代 用できる。保 水 性も微 生 物 性も
確認できる。
ピートモスやバーク堆肥は保水性
水 分 も 与 え な く てはいけ ない。
反 面 、欠 点もある。炭 素 分である。
も水分は含んでいるのでそうなる。
や物 理 性 を 良 くしてくれるという
ゆっくり分解する。その過程で生長
玄 米アミノ酸 酵 素 液 の 希 釈 水 を
ゼオライト、
バーミキュライト、天
れは凄いことではないだろうか。化
結 果は育 苗をしてみた時に出てく
Email: [email protected]
%程 度 、培 土に
にも 不 要 な 物 質が出てくる。生 長
100倍希釈で使ってほしい。湿度
%が 理 想 的 で あ る 。2
然ミネラル鉱石は石である。バーミ
成肥料の使い方まで覚えられる。ど
る。これを 突 き 詰めて 自 分 の 黄 金
%∼
キュライトは保湿性、
ゼオライトはア
れくらいの量が適 当なのか。そこか
比率を発見していくのである。これ
で
を阻害してしまうかもしれないので
そ こで 根の張 り や 茎の太 さ 、生
ルカリ性で酸 素の供 給・保 肥 力 、天
ら 本 畑 に 投 入 す る 量 が見 えて く
ある。
然ミネラル鉱石はマイナスイオンの
が発見できたら栽培者として、
どこ
のに 対 し て5%、肥 料 を 求 め ない
るのである。
る。過 剰 害になることはないのであ
ここまで 説 明したらピンと くる
ものは3%。バー ミ キュラ イ ト・ゼ
玄米アミノ酸乳酸菌もみがらぼかしがうまく作れない。栽培上でトラブルが出る。原因が
20
20
保肥力と微生物性。石だから植物
80
の誰に会っても胸が張れるようにな
うと 思 う 。 ㎏ の 培 土 に 対 し て 、
人はいると思うが、培土を作るとい
オ ラ イ ト・天 然 ミ ネ ラル鉱 石 、各
玄米アミノ酸微生物農法についてのお問い合わせ!
10
る。
水 分 を 好 ま ない排 水 性 を 良 く す
乳 酸 菌 も み が ら ぼ か し を 3%∼
う こ と は 実 は 本 畑の理 想 的 な 状
1 % 、化 成 肥 料 を 使 う と し た ら
10
TEL: 054-237-3333
静岡農業技術支援協同組合 理事長 神保信一
70
に 悪 影 響 は ない。問 題は役 割であ
るものには多く配合するというこ
5%。その意 味は肥 料 を 求 め る も
る 。水 分 を 好 む も の に は 少 な く 、 培土を作る大体の目安を伝えよ
とになる。
態 を 作 る という こ と と 同 じ 意 味
オール を g 。え!そんな少しだ
7
20
なので あ る 。本 畑を作る練 習をし
14
やればやるほど土壌が病むという常識を破壊した
⋮?と言われた時にどんなイメージ
玄米アミノ酸微生物農法って何
た。そこで私が、その意 志を継 承し
伝 え れ ば 良いのかが 分 から なかっ
実際に農業をやっている方にどう
ようなやり方をしているから病むだ
なことはないのである。土壌が病む
るほど土壌が病むのだろうか。そん
それなら、本当に農業はやればや
ているからである。
玄米アミノ酸微生物農法!
