上昇・下降の転換率80% フィボナッチ 完全マスターマニュアル 1 フィボナッチは、通常「戻り売り」、「押し目買い」に活 用されたり、利確ポイントの目安として活用されます。 見方を変えると、上昇への転換、下降への転換ポイントと して事前に目安を付けることが可能です。 フィボナッチの一般的な使い方にオリジナル性を加えてい ることをあらかじめご理解ください。 2 フィボナッチラインの表示手順 対象となる通貨ペアは、全通貨対応です。 新規チャート選択後、チャート上で右クリック、プロパ ティを選択し、図のようにチェックをしてください。 時間軸は、5分足でご説明します。 デイトレ、スキャルピングのための転換目安を付けること を目的とします。 区切り線を 1 日と見ます。 3 ツールからフィボナッチを選択します。 どこを始点、終点で結ぶかは、前日の高値、安値です。 上昇の転換ラインを表示させる場合は、前日の高値を始点 に、前日の安値を終点として結びます。 図のように、下から 0.0、上が 100.0 になるようなラインが 引かれます。 4 上昇の転換となるポイントは、 0.0 と 23.6 のラインです。 下降していても、このラインからは上昇に転換する、と事 前に目安を付けます。(フィルターに関しては後半にご説 明します。) 順張りの場合、0.0、23.6 のポイントから買い条件が揃うの を事前に待ちます。 逆に、下降の転換は、前日の安値から前日高値を結びます。 下から上に結びます。 5 図のように、下から 100.0、上に 0.0 のラインが引かれます。 下降の転換ポイントは、 0.0 と 23.6 のラインになります。 6 フィボナッチを2回選択することで、上昇、下降の転換ポ イントを同時に表示させることができます。 トレード対象の一つの通貨ペアに対して、下降2つ、上昇 2つのポイントを事前に目安を付けます。 7 下図のように、2回目のフィボナッチは、数値が重ならな いように、少しずらして表示させると見やすくなります。 ラインを引きながら実際の値動きを見ると、逆張りとして も有効な目安になることがわかるはずです。 8 フィボナッチラインは、前日の高値、安値が基本ですが、 下図のように、当日(本日)が、前日の高値、安値のどち らも更新しない場合は、前日からのフィボナッチラインを 継続して使います。 9 前述の続きの画像です。 フィボナッチラインを翌日も継続して活用しています。 10 下図のように値が動く前に、事前に下降、上昇のポイント の目安を付けることができます。 上昇、下降、両方のフィボナッチラインを表示させること がポイントです。 11 平均足をフィルターにすることで、更に転換率を上げます。 図の上昇ポイントに注目してください。 上昇の転換ポイントであっても、平均足が陰線(赤)であ れば、転換とは見ずに、平均足が陽線(青)に変わるまで 様子見をします。 12 フィルターは平均足に限っていませんが、フィルターを加 えることで、効率良く転換に乗ることが大幅にUPします。 転換ポイントを見逃さないために。 手動でラインを引き、ラインに到達すればアラートが鳴る インジケーター「brake」を活用します。 フィボナッチで事前に上昇、下降ポイントを確認し、図の 13 ように、フィボナッチラインに上書きする様にラインを引 きます。 ラインに到達すればアラートが鳴るので、転換ポイントを 見逃すことがなくなります。 フィボナッチを活用した転換ポイントを最大限に活かすた めの順序を整理します。 ①前日の高値、安値を基準にフィボナッチラインを引く。 ②上昇、下降ポイントを事前に確認する。 ③フィルターを加えて、転換率の信頼度を更に高める。 ④ポイントからの買い条件、売り条件合致を待つ。 ⑤ Pivot で高低の位置も確認することで、利幅を伸ばすこと も考慮したエントリーをする。 上記の点を重視しながら、本エントリーにつなげます。 14 フィボナッチを使った転換ポイント判断は、通常、38.2 の ラインを押し目買い、戻り売りのポイントするのが一般的 ですが、これではフライングやダマシも多くなるのが現実 です。 これを、23.6、0.0 に広げることで、転換率が大幅にアップ します。 信頼度の高いテクニカル分析を独自に検証実践することで、 更に効率の良い利確につながります。 ぜひ、今後のトレードにご活用ください。 また、ご不明な点はお気軽にご連絡ください。 よろしくお願いします。 15
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