姫路市の予算のこと教えて ~平成27年度予算版~ 平成27年3月 姫路市 財政局 財務部 財政課 目 次 1. 予算のこと教えて 11. 平成27年度予算の使いみちは? ・ 予算ってなに? 12. 貯金とローン ・ 一般会計ってなに? 13. 自主財源と依存財源 ・ 特別会計ってなに? 14. 義務的経費 ・ 企業会計ってなに? 15. 市税収入 2. 平成27年度予算額は? 3. 一般会計歳入予算 4. 歳入について 5. 一般会計歳出予算 6. 歳出について 7. 特別会計ってなに? 16. 市民一人あたり中核市比較(主なもの) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 一般会計予算額 地方税額 地方交付税 民生費 土木費 教育費 義務的経費 普通建設事業費 比較一覧 8. 予算確定までの流れ 9. 予算の推移(過去10年) 10. 平成27年度予算のポイントは? ※中核市予算額は速報値(平成27年3月現在) 予算のこと教えて 予算ってなに? 新しい年度が始まるまでに、次の年度に行うべき事業の内容などを検討し、税金や、国・県からの補助金などの市に入る収 入と、行政サービスに使う支出の金額を見積もることです。 姫路市の予算は、一般会計・特別会計・企業会計の3つがあります。 一般会計ってなに? 一般会計は、教育や福祉、公共施設の整備、市役所の運営など、市民の皆さんにとって身近なものに使われる予算です。 皆さんからの市民税や、固定資産税などの市税は、一般会計に使われています。 特別会計ってなに? 市が行っている事業のうち、特定の目的や収入があるものについては、一般会計と分けて「特別会計」とし、事業ごとの収支 を明確にしています。 姫路市には次の7つの特別会計があります。(特別会計の各事業ごとの説明は10ページにあります。) ・卸売市場事業 ・母子父子寡婦福祉資金貸付事業 ・国民健康保険事業 ・介護保険事業 ・後期高齢者医療保険事業 ・奨学学術振興事業 ・財政健全化調整 企業会計ってなに? 「公営企業」として、一般会計から独立し、民間の企業と同じ会計方法で、事業ごとに収益をあげて運営していま す。 姫路市には次の3つの企業会計があります。(企業会計の各事業ごとの説明は12ページにあります。) ・水道事業 ・都市開発整備事業 ・下水道事業 1 平成27年度予算額は? 一般会計は2,171億円で、前年度比60億円、2.8%の増。予算額は過去2番目の規模となっています。 特別会計(7会計)は1,163億2,900万円で、前年度比86億700万円、8.0%の増 企業会計(3会計)は563億5,300万円で、前年度比△83億7,900万円、△12.9%の減 全会計総額は3,897億8,200万円で、前年度比62億2,800万円、1.6%の増。予算額は過去2番目の規模。 会 一 特 企 特 別 会 計 計 般 会 別 会 業 会 合 計 名 計 計 計 会 計 名 卸売市場事業 食肉センター事業 母子父子寡婦福祉資金貸付事業 国民健康保険事業 介護保険事業 後期高齢者医療事業 奨学学術振興事業 財政健全化調整 合 計 会 計 名 企 水道事業会計 業 都市開発整備事業会計 会 計 下水道事業会計 合 計 27年度予算 217,100 116,329 56,353 389,782 27年度予算 845 64 71,153 37,690 6,310 30 237 116,329 27年度予算 14,590 2,587 39,176 56,353 26年度予算 211,100 107,722 64,732 383,554 (単位:百万円) 比較 伸率 6,000 2.8 8,607 8.0 △ 8,379 △ 12.9 6,228 1.6 26年度予算 906 164 61 62,360 37,868 6,195 26 142 107,722 (単位:百万円) 比較 伸率 △ 61 △ 6.8 △ 164 皆減 3 4.9 8,793 14.1 △ 178 △ 0.5 115 1.9 4 13.2 95 67.2 8,607 8.0 26年度予算 21,037 4,646 39,049 64,732 (単位:百万円) 比較 伸率 △ 6,447 △ 30.6 △ 2,059 △ 44.3 127 0.3 △ 8,379 △ 12.9 2 一般会計歳入予算 (単位:百万円) 繰入金 4,435 (2.0%) 分担金及び負担金 2,388 (1.1%) 地方譲与税 1,301 (0.6%) 財産収入 1,279 (0.6%) その他 1,598 (0.7%) 使用料及び手数料 5,789 地方消費税交付金 (2.7%) 8,640 (4.0%) 諸収入 9,453 (4.4%) 県支出金 12,269 (5.7%) 総額 地方交付税 12,900 (5.9%) 217,100 市債 25,460 (11.7%) 市税 94,600 (43.6%) 配当割交付金 403 地方特例交付金 337 株式等譲渡所得割交付金 215 自動車取得税交付金 208 利子割交付金 162 交通安全対策特別交付金 110 寄附金 85 ゴルフ場利用税交付金 71 国有提供施設等所在市助成交付金 7 市民税 35,431 固定資産税 42,921 軽自動車税 922 市たばこ税 4,150 特別土地保有税 0 入湯税 22 事業所税 4,395 都市計画税 6,759 財産収入 その他 歳入合計 配当割交 地方特例 株式等譲 自動車取 利子割交 交通安全 寄附金 ゴルフ場利 国有提供 国庫支出金 36,988 (17.0%) 3 歳入について 市税 市民のみなさんから納めていただく税金のことで、姫路市には下記の8つの税があります。 ・市民税 ・特別土地保有税 ・固定資産税 ・入湯税 ・軽自動車税 ・事業所税 ・市たばこ税 ・都市計画税 地方譲与税 国が皆さんから納めていただいた税金を、そのまま国から地方公共団体に対して譲り渡される税です。 姫路市には「自動車重量譲与税」「特別とん譲与税」「地方揮発油譲与税」の3つがあります。 利子割交付金 預貯金利子などにかかる源泉徴収税のうち、県の税金である県民税利子割の一部が県から交付されるものです。 配当割交付金 株式などの配当所得にかかる源泉徴収税のうち、県の税金である県民税配当割の一部が県から交付されるものです。 株式等譲渡所得割交付金 株式などの譲渡所得にかかる源泉徴収税のうち、県の税金である県民税株式等譲渡所得割の一部が県から交付されるもので す。 地方消費税交付金 消費税8%のうち、消費税(国税)が6.3%、地方消費税(県税)1.7%となっています。 地方消費税(県税)1.7%の1/2が、国勢調査の人口や事業所統計従業者数に応じて市町村に交付されるものです。 4 ゴルフ場利用税交付金 ゴルフ場の利用者に対して、県が課税をしています。 県の税金であるゴルフ場利用税の7/10が、ゴルフ場のある市町村に交付されるものです。 自動車取得税交付金 県の税金である自動車取得税の一部について、市道の延長や面積で按分し、市町村に交付されるものです。 国有提供施設等所在市町村助成交付金 自衛隊等が所在する市町村に国から交付されるもので、姫路市には陸上自衛隊姫路駐屯地があり、自動車訓練場及び姫路 射撃場の土地及び工作物等が交付の対象となっています。 地方特例交付金 国の施策によって実施される減税措置に伴う地方税の減収や、制度改正による地方負担の増加を補てんするため、国から地 方公共団体へ交付されるものです。 地方交付税 すべての地方公共団体が一定水準の行政サービスを提供できるように、国税のうち所得税、法人税、酒税、消費税および地 方法人税の一定割合を地方公共団体へ配分するものです。 交通安全対策特別交付金 交通違反をした方が納める反則金が、交通事故発生件数や人口等の割合で按分されて国から交付されるものです。 分担金・負担金 市が行う特定の事業に対して、利益を受ける個人や団体からその利益の限度において納めていただくものです。 具体的には保育園の保育料や養護老人ホームの受益者負担金などがあります。 使用料・手数料 使用料は、市が所有する市民会館や文化センターなどの施設を利用される方に支払っていただく料金です。 手数料は、市が特定の方に対して行ったサービスの対価として支払っていただく料金です。具体的には、住民票や戸籍等の 発行手数料や、廃棄物処理手数料などがあります。 5 国庫支出金・県支出金 国(県)の立場から公益性が認められる特定の事務事業に対して市に交付されるもので、次の3つがあります。 生活保護費などの法令に基づき国や県が義務として交付するものを負担金といいます。 道路の新設や改良などの特定の仕事に対して交付されるものを補助金といいます。 国民年金事務や国政選挙事務のように国や県の仕事を市に委託したときに交付されるものを委託金といいます。 財産収入 市が有する財産の貸付け、売払いなどにより得た現金収入のことです。 公共用地の売払収入や、土地建物貸付料などが該当します。 寄附金 姫路市には「ふるさとひめじ応援寄附金」、「愛の寄附金」などがあります。 繰入金 他の会計や基金からその会計に資金が移される場合を繰入といいます。 諸収入 収入の性質により、他の収入科目に含まれない収入をまとめたものです。 市税の滞納に対する延滞金、預金利子、貸付金元利収入などがあります。 市債 道路、公園、下水道や学校など多くの市民が何年にも亘って利用できる公共施設を整備する時に、その年に集めた税金だけ で賄うのではなく、銀行などからお金を借りてその費用にあてています。 その借金のことを市債といいます。 借金をする(市債を発行する)ことによって、建設した施設を使う将来の世代にも公平に費用を負担してもらうことができます。 自主財源と依存財源 自主財源は市が自主的に収入できる市税や分担金・負担金、使用料・手数料などのことです。 依存財源は市が自主的に収入できない国庫(県)支出金や市債などのことです。 