CBT対策演習-42(薬理・薬物治療)の解説ファイル

薬理・薬物治療-1
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問1 薬物の用量と反応の関係を示す線はどれか。
1
2
3
4
5
右肩あがりの直線
右肩さがりの直線
シグモイド曲線
二次曲線
指数曲線
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薬理・薬物治療-1
問2 アゴニストとはなにか。
1
2
3
4
5
作動薬
競合拮抗薬
併用薬
協同薬
非競合拮抗薬
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問3 GTP結合タンパク質と連関する受容体はどれか。
1 酵素内蔵受容体
インスリン受容体、増殖因子受容体
2 イオンチャネル内蔵型受容体
ニコチン受容体、NMDA受容体、GABA受容体など
3 7回膜貫通型受容体
α受容体、β受容体、ムスカリン受容体など
4 核内受容体
ステロイドホルモン受容体
5 三量体型受容体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問4 アセチルコチンの受容体でないのはどれか。
1 M1受容体
2 M2受容体
3 NMDA受容体
グルタミン酸受容体
4 NN受容体
5 NM受容体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問5 Giタンパク質が活性化するとなにがおこるか。
1
アデニル酸シクラーゼが促進される
Gsタンパク質
2 アデニル酸シクラーゼが抑制される
3 ホスホリパーゼCが活性化される
Gqタンパク質
4 ホスホリパーゼCが抑制される
5 チロシンキナーゼが活性化される
インスリン受容体、増殖因子受容体
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薬理・薬物治療-1
問6 薬効発現の個人差について正しいのはどれか。
1
2
3
4
5
年齢は個人差の原因ではない。
性別は個人差の原因ではない。
人種は個人差の原因ではない。
種差は個人差の原因ではない。
遺伝子は個人差の原因ではない。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問7 シトクロムP450の活性を阻害する薬物はどれか。
1
2
3
4
5
フェニトイン
フェノバルビタール
酵素誘導
リファンピシン
カルバマゼピン
シメチジン
肝代謝酵素チトクロームP450(CYP1A2、
CYP2C9、CYP2D6、CYP3A4など)を競合的
に阻害
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問8 薬物依存とはなにか。
1
2
3
4
5
薬局で多く薬をもらうこと
何を犠牲にしても目的の薬を手に入れようとすること
薬剤師が配薬すること
新薬が開発されること
疼痛目的でモルヒネを医師に処方されること
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問9
1
2
3
4
5
胆汁中に排泄された物質が再吸収され肝臓にもどる
ことを何というか。
受動輸送
能動輸送
腸肝循環
膜動輸送
再とりこみ
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薬理・薬物治療-1
問10 経口投与された薬物が最も吸収される部位はどれか。
1
2
3
4
5
食道
胃
小腸
肝臓
結腸
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薬理・薬物治療-1
問11
1
2
3
4
5
薬物の溶解速度が速くなるのはどれか。
薬物の溶解度が低い。
薬物の結晶の表面積が大きい。
薬物の投与量が多い
薬物の脂溶性が高い。
腸溶性コーティングする。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問12
1
2
3
4
5
投与された薬物は血流にのって次のどこにより速
やかに分布するか。
筋肉
皮膚
肝臓
脂肪組織
骨
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薬理・薬物治療-1
問13
1
2
3
4
5
生体内の薬物の排泄経路ではないものはどれか。
腎臓から尿中
肝臓から胆汁中
唾液腺から唾液中
肺から呼気
副腎から血中
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問14
1
2
3
4
5
中毒量より高用量になる量はどれか。
有効量
無効量
最小有効量
極量
致死量
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問15
1
2
3
4
5
副作用でないものはどれか。
ACE阻害剤によりアンジオテンシン産生が抑制される。
胃潰瘍の患者に抗コリン薬を用いて口渇を生じる。
抗うつ薬でねむたくなる。
ペニシリンによるアナフィラキシーショック。
イソニアジドで多発性神経炎を発症する。
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薬理・薬物治療-1
問16
1
2
3
4
5
極量とおなじものはどれか。
最大耐量
無効量
有効量
中毒量
致死量
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薬理・薬物治療-1
問17
1
2
3
4
5
吸入麻酔薬はどれか。
チアミラール
イソフルラン
プロポフォール
チオペンタール
ケタミン
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問18 ベンゾジアゼピン系薬物の作用でないものはどれか。
1
2
3
4
5
抗不安作用
催眠作用
平滑筋収縮作用
筋弛緩作用
抗痙攣作用
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薬理・薬物治療-1
問19
1
2
3
4
5
WHOの三段階除痛ラダーにそった使用順序は
次のどれか。
モルヒネ、コデイン、NSAIDs
モルヒネ、NSAIDs、コデイン
コデイン、NSAIDs、モルヒネ
