第10回ICTイノベーションキャッチコピー説明文書

第 10 回 ICT イノベーション キャッチコピーについて
キャッチコピー
円舞曲(Waltz)が奏でる未来 w=ict
1つ目のキーワードである「ワルツ」は、日本語では「円舞曲」と訳され、そ
れは一般的に 3 拍子で構成されています。この「円」というキーワードと"3"拍子
という特徴から、ICT イノベーションによってもたらされる”学生"と"企業"の交
流が"次の時代の人材や研究"に繋がっていき、その 3 つが円を描くように繰り返
されていくものであることを連想させるのが、このキーワードの狙いです。
また、2つ目のキーワード「w = ict」は特殊相対性理論における、虚数時間を
表す式(i:虚数単位、c:光速、t:時間)であり、空間の 3 次元に加えて4番目
の空間座標 w を考えることによって、世界間隔 𝑠 ! = 𝑥 ! + 𝑦 ! + 𝑧 ! + 𝑤 ! が物理の
基本法則(ローレンツ変換)の下で不変になるという性質を持っています。
これは、単に「w(altz)」と 「ict(イノベーション)」を関連付ける語呂の良さを
持っているだけでなく、時間を空間(距離)と同一視するという定義から、
「ict(ICT
イノベーションがもたらす時間)」は、距離(=歩み、成果)と同等(または、それを
与える)で有意義なものであるということを表す狙いがあります。
一見すると、何を表しているのかわからないキャッチコピーですが、デザイン
と組み合わせることで完成され、見た人に「なんだろう?」と思わせるような、
今までにはなかったものになっていると考えています。
第 10 回 ICT イノベーション実行委員会