?? 作り

【平成26年】
農業委員会通信 12
もうすぐ冬!来年に向けた農業プランを考えませんか?
今回はすぐに始められる!栗栽培推進特別号です!(^o^ ゝ)))
T. Ag. Comm.
月号
No.16
喬木村農業委員会
Tel 33-5126
作り
栗を ませ
んか??
昨年度から農業委員会でも、栽培について検討を
行っている『栗』
栗は防除が少なく手間の掛からない省力作物です。
遊休農地や耕作放棄地解消を目的に!
またまた、ちょっとしたお小遣い稼ぎに!栗の栽培を
始めてみませんか\( ^o^ )/??
まずは、管理、防除基準、施肥基準を知ることから
始めましょう~♪
品種
収穫時期
果形
丹沢
9月上旬~9月中旬
大
筑波
9月下旬~10月上旬
中
ぽろたん
9月中旬~9月下旬
大
銀寄
9月下旬~10月上旬
中大
【病害虫防除基準】
散布時期
病害虫の防除
注意事項
月
旬
生育ステージ
対象病害虫
使用薬剤
倍率
水100㍑当
2
中
休眠期
カイガラムシ類
マシン油乳剤95
12~14倍
8㍑
3
下
催芽期
(発芽前)
芽枯れ病
石灰硫黄合剤
40倍
2.5㍑
発芽前に使用
クリイガアブラムシ
ハイテンパワー(展着剤)
エルサン乳剤
1万倍
1000倍
10ml
100ml
密度が高くなったら
散布する
期間中の散布は1
回までとする
クリイガアブラムシの多
い場合はパダンSG
水溶剤にかえてエ
ルサン乳剤1000倍
を散布する
開花期除く
5~6
7
上中
7
下
8
新梢伸長
最盛期
上~中
モモノゴマダラメイガ
ハイテンパワー(展着剤)
パダンSG水溶剤
1万倍
1500倍
10ml
65g
実炭疽病
クリシギゾウムシ
ハイテンパワー(展着剤)
ベンレート水和剤
アグロスリン水和剤
1万倍
3000倍
3000倍
10ml
33g
33g
モモノゴマダラメイガ
ハイテンパワー(展着剤)
パダンSG水溶剤
1万倍
1500倍
10ml
65g
裂果前に使用
※雨が多い場合は
注ベンレート3000
倍を加用する
実炭疽病
クリシギゾウムシ
ハイテンパワー(展着剤)
ベンレート水和剤
アグロスリン水和剤
1万倍
3000倍
3000倍
10ml
33g
33g
裂果前又は収穫
7日前迄に使用
剪定切口
乾燥防止
樹脂類(ボンド)等又は
注 トップジンMペースト
果実
肥大期
8
12~
下
休眠期
※散布量 成木:動力散布機:350㍑/10a ※幼木は調整する
※「裂果」とは「栗のいが」が割れること
※色塗り部分の防除は省いて良い
切除後速やかに
塗布する
続きは裏面
【施肥基準(めやす)】
木の樹齢
使用資材
10a当たりの施肥量
施肥しません
1~3年
4~6年
20kg(1袋)
フルーツみなみ
7~9年
40kg
10年以上
80kg
※植え付け距離は5m×5m(1000㎡当たり40本)めやすです。
【夏季管理について】
<新梢管理>
①幼木(1年から3年生位まで)
・樹の成長を助ける為、新梢は切除等はせずそのまま葉枚数を確保し樹の成長を助けましょう
【施肥基準】
・実をつけないよう毬(いが)がついたら切除してください。
②成木
・新梢が繁茂しないように7月中旬頃余分な新梢を掻いて残った枝に養分と日をあてるように
します。
<乾燥防止対策>
①梅雨が明けると土壌が乾燥するのでマルチ等をして乾燥を防ぐ。灌水ができれば更に良いです。
②有機質の補給を兼ねたマルチ材(ナギナタガヤ)の利用は、この時期に除草剤を使用し草を枯
らした後で種をまきます。
・冬に芽を出し春先から6月にかけて伸び7月に入ると倒伏してマルチを敷いた状態となり他の
雑草を抑制します。
③草生園では草を低く刈り水分の蒸散を抑えます。
④幹周りの除草
・幹周りの半径50センチ位は草が繁茂しないよう管理をお願いします。
・幹際の付近に除草剤は使用しないでくださいマルチ抑草または草でむしってください。
・樹間は野菜等の間作、または草刈管理でお願いします。
<防除>
・養成中(植え付け~3年)の園地は5月下旬より栗の葉に虫の食害を確認したらエルサン乳剤
1000倍(使用回数4回以内まで)の散布をしてください。
※収穫可能な木は防除基準により防除をしますがクリイガアブラムシを防ぐためイガにはたっぷ
り散布をお願いします。
<追肥>
・成木には追肥をする。6月中下旬と7月下旬に500㌘/本を樹冠下に撒布してください。
●植え付け・剪定については講習会の開催を予定しています。●
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