NDAIDs、コデイン、モルヒネ
NSAIDs、モルヒネ、コデイン
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問20
1
2
3
4
5
アルツハイマー治療薬であるドネペジルの作用する
酵素はどれか。
モノアミンオキシダーゼ
カテコール-o-メチルトランスフェラーゼ
アセチルコリンエステラーゼ
GABAトランスアミナーゼ
エンケファリナーゼ
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
アルツハイマー病治療薬
ChE阻害薬
ドネペジル(AChE阻害)
リバスチグミン(AChE阻害、BuChE阻害)
ガランタミン(AChE阻害、Nic.R作用増強)
NMDA受容体拮抗薬
メマンチン
問21
1
2
3
4
5
セロトニンとノルアドレナリン両方の取り込み
阻害薬はどれか。
デシプラミン
パロキセチン
ミアンセリン
ミルナシプラン
フルボキサミン
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問22
ノルアドレナリンを遊離させて交感神経興奮作用を
発現するものはどれか。
1 アドレナリン
2 チロシン
Tyr→DOPA→DA→NA→Ad
3 チラミン
4 クロニジン
α2受容体作動薬
5 ドブタミン
β1受容体作動薬
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問23
1
2
3
4
5
フェントラミンの作用は次のどれか。
α受容体を遮断し、血圧をさげる。
α受容体を遮断し、心機能を亢進する。
α受容体を遮断し、気管支を収縮する。
β受容体を遮断し、気管支を拡張する。
β受容体を遮断し、心機能を亢進する。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問24
1
2
3
4
5
可逆的コリンエステラーゼ阻害薬はどれか。
パラチオン
非可逆性コリンエステラーゼ阻害薬
サリン
非可逆性コリンエステラーゼ阻害薬
エコチオパート
非可逆性コリンエステラーゼ阻害薬
ネオスチグミン
フィゾスチグミン、エドロホニウム、
アンベノニウム、ジスチグミン
タブン
非可逆性コリンエステラーゼ阻害薬
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問25
1
2
3
4
5
ピレンゼピンの作用はどれか。
M1受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する。
M2受容体を遮断して心機能亢進する。
M3受容体を遮断して腸管平滑筋収縮抑制する。
M3受容体を遮断して散瞳する。
NM受容体を遮断して骨格筋収縮抑制する。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問26
1
2
3
4
5
自律神経節の節前神経から節後神経への神経伝達
物質はなにか。
アドレナリン
ノルアドレナリン
ドパミン
アセチルコリン
ニコチン
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問27
自律神経節遮断薬はどれか。
1
アトロピン
ムスカリン受容体遮断薬
2 スコポラミン
ムスカリン受容体遮断薬
3 ヘキサメトニウム
節のNN受容体遮断薬
4 デカメトニウム
神経筋接合部遮断(骨格筋弛緩作用)
5 サクシニルコリン(スキサメトニウム)
神経筋接合部遮断(骨格筋弛緩作用)
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問28
目的とする部位に局所麻酔薬を皮下注射する麻酔
方法はどれか。
1
表面麻酔
粘膜、角膜、創傷の表面
2 浸潤麻酔
手術部位の皮下
3 伝達麻酔
神経幹、神経叢、神経節
4 脊髄麻酔
脊髄くも膜下腔
5 硬膜外麻酔
椎骨管壁と硬膜の間
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問29
1
2
3
4
5
エステル型局所麻酔薬はどれか。
リドカイン
ブピバカイン
ジブカイン
メピバカイン
コカイン
エステル型
コカイン、ベンゾカイン、プロカイン、テトラカイン
アミド型
リドカイン、メピバカイン、ブピバカイン、
ロピバカイン、ジブカイン、プロピトカイン
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問30
骨格筋の収縮を増強するものはどれか。
1
アトロピン
骨格筋収縮に影響しない
2 ダントロレン
筋弛緩(筋小胞体からのCa2+遊離抑制)
3 d-ツボクラリン
競合的NM受容体遮断薬
4 サクシニルコリン
ChE阻害薬→脱分極性遮断→筋弛緩
5 フィゾスチグミン
ChE阻害薬→筋収縮増強
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問31
1
2
3
4
5
筋小胞体からのCa2+遊離を抑制して筋収縮を抑制
するのはどれか。
アトロピン
ダントロレン
d-ツボクラリン
サクシニルコリン
フィゾスチグミン
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問32
1
2
3
4
5
クラスIの抗不整脈薬の主なる作用はどれか。
K+チャネル開口
K+チャネル遮断
Na+チャネル開口
Na+チャネル遮断
Ca2+チャネル遮断
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問33
1
2
3
4
5
クラスIIIの抗不整脈薬はどれか。
アミオダロン
プロカインアミド
キニジン
プロプラノロール
ベラパミル
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問34
1
2
3
4
5
急性心不全に対するカルペリチドの治療作用に
関係するものはどれか。
β受容体
Na+/K+ ATPase
プロテインキナーゼA
IP3受容体
ナトリウム利尿ペプチド受容体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
Sicilian Gambitの抗不整脈薬分類
問35
1
2
3
4
5
強心薬ピモベンダンの作用点はどれか。