6 一般会計歳出予算 (単位:百万円) 商工費 8,356 (3.8%) その他 4,817 (2.2%) 消防費 7,423 (3.4%) 農林水産業費 3,111 議会費 1,163 労働費 343 予備費 200 諸支出金 14,607 (6.7%) 衛生費 15,388 (7.1%) 総務費 17,026 (7.8%) 民生費 81,005 (37.3%) 総額 217,100 公債費 20,659 (9.5%) 教育費 22,715 (10.5%) 土木費 25,104 (11.6%) 7 歳出について 目的別 その行政目的によって、議会費、総務費、民生費、衛生費、労働費、農林水産業費、商工費、土木費、消防費、教育 費、災害復旧費、公債費等に大別されています。 議会費 市議会運営のための経費です。 市議会議員に対する報酬などもこれに含まれます。 土木費 道路や河川、公園などを整備するための経費です。 総務費 市の庁舎や財産の維持管理、戸籍管理、税金の収 納などの経費です。 消防費 消防や火災予防などの災害対策のための経費です。 民生費 障害者や高齢者の福祉サービス、子育て支援、保育 所、生活保護などの経費です。 教育費 学校教育やスポーツ振興などの経費です。 衛生費 環境保全、病気予防、健康増進などの経費です。 公債費 市債(借金)やその利子を支払うための経費です。 労働費 勤労者などの支援のための経費です。 諸支出金 他の支出科目に含まれない経費で、他会計への繰出 金などがあります。 農林水産費 農林水産の振興や農林整備などの経費です。 予備費 予算を見積もる際には想定していなかった、支出に対 応するための経費です。 商工費 商工業や観光の振興などの経費です。 8 特別会計予算 (単位:百万円) 奨学学術振興事業 30 (0.0%) 後期高齢者医療事業 6,310 (5.4%) 介護保険事業 37,690 (32.4%) 財政健全化調整 237 (0.2%) 卸売市場事業 845 (0.7%) 母子父子寡婦福祉資金貸付 事業 64 (0.1%) 総額 116,329 国民健康保険事業 71,153 (61.2%) 9 特別会計ってなに? 特別会計には次の7つがあります。 し じょう 地元産の他、日本全国や外国からの、野菜や果物、魚などの生鮮食料品を取扱 卸売市場事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ う卸売・仲卸業者の監督や、施設の維持管理などを行っている事業です。 母子及び父子並びに寡婦福祉法に基づき、児童を扶養している配偶者のいな い母子、父子や寡婦(こどもが20歳以上)へ、児童を高校、大学等へ就学させるた 母子父子寡婦福祉資金貸付事業・・・・・・・・ めの費用や就職に必要な資金などを貸付しています。 か ふ 職場の健康保険(社会保険等)などに加入していない人が加入する保険で、市 町村が運営しています。 国民健康保険事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 職場の健康保険に加入している方及び生活保護を受けている方以外の74歳ま での方は国民健康保険に加入するよう法律で定められています。 介護保険法に基づき、介護保険料や国、県などの補助金を財源として、要介護・ 要支援認定された方へ特別養護老人ホームなどの施設介護サービス在宅介護 介護保険事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ サービスなどの保険給付を行うほか、高齢者がいつまでも健康で暮らすことができ るように介護予防事業などを実施しています 75歳以上の後期高齢者と、65~74歳の前期高齢者で障害のある方を対象とする 後期高齢者医療事業・・・・・・・・・・・・・・・・ 医療制度です。 大学または短期大学の学生や海外からの留学生に対し、奨学金を支給したり、 奨学学術振興事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 学術振興を目的に、産学協同研究等に助成を行っています。 特別会計等の財政の健全な運営及び累積欠損(赤字)の計画的な解消のため 財政健全化調整・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ に使用する会計です。 10 企業会計予算 (単位:百万円) 水道事業会計 14,590 (25.9%) 総額 56,353 下水道事業会計 39,176 (69.5%) 都市開発整備事業会計 2,587 (4.6%) 11 企業会計ってなに? 企業会計には次の3つがあります。 市民のみなさんに安全で良質な水道水を供給するための施設、配水管及び給 水道事業会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 水管の維持管理等をする会計です。 住民生活に身近な社会基盤(市有宅地の開発・分譲、霊苑の造成など)を整備 都市開発整備事業会計・・・・・・・・・・・・・・ する会計です。 