を持つだろうか。具 体 的にイメージ
て、
さらに資材や技術を開発して、
玄米アミノ酸
微生物農法
ができる 方は少 ないと 思 うのであ
けなのである。そこに気がつかない。
心 配 なのである。と言っても﹁ もし
玄 米アミノ酸 微 生 物 農 法 を 完 成
農 業はやればやるほど土 壌が病
も⋮ ﹂の原 因やメカニズムを究 明し
る。そのため栽培が利益に直結しな
もともと玄 米アミノ酸 微 生 物 農
む。連 作 障 害である。病 害である。
ようとはしない。もしもに縛られ続
そのために玄 米アミノ酸 微 生 物
もしも 全 滅したら⋮ 。もしも 病 気
法は農 学 博 士の今 井 先 生によって
虫害である。土壌が病むほどにお金
けている。本人が気になるのは周囲
農 法は大 幅 な 譲 歩 をした。使える
さ せ た の で あ る 。目 的 は一つで あ
始まった。先生も農業をしていて現
がかかるだけでなく、肉体的負担も
からのスピーカーである。多 くの関
範 囲でやってもらいたい⋮ 。そうす
い。仕 事が楽にならない。残 念 なこ
場 の 大 変 さ を 知っていた 。何 とか
重 くなる。ますます 利 益が出 なく
係 者にもしも ⋮ と 言われる。資 材
ると玄 米アミノ酸 微 生 物 農 法の目
になったら⋮ 。もしも害 虫にやられ
もっと楽に仕事が出来て、利益も出
なる。この繰り返しだった。畑に縛
業 者 もそうだし、販 売 先 もそうだ
的やミッションはどこかに行ってしま
る 。肉 体 的 な 重 労 働 か ら 解 放 し 、
せるやり方はないものだろうかと考
られて 、他 は 何 も 出
ろうと思う。農協離れが加速して、
う 。どういうものかというイメージ
とである。そこで、なぜこの農 法が
え させら れたのが
来ない。作るだけで精
少しでも 指 導 方 針に違 反したら 、
もぼやけてしまうのである。その結
たら⋮。もしも生育不良になったら
発 端 で あ る 。生 産
いっぱい。大 変 な 思い
収穫物は買わないというカードまで
果 、すべてがそこそこの結 果しか出
さ ら に 利 益 が 出 せ る 農 法の開 発
者のためを 考 えて
をして 作っても 価 格
出てくる。この壁が乗り越えられな
ないことになってしまう 。実はもの
開 発されたのかをもう一度 、最 初か
開 発 されたものな
は安い。儲からない。
い。農業は自分一人でやっているわけ
凄い潜 在 能 力がありながら、そのパ
⋮ 。常 に も し も がついて ま わ る 。
のである。と言って
それが異 常 気 象でさ
ではなく、多くの関係者に支えられ
である。
も先 生は農 業の専
らに加速された。
ら復習してみようと思う。
門家ではなかった。
8
れが農業経営者育成塾を開始して
ある。実はもの凄いパワーがある。そ
である。これは大変に残念なことで
ワーが発揮されなくなってしまうの
てはいけないことになる。
て土 地に合った方 法を研 究しなく
くない。そのために大変な苦労をし
なった。これは珍しいことではまった
た 。静 岡 でやったら 収 量 が半 分に
は まった く な く な る 。
に よって 栽 培 方 法 を 変 え る 必 要
法 でやったら ど う な るのか。地 域
これ を 玄 米アミノ酸 微 生 物 農
は一部の地 域を指しているのではな
常気象の影響を受けなかった。これ
心に活用した生産者は、
ほとんど異
米アミノ酸微生物農法の技術を中
から明確に出始めたのである。玄
のたった一日に振り回されて、
とんで
る。これは珍しいことではない。大雨
1 7 0 万 円 も の 差 が 出 たので あ
事である。その結果 、年収はなんと
雨 対 策をした人 。たった一日の出 来
いて会議に出た人。会議はやめて大
たまたま会 議だった。大 雨はおいと
ある日 、大 雨になった。その日は
る。
う なやり 方 はしていないからで あ
てこない。大 雨で 畑 が全 滅 す るよ
な ら 、1 7 0 万 円 の 差 な んて 出
して も 玄 米アミノ酸 微 生 物 農 法
ので あ る 。例 え ば 大 雨 になったと
でにまった く 出 来 なかったこと な
る ということで あ る 。これは 今 ま
れば全 国のどこへ行っても 通 用 す
一度 、この 農 法 の 技 術 を 習 得 す
から、大きな差として今年あたり
く、全国的な傾向である。
もない収 入 格 差が出るのが農 業な
異 常 気 象で野 菜の高 値が続いて
いるとしたら、
この傾 向はさらに加
ので 、販 売 方 法 を 考 えることがで
とはな く なる 。ゆ とりが出て く る
とになる。畑にしばりつけられるこ
るほどに利 益が出てくるというこ
どに減っていく 。逆からいう と 、や
