道徳だより 小松市立木場小学校 平成 27年6月 29 日 木場小学校では,家庭や地域とともに,木場小学校の子どもたちを心豊かな子に育てたいと願っています。 そこで,道徳の時間の学習の様子を「道徳だより」を通してお知らせすることにします。 今回は,6 月 18 日の参観日に行われた「ののはな1」と「ののはな2」の道徳授業についてお伝えします。 ののはな1 ねらい: ふろしき 昔から日本で使われている道具の便利さにふれ、日本に伝わる文化や伝統のよさを知り、 大切にしていこうとする心を育てる。(愛国心・国際理解) あらすじ:ある日、わたしは、タンスの中からきれいな布をみつける。何に使うのかお母さんにたず ねると、「ふろしきよ。いろいろな使い方があるのよ。」と、重箱やびんやすいかなどいろ いろな包み方をやってみせてくれた。わたしは、ふろしきが「まほうの布」のように思っ た。 授業の流れ 主人公の気持ちを考えた後、実際にふろしきを使って重箱やペ ットボトル2本、ボールなどいろいろな物を包んでみました。ふ ろしきはただの四角い布なのに、どんな形の物も包むことができ てすごいなあと驚きでした。日本で昔から使われている物には、 他にどんなものがあるか考えてみました。 教師からのひと言 ふろしきはとても便利で、日本人はいろいろな包み方を工夫してすばらしいですね。また、ふろし きで包むと、包んだものがなんだか大切なもののように感じるから不思議ですね。日本には、他にも 昔から使われているいろいろな便利なものがあります。おうちでもさがしてみてください。そして、 これからも大切に使っていけるといいですね。 ののはな2 ねらい: ぼくの生まれた日 - ドラえもん 自分の生まれたときの様子を知ることで父母の愛や家族の良さを感じ取り、楽しい家庭を つくろうとする心情を育てる。 (家族愛) あらすじ:のび太は母から「宿題をしなさい」とガミガミ言われることに嫌気がさし、 「パパもママも 僕のことなんかきらいなんだ」と言い出した。そこでドラえもんはのび太にタイムマシン でのび太の生まれた日に行き、父母がどう思っているか確かめることを提案した。 タイムスリップしたのび太は大喜びする父母の様子を目の当たりにし、名前にこめられた 願いや将来への期待を知り、父母に喜んでもらえるようなことをしようと考えた。 授業後の流れ のび太の生まれた日の様子を知った後、 「わたしの 生まれた日」について考えました。2年生の生活科で 生まれた時の様子や名前の由来調べをした経験があ るのですが、忘れていることが多かったです。 そこで、お父さんに事前にお願いしていたお子さん への手紙を読みました。生まれた日の天候やお母さん の様子、生まれた瞬間の親の気持ち、そして名前にこ められた願い…。照れながら、笑顔をこぼしながら手 紙の内容に聞き入っていました。 その後、手紙を読んだ感想、家族との思い出、家族 の好きなところを発表しました。また、父の日直前とい うことで、事前に作っていたお父さんへのプレゼントを披露しました。(授業では時間がありませんでした が、お返事も兼ねて父の日の手紙も書きました。 ) 教師からのひと言 生まれた時の様子を2年生の時に聞くの と、6年生になって聞くのでは感じ方が違っ たのではないかと思います。自分が愛されて いるという実感を持つことで、自分を愛すこ とができます。自分を愛せる人は他人も愛す ことができます。中学に入るとじっくりと話 す機会も減るかもしれません。反抗期に入っ ていく時期だからこそ、誕生日の日には生ま れた時の様子を家族で話し合ってみるのもい いかもしれませんね。
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