各家庭や工場等で発生した汚水または雨水を処理する施設等の管理をする会 下水道事業会計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計です。 12 予算確定までの流れ 予算編成は前年度の9月頃より始まり、3月の議会の審議を経て確定されます。 主な流れは次のとおりです。 ~9月 翌年度の予算編成方針作成 10月上旬 予算編成要領説明会で予算編成方針などを説明 予算編成方針を市ホームページで公表 10月下旬 各担当課より予算要求書を財政課に提出 10月下旬 2月上旬 予算要求内容を精査し、限られた財源の中で、市政方針や、 事業の緊急性・優先度などを踏まえて、予算案をまとめる 2月~3月 予算案を議会へ提出し、議会の審議を経て確定 13 予算の推移(過去10年) H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 一 般 会 計 予算額 順位 206,500 9 207,400 7 206,900 8 205,500 10 214,500 4 221,000 1 214,800 3 212,100 5 211,100 6 217,100 2 特 別 会 計 予算額 順位 155,315 2 159,289 1 139,119 3 123,333 4 120,193 5 95,952 10 102,049 9 104,311 8 107,722 7 116,329 6 (単位:百万円) 400,000 385,798 企 業 会 予算額 23,983 25,710 23,130 22,029 17,917 52,392 52,515 52,446 64,732 56,353 (単位:百万円) 計 合 計 順位 予算額 順位 7 385,798 3 6 392,399 1 8 369,149 7 9 350,862 10 10 352,610 9 5 369,344 6 3 369,364 5 4 368,857 8 1 383,554 4 2 389,782 2 予算額の推移 392,399 369,149 350,862 352,610 205,500 214,500 123,333 120,193 383,554 389,782 212,100 211,100 217,100 102,049 104,311 107,722 116,329 52,515 52,446 64,732 56,353 H26 H27 369,344 369,364 368,857 221,000 214,800 95,952 52,392 350,000 300,000 250,000 200,000 206,500 207,400 155,315 159,289 150,000 206,900 139,119 100,000 50,000 23,983 25,710 23,130 22,029 17,917 0 H18 H19 H20 合 計 H21 H22 一 般 会 計 H23 特 別 会 計 H24 H25 企 業 会 計 14 平成27年度予算のポイントは? 「生きがいと魅力ある住みよい都市 姫路」を実現するため、7つの重点施策を推進するとともに、これらに関連した事業の 積極的な展開による相乗効果を生み出すため、予算を重点的に配分する分野を定めています。 【7つの重点施策】 「キャスティ21の推進」 「姫路城グランドオープンを活かした観光の振興」 「総合交通体系の構築」 「広域連携の推進」 「子ども・子育て支援の充実」「地域防災力の強化」 「スポーツの振興」 【重点分野】 キャスティ21の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ コアゾーンの歩行者デッキ等整備、イベントゾーンの基本設計 ※キャスティ21とは、姫路駅周辺地区整備事業の愛称で、英語の「キャッスル(城)」と「シティ(都市)」に21世紀を合成したもの 姫路城グランドオープンを活かした観光の振興・・・・・・・・・・・・・・・・ グランドオープン記念イベント開催 総合交通体系の構築・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ JR御着・姫路間新駅整備、コミュニティサイクル第2次社会実験 地方創生と広域連携の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 地方創生総合戦略策定、連携中枢都市関連事業 子ども・子育て支援の充実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子ども・子育て支援新制度推進、子ども通院医療費無料化拡充 地域防災力の強化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高機能消防指令システム更新、IP無線通信機導入 スポーツの振興・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ スポーツ推進計画策定、スポーツ施設の整備 15 平成27年度予算の使いみちは? 