あつぎ情報 全 駐 労 発行人 全駐労厚木支部 教宣部 2013年 2月 第1号 「ゴミ箱に捨てる前に一度だけ目をとおしてください」 国公連合中央委員会に行ってきました 1 月 28 日(月)御茶ノ水「ホテルジュラク」にて第 11 回国公関連労働組合連合会(国 公連合)中央委員会に出席してきました。全駐労からは役員、中央委員および傍聴とし て 9 名が参加。以前にも当紙で紹介しましたが、「国公連合」は国家公務員や独立行政 法人で働く人たちの組合の連合体です。全駐労も同様なことで参加しています。 棚村国公連合議長 冒頭の棚村国公連合議長の挨拶を抜粋で紹介します。「昨年の突然解散とその後の総 選挙で、自民大勝で民主大敗。公務員改革法案の不成立とからめて民主党の政治責任を ただす。しかしながら、投票率の低さと獲得票数は大勝・大敗とは呼ぶべき結果とは言 えない。安倍政権と日銀の経済対策及び関係は不況下にインフレターゲットを設定する ことは如何なものか。公務員関連法案の廃案と基本権の回復。春闘に関しては財政再建 を口実に合理化を進めることを阻止する。段階的な定年延長の要求。独法の見直しを図 る。憲法問題も今後の政局に左右されるであろう」という趣旨でした。 尚、来賓は民主党前田参議院議員(企業団体対策委員長)社民党福島党首、吉沢公務 労協・公務員連絡会事務局長の各方々。 議案書中に全駐労関連課題がいくつか掲載されていて、駐留軍労働者(全駐労)の取 り組み(9頁)として沖縄 AAFES のストライキ問題、格差給問題、昨年 11 月の団体交 渉(防衛省)などの話題が掲載されています。具体的には 29 頁に駐留軍労働者の雇用 確保と労働条件の改善に向けて、全駐労の取り組みを支援します。話題としては 42 頁 に 11 月の団体交渉の様子が機関紙「国公連合」に掲載されています。 委員会の質疑応答中には渡辺健二神奈川地区本部書記長(中央執行委員)が沖縄 AAFES ストライキに対する国公連合の支援に謝意を述べました。答礼として森永書記長 が駐労職場の不安定な雇用状態と今後の環境改善に向けて連帯をしていきたい。また今 後は財務省からの圧力も強まるであろうが国公連合として全面的に支援すると話してい ました。 渡辺神奈川地区本部書記長 森永書記長 他、質疑応答の要旨を以下へ、 全農林・公務員制度改革について公共事業への財源投資は行うが、反して公務員への待 遇は改悪傾向。民主党前政権の政治責任を問いたい。自立的労使関係制度の確立を要求。 部内ではTPPへの参画絶対反対など。 税関労組・関税徴収は物流のグローバル化やLCC就航等でもはや限界にきている。24 時間勤務制や特殊な環境のため休暇取得は困難。人員不足の影響で改善ができない。 国公職組・地方整備局で制度の地方移管とは人員、設備等で現在国費で賄ってはいるも のの東日本大震災においてその過重な労働に対しても評価どころか依然として公務員バ ッシングの矢面に立たされている。 沖縄国公労組・55 歳以降職員の定期昇給廃止問題、地方公務員給与削減問題の余波、 在沖縄国公職場及び連合加入産別の終結を図り春闘を迎える。給与回復の実現として、 自民党は憲法に則り公務員の待遇を改善すべき。オスプレイ在沖海兵隊基地への配備問 題など。 沖縄への答弁へは、地位協定を含む在沖米軍基地問題などは国公連合と全駐労そして 連合を含めて協議を継続している最中と補足がありました。 詳しい議事内容は議案書が支部にありますので、興味のある方は是非ともご一読くださ い。 組合事務所のフリーダイアルは 0120-768-652 支部のホームページにアクセスしてみて下さい. アドレスは、 www.linkclub.or.jp/~gfluatsg/ 「がんばろう日本」
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