平成27年度 千葉敬愛短期大学 入学式 学長式辞(PDF:116KB)

平 成 26 年 度 卒 業 式 学 長 式 辞
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。これまでの皆さんの努力と
研さんを心からたたえたいと思います。また、この日まで長きにわたって皆さ
んの勉学と生活を支え、励まされてこられた保護者の方々に対しても深く敬意
を表します。この人生の節目に当たり、お世話になった方々へ素直な感謝の気
持を伝えてもらいたいと思います。
さて、皆さんは、2 年前夢と希望をもって本学に入学したことでしょう。本
学の建学の精神は西郷隆盛の「天を敬い、人を愛す」です。大学名の「敬愛」
は こ の 二 文 字 を と っ て い ま す 。 日 本 の 大 学 は 、 短 大 を 含 め て 1,000 校 ほ ど あ り
ます。多くの大学は地名か時代をつけたものが多いのです。敬愛という固有な
言葉での大学は少ないのです。皆さんはユニークで素晴らしい建学の精神を掲
げ た 本 大 学 で 学 ば れ た こ と を 自 負 し て ほ し い も の で す 。「 天 を 敬 い 、 人 を 愛 す 」
は私流に解釈すれば、自然の美しさや厳しさを体験し、世間の人々の優しさと
心の広さに敬意を払い、人を好きになり、人のために、世のためになる仕事を
しましょう、となります。西郷さんは今でも多くの人に慕われています。二度
の島流しに合いました。それにも負けず高い志を抱き、明治維新を成し遂げま
した。亡くなった後は、神様になられました。南州神社として各地で祀られて
います。
本 学 の 創 設 者 長 戸 路 政 司 は 、ま さ に 、西 郷 さ ん の 生 き 方 に 共 鳴 し 学 園 を 興 し 、
次の時代を担う人材育成にエネルギーを注ぎました。皆さんはこうした哲学と
精神を持った本学で研さんを積まれ、晴れて卒業します。これからは、本学で
身につけた教養と識見を基に、価値ある教育と保育の仕事に情熱を注ぐことを
期待します。
そ の 時 、次 の 二 つ の こ と を 肝 に 銘 じ て ほ し い と 思 い ま す 。一 つ は 、
「人には添
うてみよ、馬には乗ってみよ」です。人の出会いは一期一会です。その出会い
を大切にしていきたいものです。そして、きたチャンスは逃さずチャレンジし
てほしいものです。好き嫌いをいわず、とにかく様々な人と交流し、チャンレ
ンジな人生を送ってほしいものです。
二 つ 目 は 「 千 里 を 照 ら し て 、 一 隅 を 守 る 」 で す 。 千 里 は 今 で 言 え ば 4,000 キ
ロです。中国の上海までの距離です。グローバルな視野を持ち、世界に羽ばた
いて欲しいのです。と同時に自分のふるさとを大切にして欲しいのです。
終 わ り に 当 た り 、保 護 者 の 皆 様 に は こ の 2 年 間 本 学 の 教 育 に 絶 大 な る ご 理 解
とご協力をいただきましたことに心から感謝申し上げます。私たち教職員一同
は学生とともに学んできました。前途有為な学生とともに同じ学舎で過ごせた
ことに感謝しつつ皆さんを送り出すことは喜びに堪えません。それでは、皆さ
んの前途が明るく幸多からんことを祈念して式辞とします。
平 成 27 年 3 月 20 日
千葉敬愛短期大学 学長 明石要一