か に な る 。経 費 も 手 間 も やるほ
あ る 。や れ ば や る ほ ど 土 壌 は 豊
米アミノ酸微生物農法は逆で
や れ ば や る ほ ど 土 壌 が 病 む 。玄
産 者のた め に 開 発 さ れ たのが 玄
なのだ。もう一度 、言 うけれども 生
ある。それをできるのが、
この農 法
消滅させてしまえばいいだけなので
心 配 を 先 取りしても 、もしも ⋮ を
レターで伝えている。
﹁もしも⋮ ﹂と
もある。技術もある。それはニュース
りではない。やることはある。順 番
ら ないので あ る 。もちろん、
いきな
物 農 法 に﹁ も し も ⋮ ﹂の心 配 はい
速するだろう 。玄 米アミノ酸 微 生
農 業の難しさは、地 域 間の格 差
きるようになる 。さらに利 益が出
米アミノ酸 微 生 物 農 法 なので あ
最 初 の 話 に 戻 り たい 。農 業 は
が大きいことにも原因がある。群馬
て く る 。この 繰り 返 しにな るので
る。
で作ったレタスの栽培方法を青森で
ある。
のである。
やったら 、小 さい玉しかでき なかっ
9
目からウロコ情報
るわけである。利 益が出るかどう
をしたことのない人が栽培を教え
ても 、普 及 員にしても 、農 業 経 営
これには理 由がある。農 協にし
ることがない。
見たらどうなるかという見方をす
けに終わっている。これを経営から
が経 営と連 動していない。栽 培だ
くれるところは数 多くある。それ
ことについてはそれなりに教えて
の知 識がないからである。栽 培の
それはズバリ﹁農業経営﹂について
る。なぜ利益が出ないのだろうか。
ことは大 変に難しいと思われてい
農業で利益を出し続けるという
億の企業にまで
規 模から出 発した方である。それ
なる。最初は農家の長男として小
かという方 法が理 解できるように
読めば、どうやって利 益 を 出 すの
馬県の人が書いている。この書を
ルール﹂澤 浦 彰 治 さ ん と い う 群
業 で 利 益 を 出 し 続 け る 7つ の
いる本がある。
﹁小さく始めて農
いうのがある。それを詳しく書いて
である。利 益を出すにはやり方と
か﹂
は誰も分からないことになるの
から﹁ どうすれば利 益が出せるの
ない。教えてくれる人もいない。だ
せるのかということを学ぶ場 所が
る。ところが、
どうすれば利益が出
他人まかせにしてはいけないのであ
まっていたなら、作る前から利益は
ことにな る 。売 り 先 と 価 格 が 決
は、
すでに多くの利益を失っている
ている。とりあえず作ってみようで
決めてから栽 培しないのかと言っ
マがあったとしよう。なぜ売り先を
例えば、売り先がないというテー
らである。
しない。やり方が分かっていないか
の当たり前に気がつかない。大切に
てみれば当たり前だけれども 、そ
トがたくさん詰まっている。言われ
机 上の空 論ではない。大 切 なヒン
も現場では叩き上げた方である。
にルールづくりをしている。しか
栽培のやり方よりも経営を中心
利 益 を 出 すにはルールがある。
るようになるのではないだろうか。
通せば少しは農 業 経 営が見えてく
なるのである。7つのルールに目 を
する必 要がある。ビジョンも必 要に
ある。そのためには農業簿記を学習
金 回 転ができるようになるのかで
る 。どういう 資 金 を 活 用 すると 資
また経営資金についても書いてあ
せないのである。
を経 営に取り込まないと利 益は出
価 値︵ 集 団の力 ︶。このようなこと
す る 価 値︵ 利 益 の 拡 大 ︶⑦ 組 織 の
⑤ 生 産 者の価 値︵ 信 用 ︶⑥ 加 工
の価値︵農法︶
かというのは最 初から頭にないの
が現在では年商
7つのルールを知れば利益の出し方が見えてくる!
である。もっと言えば、利益が出る
は生産者自体の問題なのである。
を 出 さ な く て はい け な い 。経 営
生 産 者は農 業 経 営 を し て 利 益
ないのである。
のかどうかは別問題になり関心が
ことが出来たからである。
が出 来たのか。利 益を出し続ける
い。それなのになぜ成長させること
1964年生まれ、
まだ年齢も若
成 長 させることがで き た 。
届け方の価値︵鮮度︶④栽培方法
値の競争②機能の価値︵品質︶③
てはならない。① 価 格 ではない価
出すには7の価値を大切にしなく
見 込めるはずなのである。利 益を
【著者】澤浦彰治
27
「小さく始めて農業で
利益を出し続ける7つのルール」
【発行所】
ダイヤモンド社
10
とはありません。水の与え方
9月までに注意をするこ
の張 り が 弱 く な り 、う ど ん 粉 病の
い。水 分 が 多す ぎ る と 夜 冷 え て 根
酸素は微生物が作り出してくれます!