姫路市の一般会計予算額2,171億円を市民1人あたりに換算すると約40万円となります。 これらは、子育て支援や福祉、まちづくり、教育、ごみ処理、消防といったさまざまな分野に使われています。 市民1人あたり 予算額合計 399,755円 ①社会福祉、子育てや生活 扶助などに(民生費) ②道路、公園、住宅の建設 ・管理などに(土木費) ③学校、幼稚園、社会教育 などに(教育費) ④市債やその利子などの 支払いに(公債費) 149,158円 (+8,919円) 46,225円 (△956円) 41,826円 (+5,790円) 38,041円 (△1,303円) ⑤市役所の管理運営、広報 などに(総務費) ⑥保健衛生やごみ・し尿の 処理などに(衛生費) ⑦商業や工業、観光の振興 などに(商工費) ⑧その他の目的に (消防費、農林水産業費等) 31,350円 (+3,128円) 28,334円 (+1,090円) 15,387円 (△5,889円) 49,434円 (+918円) ※ ( )内は、前年度増減額です。なお、1人あたりの数値は平成27年1月1日現在の人口 543,083人を基礎としました。 16 貯金とローン 姫路市の全会計基金残高(平成27年度末) 姫路市の全会計市債残高(平成27年度末) 550億 9,850万円 3,664億 9,412万円 (対前年度比45億1,534万円減) (対前年度比2億9,893万円増) 姫路市民1人あたりの貯金額 姫路市民1人あたりのローン残高 約 10.1万円 約 67.5万円 (対前年度比 9千円減) (対前年度比 1千円増) 市民1人あたりの基金及び市債残高の推移(全会計ベース) 1000 (単位:千円) 896 900 783 800 768 759 750 723 703 692 674 675 700 600 市債 500 基金 400 300 200 83 78 82 84 102 100 108 107 110 101 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 100 0 ※ 平成25年度までは決算額、平成26年度・27年度は年度末見込額 17 自主財源と依存財源 自主財源は市が自主的に収入できる市税や分担金・負担金、手数料などのことです。 依存財源は市が自主的に収入できない国庫(県)支出金や市債などのことです。 (単位:億円) 自主財源及び依存財源比率の推移 2,065 2,074 2,069 2,055 34.9% 36.5% 37.3% 100% 2,145 2,210 2,149 2,121 2,111 2,171 41.1% 39.5% 42.3% 41.5% 43.9% 45.6% 882 873 909 880 926 991 58.9% 60.5% 57.7% 58.5% 56.1% 54.4% 90% 80% 39.2% 70% 809 724 756 767 65.1% 63.5% 62.7% 60% 50% 40% 30% 60.8% 20% 1,256 1,350 1,313 1,288 1,263 1,337 1,239 1,241 1,185 1,180 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 10% 0% 自主財源 依存財源 18 義務的経費 義務的経費とは性質別のうち、その支出が義務づけられ、任意に削減することができない経費をいいます。 人件費、扶助費、公債費のことです。 ・人件費とは、職員の給与や議員の報酬などの経費です。 ・扶助費とは、生活保護費や児童手当などの支給や、市が単独で行う各種扶助のための経費です。 ・公債費とは、 市債(借金)やその利子を支払うための経費です。 (単位:億円) 義務的経費の推移 1200 46.4% 1000 44.0% 41.7% 41.9% 212 212 800 42.5% 47.4% 218 223 214 214 49.2% 207 215 50.0% 45.0% 40.0% 600 355 363 48.7% 236 223 359 356 47.6% 48.3% 346 340 338 353 35.0% 347 349 400 30.0% 472 419 200 293 293 307 321 H18 H19 H20 H21 463 471 H24 H25 476 509 25.0% 0 20.0% 扶助費 H22 人件費 H23 公債費 H26 H27 一般会計予算総額に占める比率 19 市税収入 市税とは、市民のみなさんから納めていただく税金のことで、姫路市には次の8つの税があります。 ・市民税 ・固定資産税 ・軽自動車税 ・市たばこ税 ・特別土地保有税 ・入湯税 ・事業所税 ・都市計画税 (単位:億円) 市税収入の推移 1,000 50.0% 973 49.0% 971 48.0% 950 46.9% 941 46.9% 946 47.0% 930 920 923 921 46.0% 45.3% 900 893 44.6% 890 43.6% 43.4% 43.2% 45.0% 44.0% 43.0% 43.0% 850 41.5% 41.6% 42.0% 41.0% 800 40.0% H18 H19 H20 H21 市税収入 H22 H23 H24 H25 H26 H27 一般会計予算総額に占める比率 20 一般会計予算額(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり予算額は、399.8千円で中核市全43市中19位で、中核市平均水準となっています。 (単位:千円) 市民一人あたり一般会計予算額(中核市比較) 600.0 511.4 500.0 400.0 490.6 461.8 460.1 456.3 448.2 402.9 400.5 399.8 397.7 393.7 361.5 318.7 316.3 316.1 310.7 300.8 300.0 200.0 100.0 0.0 21 地方税額(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり地方税(市税)額は174.2千円で中核市全43市中4位で、中核市平均を大きく上回っています。 その理由は、姫路市の沿岸部には大きな製造業の会社が多く、その家屋や償却資産に対する課税が多いためです。 (単位:千円) 市民一人あたり地方税額(中核市比較) 300.0 255.2 250.0 200.0 176.5 174.8 174.2 172.6 165.1 150.0 120.6 119.8 115.8 114.0 112.9 100.0 50.0 0.0 1.豊田市 2.宇都宮市 3.西宮市 4.姫路市 5.岡崎市 10.尼崎市 39.長崎市 40.松山市 41.函館市 42.青森市 43.旭川市 22 地方交付税額(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり地方交付税額は23.8千円で中核市全43市中32位で、中核市平均をやや下回っています。 地方交付税は、すべての地方公共団体が一定水準の行政サービスを提供できるように、国税のうち所得税、法 人税、酒税、消費税および地方法人税の一定割合を地方公共団体へ配分するものです。 (単位:千円) 140.0 市民一人あたり地方交付税額(中核市比較) 131.3 120.0 101.4 100.0 101.3 95.0 86.6 80.0 60.0 40.0 26.5 26.5 23.8 22.8 21.5 20.0 9.3 7.2 6.4 5.4 5.1 3.3 0.0 23 民生費(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり民生費は149.2千円で中核市全43市中21位で、中核市平均水準となっています。 民生費とは、障害者や高齢者の福祉サービス、子育て支援、保育所、生活保護などの経費です。 (単位:千円) 市民一人あたり民生費(中核市比較) 250.0 230.7 223.9 206.3 205.8 205.6 200.0 155.3 150.0 150.7 150.2 149.2 149.1 147.2 125.6 118.2 117.8 117.5 116.0 100.0 50.0 0.0 24 土木費(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり土木費は46.2千円で中核市全43市中22位で、中核市平均水準となっています。 土木費とは、道路や河川、公園などを整備するための経費です。 (単位:千円) 市民一人あたり土木費(中核市比較) 100.0 90.8 90.1 90.0 80.0 70.0 62.4 62.3 60.7 60.0 50.0 40.0 47.3 47.0 46.6 46.2 44.2 43.9 35.9 30.1 30.0 26.0 25.4 25.3 24.4 20.0 10.0 0.0 25 教育費(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり教育費は41.8千円で中核市全43市中16位で、中核市平均水準となっています。 教育費とは、学校教育やスポーツ振興などの経費です。 (単位:千円) 市民一人あたり教育費(中核市比較) 80.0 71.6 70.0 60.0 65.2 64.8 58.0 53.0 50.0 44.5 43.3 41.8 41.7 41.6 40.0 30.3 30.0 29.6 29.0 27.3 26.2 20.0 10.0 0.0 26 義務的経費(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり義務的経費は196.8千円で中核市全43市中20位で、中核市平均水準となっています。 