β1受容体
Na+/K+ ATPase
Na+/Ca2+ 交換体
ホスホジエステラーゼ
トロポニンへのCaの作用を強めて収縮力を強める。
筋小胞体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問36
1
2
3
4
5
前負荷を軽減する狭心症治療薬はどれか。
ニトログリセリン
静脈血管の拡張を介し、静脈還流量を減少させるこ
とにより心臓に対する前負荷を軽減する。
ニフェジピン
カルシウム拮抗薬
カルベジロール
α、β受容体遮断薬
メトプロロール
β受容体遮断薬
アスピリン
COX阻害薬→TXA2産生抑制
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問37
1
2
3
4
5
硝酸薬とシルデナフィルが併用禁忌なのはなぜか。
作用受容体を競合するから。
シルデナフィルがNOをスカベンジするから。
硝酸薬からのNOの放出を抑制するから。
硝酸薬の吸収を抑制するから。
シルデナフィルがホスホジエステラーゼを阻害して
cGMPを増加するから。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問38
1
2
3
4
5
高血圧に適用があるカルシウム拮抗薬のうち、L型
チャネルに加えてT型チャネルも抑制するのはどれ
か。
ニフェジピン
アムロジピン
シルニジピン
エホニジピン
ジルチアゼム
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問39
アンギオテンシンⅡ受容体拮抗作用により、降圧
作用を示すものはどれか。
1 カプトプリル
ACE阻害薬
2 アムロジピン
ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗薬
3 プロプラノロール
非選択的β遮断薬
4 スピロノラクトン
カリウム保持性の利尿薬
5 ロサルタン
アンギオテンシンⅡ受容体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問40
モルヒネによる呼吸抑制の治療に用いるものを2
つ選べ。
1
塩酸ドキサプラム
末梢化学受容器を介して呼吸中枢を刺激する。
2 ジモルホラミン
延髄の呼吸中枢を直接刺激する。
3 フルマゼニル
ベンゾジアゼピン系薬物の呼吸抑制解除に用いる。
4 塩酸ナロキソン
麻薬拮抗薬で、麻薬による呼吸抑制の解除に用いる。
5 酒石酸レバロルファン
麻薬拮抗薬で、麻薬・覚醒剤などの呼吸抑制に用い
る。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問41
末梢化学受容器を刺激して呼吸を興奮させるものは
どれか。
1 塩酸ドキサプラム
末梢化学受容器を介して呼吸中枢を刺激する。
2 ジモルホラミン
延髄の呼吸中枢を直接刺激する。
3 フルマゼニル
ベンゾジアゼピン系薬物の呼吸抑制解除に用いる。
4 塩酸ナロキソン
麻薬拮抗薬で、麻薬による呼吸抑制の解除に用いる。
5 アセタゾラミド
代謝性アシドーシスにより体液pHを低下させて呼吸
を興奮させる。睡眠時無呼吸症候群の治療に用いら
れる。
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問42
1
2
3
4
5
リン酸コデインの副作用として正しいもの
はどれか。
便秘
呼吸亢進
血圧上昇
気道分泌亢進
気管支収縮
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問43
1
2
3
4
5
喀痰成分の構成比を正常化させる去痰薬はどれか。
塩化リゾチーム
ムコ多糖類を加水分解して痰の粘度を低下
塩酸ブロムヘキシン
気管支の漿液分泌細胞の分泌促進、ムコ多糖類線
維を切断
カルボシステイン
喀痰中のシアル酸とフコースの構成比を正常化
アセチルシステイン
ムコ蛋白中のS-S結合を開裂して痰の粘度を低下
アンブロキソール
肺サーファクタントの分泌を促進
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問44
ロイコトリエン受容体を遮断する喘息治療薬は
どれか。
1
塩酸ツロブテロール
β2受容体刺激薬
2 臭化イプラトロピウム
抗コリン薬(吸入薬として使用)
3 テオフィリン
ホスホジエステラーゼ阻害作用
4 プランルカスト水和物
5 クロモグリク酸ナトリウム
ケミカルメディエーター遊離抑制薬
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問45
1
2
3
4
5
テオフィリンの中毒症状として正しいものは
どれか。
徐脈
頭痛
血圧低下
呼吸抑制
高カリウム血症
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問46
1
2
3
4
5
安全域の広い薬物は次のどの値の間が離れている
ものか。
ED50値とEC50値
ED50値とpA2値
pD2値とpA2値
ED50値とLD50値
Kd値とVmax値
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問47
1
2
3
4
5
最大活性を1とした時、部分作動薬の固有活性(A)
の範囲はどれか。
1<A
0<A<1
A<0
A=0
A=1
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問48
1
2
3
4
5
作用発現するためにまず薬物が結合するものはな
にか。
アダプタタンパク質
Gタンパク質
イオンチャネル
受容体
酵素
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問49
1
2
3
4
5
アデニル酸シクラーゼに促進的に連関している
受容体はどれか。
ドパミンD2受容体
アドレナリンβ2受容体
ヒスタミンH1受容体
セロトニン5-HT1受容体
ムスカリンM1受容体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1
問50
1
2
3
4
5
百日せき毒素はなにをADPリボシル化するか。
Gsタンパク質
Giタンパク質
アデニル酸シクラーゼ
グアニル酸シクラーゼ
β受容体
CBT対策演習42
薬理・薬物治療-1