月に一回耕耘する必要はありません。
します
イチゴの高設栽培をしています。
太陽熱消毒をせずにみどりの放線菌で代替しています。
しっかり
9月の定植までに注意することは何ですか?
お答え
チユーブで散布しました。毎日5分潅水し、
地表は乾燥していま
耘機で耕耘した後、
みどりの放線菌200g を使って2回、
点滴
部を抜き取り、6月に米ぬかぼかしを100㎏ まき、高設用耕
のように作業を進めました。5月に栽培終了し、
クラウンから上
シーズンオフ中の土作りの注意点を教えてください。以下
QA
&
すが、
地表から下は湿っているところがあります。
アミノ酸酵素液がおすすめです。微
程 度 です 。3 0 0 0 倍 希 釈の玄 米
ださい。過 乾 燥 し ないよ う に す る
は表 面の土が湿る程 度に与えてく
す。
い。その方がすべてにうまくいきま
分 、葉 面 散 布 を 多 く し て く だ さ
原 因にも な り ま す 。冠 水を減らす
質
玄米アミノ酸
土への酸素補給を目的に、
月1回の耕耘は必要でしょうか?
千葉県
S様より
生 物がさらに増えます。酸 素は、微
生物が空間を作り出してくれます。
追伸 お便りをいただいた時は7月
でした。今は 月ですので収穫間近
になっていると思います 。高 設 イ チ
12
どんどん質問してくださいね∼!
ゴは 特 に 冠 水 に 注 意 し て く だ さ
!
あなたの
︻楽して儲かる農業︼
の実現のために、疑問
に思ったこと、これは困ったなど、どんどん質問送っ
てください。待ってま∼す。
11
A
待ってます
問
Q
ご挨拶
玄 米アミノ酸 微 生 物 農 法は
異 常 気 象に強いことが証 明された一年であり ました!
大 雨、
台 風、
猛 暑、
凄まじい一年でした。1月から台風の発生、
豪 雪、
日照不足で晴れない、
野菜が高騰。雨ばかり
かと思うと、
5月後半からもの凄い高気温になりました。4月の後半からは台風が数多く発生して雨の被害も大
きいものでした。特に南九州は例のないような雨量になりました。梅雨明けも西からではなく、
関東から明けるとい
〒422-8034 静岡県静岡市駿河区高松2-15-26
TEL.054-237-3333 FAX.054-237-4021
24時間
FAX受付中
静岡農業技術支援協同組合
う異例のものでした。暑さは続かず、
さらに台風の発生です。野菜は通年で高値安定です。それだけ異常気象が激
しかったということになります。この異常気象に対応できた方だけが収入を得たということになるのです。このよう
な厳しい環 境の中で、今 年 も 多 くの方との出 会いをいただきました。深 く 感 謝を申し上げ ます 。また旧 来より、
ニュースレターをご愛読いただいている方々にも重ねて御礼を申し上げます。
異 常 気 象 が 激 し さ を 増す 中 で 、
ニュースレターの役割りはさらに重くなったと受け止めております。生産現
場では予想もつかないような状況が次々に発生してくるからです。生産者はその度に大きな不安に駆られることで
しょう。どうしていいか分からなくなりますよね。生産物が現金収入のすべてだとしたら、
生活がかかることになる
わけですから当然のことです。事実、
そのような問合せが増加しています。嬉しいことに玄米アミノ酸微生物農法
を中心に栽培した方は、
品質も良く、
収量も落ちなかったのです。玄米アミノ酸微生物農法は異常気象に強いこ
とが証明されたのです。ですから、
どんなに異常気象が激しくなったとしても、
打つ手はあるはずです。対策は立て
られるはずです。玄米アミノ酸微生物農法はそれができるのです。それには過去の経歴がとても大切になってきま
す。今年の様な異常気象はこれからさらに激しくなることでしょう。今年どんなことが発生したのか、
そしてど
んな対応をしたのか、
記録して、
記憶しなくてはなりません。それを基にして安定収入が得られる策を立てていき
たいと考えております。
神 保 信一
FAX
0120-870-442
〈受付時間 月∼金(9:00∼18:00)土・日・祝・年末年始(休業)〉
0120-870-441
TEL
今年は大変にお世話様になりました。静岡農業技術支援協同組合の社員一同、
深く感謝しております。気候変
代表理事
動が激しくなると、
体調も変化しやすくなります。どうぞお体を大切にしてください。今年一年の平穏に感謝を
申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。
静岡農業技術支援協同組合
結果がイマイチという方。
迷わず電話かFAX下さい。