C005:論理構築の妙

論理構築の妙
(1)𝑠 < 𝛼 < 𝛽 < 𝑡 とする。任意の関数 𝑓(𝑥) に対し、
𝑡
𝛼
𝛽
𝑡
∫ | 𝑓(𝑥) | 𝑑𝑥 ≧ ∫ 𝑓(𝑥) 𝑑𝑥 − ∫ 𝑓(𝑥) 𝑑𝑥 + ∫ 𝑓(𝑥) 𝑑𝑥
𝑠
𝑠
𝛼
𝛽
が成り立つことを示せ。また等号が成立するのはどのような場合か。
(2) 𝑓(𝑥) を 𝑥 2 の係数が 1 である 2 次関数とするとき
1
L = ∫ | 𝑓(𝑥) | 𝑑𝑥
−1
の最小値を求めよ。