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第 15 回インテグレックス調査
ご協力のお願い
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素より「インテグレックス調査」
にご協力を賜り、誠に有難うございます。
外国公務員に対する贈賄は、海外腐敗行為として、従来から国際的に重要な問題と認識さ
れ、政府首脳レベルの国際会議で取り組み強化の提言がなされてきました。近年では海外当
局が摘発を強化しており、国際標準化機構(ISO)が贈収賄防止のためのマネジメントシス
テムに関する新規格の策定を進めているほか、日本政府の成長戦略でも、海外展開企業にお
ける贈賄リスク防止のための体制整備を施策のひとつとして掲げています。
これは、グローバル企業や海外市場に直接進出している企業に限った問題ではありませ
ん。激化する競争環境の中で、企業が自社の事業展開において最適なバリューチェーンを構
築しようとすれば海外と何らかの関わりを持たざるをえず、外国公務員贈賄もバリューチ
ェーンにおける重大なリスク要因としてコントロールしていく必要があります。
このような背景を踏まえて、今回のインテグレックス調査は「海外腐敗防止」をテーマと
し、外国公務員贈賄防止の取り組みについてお訊きするものとなっています。質問票は麗澤
大学企業倫理研究センター 高巌教授の協力により作成しており、貴社での取り組みの参考
にもしていただけるものと存じます。
本調査は、結果を長期の投資につなげるだけでなく、社会のサステナビリティの維持に貢
献する企業の持続的成長を社会から支援し、サステナブルな社会の建設に貢献することを
目的としています。私どもの主旨にご賛同賜り、ご多用中、誠に恐縮ではございますが、何
卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
末筆ではございますが、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
敬具
2015 年 10 月吉日
株式会社インテグレックス
代表取締役社長 秋山をね
質問票「海外腐敗防止」の質問内容および回答提出期限
質問票
回答
質問内容
提出期限
・外国公務員贈賄(海外腐敗行為)防止に関する全般的な事項
について
基本編
・贈賄防止のための社内ルールの要であり、贈賄リスク把握
(28 問)
の視点に基づく基幹文書「外国公務員贈賄防止に関する基
2015 年
11 月 20 日(金)
本規程」
「内規作成にあたっての注意すべき重要前提」につ
いて
・贈賄リスクを踏まえたうえでの重要な社内規定である「便
応用編
(35 問)
益・経費内規」
「寄附内規」について
・エージェント起用や企業買収といった贈賄リスクを伴う行
為をコントロールするための「エージェント評価手順」
「企
2015 年
12 月 11 日(金)
業買収デュデリジェンス手順」について
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