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ソイポン・アラノンによる泡量向上効果
川研ファインケミカルのアミノ酸型界面活性剤のソイポン(アシルサルコシン塩)・アラノン(アシルメチ
ルβアラニン塩)には、他種のアニオン性界面活性剤と併用することにより泡量を増加させる効果を
有します。また、併用に伴い処方系を増粘させやすくすることも可能です。是非ご検討ください。
■ 構造式・一般情報
製品名
外原規2006成分名
表示名称
INCI name
性状
含量(%)
荷姿
ソイポン SLE
ラウロイルサルコシンナトリウム
ラウロイルサルコシンNa, 水
SODIUM LAUROYL
SARCOSINATE,
WATER
無色~微黄
色透明液体
30%
18kg C/N
200kg D/M
アラノン ALE
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
ラウロイルメチルアラニンNa, 水
SODIUM LAUROYL
METHYLAMINO
PROPIONATE,
WATER
無色~微黄
色透明液体
30%
18kg C/N
200kg D/M
■ソイポン・アラノンシリーズの特徴
すすぎ後の感触
ソイポン
アラノンより
豊かな泡立ち
弱酸性
酸性側で使用可能
高い増粘性
クリーミーな泡質 優れた起泡力 優れた耐硬水性
しっとりとした感触
さっぱりとした感触
しっとり
アラノン
pH
酸性
アルカリ性
円の大きさは
泡量を表しています。
さっぱり
■ ロス・マイルス起泡力の比較
■ ロス・マイルス起泡力(pH依存性)
アニオン/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA
=16/4/2、測定濃度0.25%、40℃、pH6.0
225
直後
5分後
15分後
200
泡高さ(mm)
泡高さ(mm)
225
175
アニオン/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA
=16/4/2、測定濃度0.25%、40℃
200
175
150
150
SLE
ALE
SLES
AG-TEA
AAS
AMT (pH5.0)
ソイポン・アラノンは起泡力の高い活性剤で
す。
5.0 5.8 7.0 6.0 7.0 5.0 6.0 7.0 6.0 7.0 5.0 6.0 7.0 5.0 7.0
SLE
ALE
SLES
AG-
TEA
AAS
AMT
SLES:ラウレス硫酸Na、AG-TEA:ココイルグルタミン酸TEA、
AAS:ラウロイルアスパラギン酸Na、AMT:ココイルメチルタウリンNa
■ ソイポンSLEによる増泡効果
■ pH依存性
(ソイポンSLE:アニオン=1:1)/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA
=16/4/2、測定濃度0.25%、40℃
225
(ソイポンSLE:アニオン=1:1)/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA
=16/4/2、測定濃度0.25%、40℃、pH6.0
225
5分後
15分後
200
泡高さ(mm)
泡高さ(mm)
直後
175
150
200
175
150
単一系 併用系 単一系 併用系 単一系 併用系 単一系 併用系
SLES
AG-TEA
AAS
5.0 5.5 6.0 7.0 5.0 5.5 6.0 7.0 5.0 5.5 6.0 7.0 5.0 5.5 7.0
AMT (pH5.5)
SLES
AG-TEA
AAS
AMT
ソイポンと併用することにより起泡力が向上します。
■ アラノンALEによる増泡効果
■ pH依存性
(アラノンALE:アニオン=1:1)/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA
=16/4/2、測定濃度0.25%、40℃、pH6.0
225
5分後
15分後
200
泡高さ(mm)
泡高さ(mm)
直後
(アラノンALE:アニオン=1:1)/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA
=16/4/2、測定濃度0.25%、40℃
225
175
200
175
150
150
単一系 併用系 単一系 併用系 単一系 併用系 単一系 併用系
SLES
AG-TEA
AAS
5.0
5.5
6.0
SLES
AMT (pH5.5)
5.5
6.0
5.5
AG-
TEA
6.0
7.0
AAS
5.5
6.0
7.0
AMT
アラノンと併用することにより起泡力が向上します。
■ ソイポンSLE、アラノンALEによる粘度挙動(pH依存性)
アニオン/コカミドプロピルベタイン/コカミドMEA=16/4/2、総界面活性剤濃度22%、25℃
10,000
10,000
ALE
AG-TEA
1,000
AG-TEA
1,000
AG-TEA:ALE
100
AAS
AAS:ALE
10
AMT
AG-TEA:SLE
粘度(mPa・s)
粘度(mPa・s)
SLE
100
AAS
AAS:SLE
10
AMT
AMT:SLE
AMT:ALE
1
1
5
5.5
6
pH
6.5
7
4.5
5
5.5
6
アミノ酸型界面活性剤はpHを下げることで粘度を上げることができますが、
ソイポン・アラノンを併用することで、粘度向上が容易になります。
川研ファインケミカル株式会社 ライフ事業部
本
社
6.5
7
pH
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-3-3(堀留中央ビル)
TEL.03-3663-9521(代) FAX.03-3661-5630
大阪営業所
〒541-0047 大阪府大阪市中央区淡路町1-2-6(阪本ビル)
TEL.06-6201-1631
FAX.06-6227-0755
URL : http://www.kawakenfc.co.jp
SLES:ラウレス硫酸Na、
AG-TEA:ココイルグルタミン酸TEA、
AAS:ラウロイルアスパラギン酸Na、
AMT:ココイルメチルタウリンNa
ソイポン・アラノンの泡量向上; 2015.3.13.