第 62 回 岡崎市小中学校理科作品展『科学の祭典』

岡崎市現職研修委員会 理科部
平成27年度
理科部報
発行日
平成 27 年9月8日
No.3
通巻 245 号
第 62 回
岡崎市小中学校理科作品展『科学の祭典』
第 62 回 岡崎市小中学校理科作品展が 10 月 11 日(日)に岡崎中央総合公園武道館で、技術・家庭科
部と合同で行われます。今年度のテーマは「未来へつなぐ ~岡崎の知恵・生命・自然~」です。市内
小中学校の夏休み理科自由研究の優秀作品の展示や、高校生や企業の方、小中学生による発表もありま
す。ぜひ、多くの方のご来場をお待ちしています。
1 期 日
平成 27 年 10 月 11 日(日)
9:00~15:00
2 会 場
岡崎中央総合公園武道館(技術・家庭科と合同開催 武道館南半分)
3 内 容
⑴ 学校代表作品
①内 容
研究・標本・製作物
②点 数
各学校 小学校4点 中学校3点(学年の児童生徒数が 10 名以下の場合は学校裁量)
⑵ クラブ・部活・学級作品
①内 容
クラブ・部活動・学年や学級で取り組んだ研究の成果のまとめ
②点 数
各学校の希望に応じて
③まとめ方
パネル(180㎝×180㎝) 1面以内
⑶ 研究発表
①発表者
出品作品の中から希望者(原則)
②点 数
5点程度(記念品贈呈)
③方 法
研究発表コーナーで、5分程度の発表と質問の受け答え
⑷ 特別コーナー
①科学体験コーナー
○ボランティアによる科学体験コーナー
・作って遊ぶコーナー(教材開発研修部など) 2ブース予定
・生物の紹介コーナー(自然観察研修部など) 1ブース予定
・スーパーサイエンス校によるコーナー ブース未定 テーマ塔付近での実施
○自然科学研究機構研修員によるコーナー(今年度は分子科学研究所)
②クイズラリー
出品作品についての問題をクイズラリー形式で解いていく。
(記念品贈呈)
③木村資生科学賞のコーナー(第 17 回)
④木村博士の紹介、今年度の学生科学賞出品作品の展示
⑤サイエンスショー(2部構成)中学生、若手教師、スーパーサイエンス校に交渉
⑥スーパーサイエンスコーナー *教師の研修コーナーに展示
○高等学校(岡崎、岡崎北、岡崎工業)の紹介(予定)
○小中学校の紹介
⑦地元企業との連携(中部電力株式会社により、理科における科学の有用性を学ぶ企画展示)
4 表 彰
⑴ 木村資生科学賞
⑵ 学校代表作品
出品者全員に賞状とメダル
⑶ クラブ・部活動・学級作品
賞状(クラブ・部活動については個人にも賞状)
※今年度の「基生研・生理研・分子研 未来の科学者賞」の表彰は、10 月 17 日の自然科学研究機
構一般公開日に行われます。
(理科作品展当日は、自然科学研究機構ブースにて手続きを行います。
)
第 12 回自由研究相談会(報告)
1
日 時 平成 27 年 7 月 22 日(水)、23 日(木)、24 日(金)、28 日(火)
4日間実施
2
場 所 岡崎市総合学習センター2階(教育研究所)
3
今年度の工夫 ・自由研究関係の本を増やし、待ち時間の有効化を図った。
・理科主任(偶数番号学校)と 2・3 年目の理科の先生が相談教師として参加した。
・自由研究の学校代表優秀作品を控え室に掲示した。
4
主な相談内容
・テーマ決めで困っている。
(59件 約40%)
・研究テーマは決まっているが、どのように調べたらよいか分からない。
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相談件数と来場者数(4日間)
相談件数 146 件、来訪者数 362 名。相談教師 61 名のご協力を得て、昨年以上の盛況ぶりであった。
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成果と今後の課題(◎は今年の成果 ▲は来年の課題)
◎受付で質問内容を記入後、待機部屋に入り、それから相談にみえるので、以前よりよかった。
◎帰っていく子たちが、みんな笑顔でかえっていくことができたのでよかった。
▲困っている子供や親の姿を見て、授業の中でもっとしっかり自由研究対策の必要性を感じた。
▲各学校における自由研究についての指導を可能な限り行っていただくことを主任会で呼びかけるこ
とも大切である。
授業力アップセミナー(第 52 回夏期理科実験実技講習会)
1
ねらい ・授業の進め方や基礎的な実験・実技の研修を通して、理科学習の指導法について学ぶ。
・最先端科学の研究について専門家から学び、自然科学についての見識を深める。
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日 時
平成27年7月31日(金) 9:00~12:10
3
場 所
岡崎市立愛宕小学校
4
概 要
第 114 回国研セミナー
講演「 脳は不思議がいっぱい!!!Ⅲ:錯視 etc 」
講師:自然科学研究機構 生理学研究所 教授 柿木 隆介 様
本年度のテーマは「錯視」
。
プリズムメガネを使った実習
など、脳の思い込みを体感で
きる講演でした。科学館で取
り上げられるほどのタイムリ
ーな話題に、楽しみながら参
加することができました。
学年別講座【小学校中学年】
(3、4 年) 渡辺修一郎 教諭
「豆電球・電池のはたらき」
折り紙が通電するかどうか
など、身近な材料の教材化を
紹介していただきました。
(4年) 鈴木 里佳 教諭
「星の動き」オリオン座を立
体的に捉える3D 星座や、月の位置と形を正確に観察ができ
る「観察透明シート」のつくり方を紹介していただきました。
学年別講座【小学校高学年】
(5年) 大洲壮一朗 教諭
「流れる水の働き・物の溶け
方」近くに川がなくても、オ
アシスを使って流れる水の
働きを調べる方法を紹介し
ていただきました。
(6年) 杉田 裕一 教諭
「水よう液の性質」限られた時間で、子供たちが金属と塩
酸の反応の実験ができる工夫を、器具の正しい扱い方も含
めて教えていただきました。
学年別講座【中学校】
(生物分野) 田中 智裕 教諭
「動物の仲間」煮干しを使っ
た脊椎動物の体のつくりの特
徴を調べる方法を紹介してい
ただきました。
(物理分野) 岡崎高等学校
教諭 新海 徳則 様
「力学的エネルギー」高校教
員の立場から中学校3年生で学習するエネルギーの概念に
ついて実験を交えて教えていただきました。