19世紀の貴重な資料千ページ スイス領事の書簡など発見

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19世紀の貴重な資料千ページ スイス領事の書簡など発
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2015.7.31 11:20
スイス北部で見つかった資料=30日、ベルン(共同)
【ベルン共同】スイス北部の民家で、19世紀後半の駐日スイス領事が記した書簡など
千ページに及ぶ資料が見つかり、所有者が30日、スイス連邦政府に寄贈した。発見し
たチューリヒ大のハンス・トムセン教授(東洋美術史)は「スイスなど当時の欧州諸国
と日本の関係を知る上で貴重な資料だ」としている。
領事は1886∼93年に横浜にあったスイス
領事館の領事を務めたアーノルド・ドゥムリン
氏。当時の日本とスイスの関係を調べているトム
セン氏がスイス北部フラウエンフェルトにあるド
ゥムリン氏の孫の自宅で資料を発見した。
資料はドゥムリン氏が日本からスイスに送った
書簡などで、ドイツ語やフランス語で書かれてい
た。養蚕のためカイコの
となる桑の苗が日本か
らスイスに輸出されていたという、これまで知ら
れていなかった事実も記されていた。
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