下のイラストは、I スティック「きほん」のゴムひもの通し方を図で説明したものです。 色の付いた線がゴムひもの位置を、丸い端部はゴムの結び目を表しています。 ※I スティック「きほん」は図のように 5 本のゴムひもを通していますが、「くるま」はタイヤが付くので4、5のゴムはありません。 I スティックの組み立て方 まずは上の図の1のゴムを通します。 ちなみにこの1のゴムは間に入るコイン型のパーツの 数が違うだけで、3のゴムを通すパーツと作業方法は 変わりません。 1のゴムでは左の写真のように4つのパーツをつない でいます。 (写真は全体の形をわかりやすくするためにゴムを緩 めた状態で撮影しています) 最初に I スティックの両端部になる「ゴムのループ」を作 ります。 このループは無くても良いのですが、遊ぶ時の「つま み」にしたり、持ち運びの時に何かに引っ掛ける場合な どに役に立ちます。 先端のループを作ったら、4 つのパーツをゴムで通しま す。(1 番上の写真参照) 軽くゴムを引っ張った状態で後ろのゴムの端に結び目 を作ります。 結び目のカタチは写真のようなひと結びで OK です。(抜 けてしまう場合は 2 つ結びや 8 の字結びで大きな結び 目を作ります) ゴムの張りは後から微調整する事になりますので、結 び目はあまり硬くする必要はありません。 ゴムの端の余分もまだ切らないで下さい。 同様にして上図3のゴムも通します。 次は2のゴムを通して1と3で作ったパーツをつなげま す。 まず 1 のパーツを左の写真のようにします。 後ろ側のゴムの結び目も作業の邪魔にならないよう に、四角いパーツの上側の切り込みに引っかけておき ます。 正面から見ると、このように穴がすっきりと向こう側に 抜けて見えます。 ここに2のゴムを通します。 ただ、この穴はせまいので、普通に通したのではゴム は裏側まで抜けません。 細い糸、テグス、針金などを使って、ゴムを穴に通しま す。 まず先に、ループ状に折り曲げたテグスを穴に通しま す。(このテグスは針金や丈夫な細い糸でも代用できま す) 2のゴムの端をテグスのループ(写真矢印)に通してか ら、テグスを引いてゴムを穴に通します。 (細い糸や針金ですと手を切る恐れがありますので作 業に注意して下さい。) 同じようにして3の方のパーツにもゴムを通します。 ゴムの両端に適度にテンションをかけた状態で結び目 を作りゴムをとめれば、1、2、3のパーツが 1 つの棒状 につながります。 最後に全体のゴムの張り具合を見ながら、各ゴムの結 び目の位置を微調整します。 (写真はテグスを引き抜き、ゴムを通したところ) ゴムの張りの調節 I スティックは四角いパーツの左右のブロックを跳ね上 げると、写真のようにゴムの端が 5~10 ミリほど外に出 てきます。 ゴムの張りを調節する時は、このゴムの端部を引っ張 り出し、結び目を 1 度緩めてからゴムの張りを調節しま す。 ゴムを引くと、写真のように結び目が外に出てきます。 硬くなった結び目は手ではほどきにくくなっています。 そのような場合は、「竹串」などを用意して結び目をほ どくと良いでしょう。 (手先をつついて怪我をしないよう注意して作業して下 さい。) 作業のコツとしては、ゴムの長さにあらかじめ余裕をもった状態で作業をすることです。 最後に結び目の位置を調節した後にゴムの長さをカットすれば、それほど無駄が出る事はありません。 ※ゴムの長さが短いと、結び目の位置調節がやり辛くなります。 また、ゴムひもは当初しばらく遊んでいると「初期伸び」といって、若干伸びる傾向があります。 この初期伸びのさいにゴムの結び目を微調整をすることも踏まえて、最初にゴムをカットする際は、あまり ギリギリの長さに切るのではなく、パーツの穴から 5~10 ミリ程度ゴムの端を出したくらいの余裕をもって 切ると良いでしょう。(下から 2 つ目の写真を参考にして下さい) ※上記の修理方法は 2.5~3 ㎜(4 本丸)程度の太さの手芸用丸ゴムを使った修理の手順です。 修理に使用するゴムがこれらの物よりも太い場合、上記方法では作業がやりにくい場合があります。 ※ご不明な点はお気軽にホームページ上、問い合わせフォームよりお問い合わせください。
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