義務的経費とは性質別のうち、その支出が義務づけられ、任意に削減することができない経費をいいます。 人件費、扶助費、公債費のことです。 ・人件費とは、職員の給与や議員の報酬などの経費です。 ・扶助費とは、生活保護費や児童手当などの支給や、市が単独で行う各種扶助のための経費です。 ・公債費とは、 市債(借金)やその利子を支払うための経費です。 (単位:千円) 市民一人あたり義務的経費(中核市比較) 350.0 308.2 300.0 276.6 272.3 272.2 254.1 250.0 203.2 200.0 199.5 199.4 196.8 196.5 195.7 161.3 150.0 160.1 156.4 153.8 138.0 100.0 50.0 0.0 27 普通建設事業費(中核市比較) 姫路市の市民一人あたり普通建設事業費は72.4千円で中核市全43市中4位で、中核市平均を大きく上回っています。 普通建設事業費とは、道路、橋、学校、庁舎などの新増設の建設事業に必要な投資的な経費です。 (単位:千円) 市民一人あたり普通建設事業費(中核市比較) 120.0 102.7 100.0 84.9 80.0 78.9 72.4 70.7 58.6 60.0 40.0 36.1 29.1 24.5 19.7 20.0 19.0 15.8 0.0 1.豊田市 2.久留米市3.いわき市 4.姫路市 5.下関市 14.尼崎市 36.西宮市 39.大津市 40.奈良市41.横須賀市42.大分市 43.枚方市 28 市民一人あたり中核市比較一覧(主なもの) 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位 12位 13位 14位 15位 16位 17位 18位 19位 20位 21位 22位 23位 24位 25位 26位 27位 28位 29位 30位 31位 32位 33位 34位 35位 36位 37位 38位 39位 40位 41位 42位 43位 一般会計予算額 函館市 511.4 長崎市 490.6 いわき市 461.8 下関市 460.1 旭川市 456.3 久留米市 455.3 東大阪市 449.5 尼崎市 448.2 高知市 447.2 郡山市 432.1 秋田市 426.6 豊田市 424.0 高崎市 423.8 前橋市 421.2 那覇市 416.1 青森市 405.2 和歌山市 402.9 富山市 400.5 姫路市 399.8 鹿児島市 397.7 長野市 393.7 宮崎市 384.3 宇都宮市 380.0 倉敷市 378.4 岐阜市 377.5 盛岡市 377.2 豊中市 375.2 高松市 373.2 金沢市 367.9 西宮市 361.5 福山市 355.7 奈良市 350.0 横須賀市 348.9 松山市 346.7 高槻市 345.4 大分市 323.2 船橋市 322.8 豊橋市 321.1 岡崎市 318.7 大津市 316.3 川越市 316.1 枚方市 310.7 柏市 300.8 地方税 豊田市 宇都宮市 西宮市 姫路市 岡崎市 金沢市 富山市 豊橋市 倉敷市 尼崎市 豊中市 川越市 柏市 岐阜市 船橋市 高崎市 大分市 和歌山市 前橋市 東大阪市 長野市 高松市 福山市 いわき市 郡山市 奈良市 大津市 横須賀市 盛岡市 鹿児島市 那覇市 高槻市 秋田市 枚方市 高知市 宮崎市 久留米市 下関市 長崎市 松山市 函館市 青森市 旭川市 交付税 255.2 176.5 174.8 174.2 172.6 172.6 167.1 166.3 165.7 165.1 164.0 158.6 157.4 155.9 154.1 153.3 153.0 152.6 150.9 148.5 147.9 147.9 147.7 145.2 142.4 142.0 141.8 141.3 140.9 137.5 136.0 135.9 135.0 135.0 131.3 127.4 127.1 121.3 120.6 119.8 115.8 114.0 112.9 函館市 旭川市 下関市 青森市 長崎市 高知市 いわき市 秋田市 久留米市 宮崎市 盛岡市 長野市 鹿児島市 富山市 前橋市 東大阪市 高松市 高崎市 松山市 奈良市 那覇市 郡山市 大津市 福山市 和歌山市 倉敷市 高槻市 横須賀市 金沢市 枚方市 岐阜市 姫路市 尼崎市 大分市 豊中市 豊田市 西宮市 柏市 宇都宮市 船橋市 豊橋市 川越市 岡崎市 民生費 131.3 101.4 101.3 95.0 86.6 83.0 73.3 70.8 69.5 66.0 56.4 56.2 54.6 48.1 47.4 43.9 42.0 40.8 40.6 40.0 37.6 35.8 33.2 32.8 32.4 30.5 30.1 28.7 28.3 26.5 26.5 23.8 22.8 21.5 16.6 16.1 9.3 7.8 7.2 6.4 5.4 5.1 3.3 長崎市 東大阪市 高知市 那覇市 尼崎市 旭川市 函館市 豊中市 鹿児島市 久留米市 青森市 和歌山市 宮崎市 下関市 松山市 高槻市 西宮市 高松市 倉敷市 枚方市 姫路市 福山市 奈良市 秋田市 大分市 盛岡市 宇都宮市 いわき市 前橋市 横須賀市 大津市 船橋市 高崎市 長野市 富山市 豊橋市 岐阜市 金沢市 川越市 郡山市 柏市 豊田市 岡崎市 230.7 223.9 206.3 205.8 205.6 195.8 189.7 184.2 183.5 183.1 177.1 170.7 168.8 161.8 160.4 159.9 155.3 154.5 150.7 150.2 149.2 149.1 147.2 144.4 142.9 141.3 140.1 136.3 136.2 135.6 134.8 132.4 131.5 128.6 127.1 126.8 126.7 126.5 125.6 118.2 117.8 117.5 116.0 土木費 いわき市 豊田市 富山市 高崎市 前橋市 鹿児島市 盛岡市 和歌山市 那覇市 金沢市 長野市 下関市 岡崎市 倉敷市 長崎市 郡山市 秋田市 尼崎市 旭川市 宇都宮市 久留米市 姫路市 高槻市 宮崎市 函館市 豊橋市 青森市 横須賀市 東大阪市 柏市 高知市 大津市 西宮市 船橋市 福山市 松山市 岐阜市 枚方市 高松市 川越市 豊中市 大分市 奈良市 教育費 90.8 90.1 62.4 62.3 60.7 58.3 58.2 54.0 52.8 51.7 50.5 50.0 49.1 48.5 48.4 48.4 47.8 47.3 47.0 47.0 46.6 46.2 44.2 43.9 43.6 42.4 42.1 39.6 39.1 39.1 39.1 37.2 35.9 35.2 35.2 34.0 33.1 31.8 30.1 26.0 25.4 25.3 24.4 豊田市 東大阪市 久留米市 尼崎市 西宮市 高松市 下関市 前橋市 いわき市 豊中市 倉敷市 長野市 岐阜市 高崎市 船橋市 姫路市 郡山市 岡崎市 金沢市 川越市 那覇市 高槻市 高知市 宇都宮市 富山市 函館市 福山市 青森市 柏市 秋田市 松山市 奈良市 盛岡市 枚方市 長崎市 豊橋市 鹿児島市 大津市 横須賀市 旭川市 和歌山市 大分市 宮崎市 71.6 65.2 64.8 58.0 53.0 49.3 49.2 47.2 46.2 45.4 44.9 44.8 44.8 44.5 43.3 41.8 41.7 41.6 40.5 40.2 40.2 39.8 38.4 38.3 38.0 37.3 37.2 36.8 36.8 35.8 35.6 34.9 34.1 32.5 32.5 32.4 31.9 31.2 30.3 29.6 29.0 27.3 26.2 義務的経費費 長崎市 308.2 高知市 276.6 尼崎市 272.3 函館市 272.2 旭川市 254.1 那覇市 251.4 東大阪市 238.6 青森市 237.3 和歌山市 229.8 鹿児島市 226.7 下関市 225.5 宮崎市 223.4 秋田市 215.1 豊中市 211.3 久留米市 210.0 大分市 205.5 西宮市 203.2 金沢市 199.5 高松市 199.4 姫路市 196.8 奈良市 196.5 盛岡市 195.7 倉敷市 194.4 福山市 191.0 松山市 190.6 岐阜市 188.9 富山市 188.9 横須賀市 185.9 高槻市 182.0 前橋市 181.8 宇都宮市 181.7 大津市 176.2 長野市 174.3 いわき市 172.2 高崎市 169.6 豊田市 168.7 豊橋市 167.3 川越市 165.8 枚方市 161.3 柏市 160.1 船橋市 156.4 郡山市 153.8 岡崎市 138.0 (単位:千円) 普通建設事業費 豊田市 102.7 久留米市 84.9 いわき市 78.9 姫路市 72.4 下関市 70.7 東大阪市 69.2 長野市 67.8 前橋市 64.2 富山市 63.2 鹿児島市 61.8 秋田市 61.1 長崎市 60.3 高知市 59.8 尼崎市 58.6 岡崎市 57.5 高松市 56.3 函館市 55.1 高崎市 55.0 盛岡市 54.8 那覇市 53.5 倉敷市 49.0 船橋市 49.0 宇都宮市 48.3 郡山市 48.2 金沢市 47.1 豊中市 45.0 旭川市 44.7 高槻市 44.3 川越市 43.2 和歌山市 42.4 豊橋市 38.9 松山市 38.8 岐阜市 38.4 柏市 36.3 宮崎市 36.1 西宮市 36.1 福山市 33.3 青森市 29.5 大津市 29.1 奈良市 24.5 横須賀市 19.7 大分市 19.0 枚方市 15.8 29
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