あいちの印刷2015 1月号 No.518(13.5MB)

1
2015.1
No.518
日光東照宮神厩舎・三猿
巻頭言
「組合には学べる環境が数多くある」
… …………………11
■愛印工組:平成27年度
「印刷会社の新入社員研修会」カリキュラム… ………………12
も く じ
■愛印工組・経営革新委員会セミナー
印刷道【愛知版】
パネルディスカッション………………………14
■全印工連CSR認定「ツースター認定」開始……………………19
■愛印工組/12月期理事会・支部長会 光文堂新春機材展に出展………………………………………20
■身近な催し物のお知らせ… ……………………………………21
■見つける。その感動を、つなげていく。
Print Doors 2015 50+1光文堂新春機材展………………22
■編集だより… …………………………………………………… 22
愛知県印刷工業組合
本紙は再生紙を使用しています。
−2−
明けまして
おめでとうございます
掲載順不同
愛知県印刷工業組合
理 事 長
副理事長
副理事長
副理事長
副理事長
副理事長
愛知県印刷産業団体連絡会
木野瀬 吉 孝
細 井 俊 男
鳥 原 久 資
岡 田 邦 義
松 岡 祐 司
酒 井 良 輔
会 長 木野瀬 吉 孝
名古屋市東区泉1-20-12 電話
(052)
962-5771
メディアージュ愛知1階
名古屋市東区泉1-20-12 電話(052)962-5771
メディアージュ愛知1階
−3−
明けまして
おめでとうございます
掲載順不同
代表取締役 社長
髙 井 英 和
Hidekazu Takai
プリ・テック株式会社
〒445-0804 愛知県西尾市緑町1丁目24番地
tel:0563-55-0707㈹ fax:0563-55-0202
http://www.pritech.co.jp
E-mail:[email protected]
−4−
祐輔
−5−
明けまして
おめでとうございます
掲載順不同
代表取締役社長
長 苗 克 彦
KATSUHIKO
NAGANAE
長苗印刷株式会社
〒456-0003 名古屋市熱田区波寄町16-13
tel:052-871-2511 fax:052-872-1407
http://www.naganae.co.jp mail:[email protected]
再生紙使用
19000187(05)
JISQ15001:2006準拠
−6−
マングローブ植林を
おこなっています
おかげさまで
2015年 110周年
愛知ブランド認証取得
代表取締役
三 浦 康 彦
〒445-0811 西尾市道光寺町東縄 65
TEL(0563)56 - 5111
東京/新宿 名古屋/栄1
−7−
明けまして
おめでとうございます
掲載順不同
有限会社
月刊印刷センター・旬刊オール印刷・印刷専門書全般
代表取締役
中 谷 勝 利
〒461-0004 名古屋市東区葵 1丁目15-31
アオイビル 201
TEL(052)508-4633(代)
FAX(052)508-4640
http://www.tsurugi.eei.jp
−8−
〒530-0054 大阪市北区南森町2-3-9
TEL(06)
6313-3352
〒468-0053 名古屋市天白区植田南2-606
TEL (052)838-8994 FAX (052)808-5332
URL http://www.comtecs-g.co.jp
−9−
明けまして
おめでとうございます
掲載順不同
佐 賀 政 幸
−10−
巻頭言
組合には学べる環境が数多くある
愛知県印刷工業組合理事長 木 野 瀬 吉 孝
新年の幕開けに当たり、一言ごあいさつを申し上
げます。
とも大切です。そんな形ができれば、組合セミナー
が十二分に機能するのではないかと考えています。
昨年は、消費税増税による消費の冷え込みに加
私自身も年齢を重ね、人生の先輩から話を聴くよ
え、円安の影響で資材価格が値上がるなど印刷業界
りも、圧倒的に後輩から学ぶ機会の方が多くなりま
にとって厳しい経営環境が続きました。そうした環
した。私より随分若い方がセミナーの講師を務めら
境下で企業を存続させていくには、情報の収集は欠
れるケースが増えましたし、組合の各事業委員会お
かせません。当組合は昨年も、各種セミナーを設営
いても若手印刷人が活躍をしてくれています。私た
し、経営力向上、営業提案、人材教育に関する様々
ち印刷業を営む者は、陳腐化したものをお客さまに
な情報の提供に努めてきました。
提供できません。市場変化の激しい時代に、どれだ
全印工連が掲げる産業ビジョン
「印刷道」
では、お
けタイムリーで訴求性のある提案ができるかが鍵で
客さまの課題を様々な角度から解決する「ソリュー
あり、そのヒントを与えてくれるのは若い人たちで
ション・プロバイダー」
として、これからの印刷各社
す。彼らは業界の将来に対する危機意識が強く、大
が進むべき方向を6つの類型にまとめています。組
変勉強しています。そうした若い人たちから学ぶこ
合では「印刷道」の啓蒙を図るため、10月に特色あ
とも重要です。
る事業に取り組む組合員企業の代表者によるパネル
組合は今後も、やる気のある組合員の皆さんに
ディスカッションを開きましたが、自社がどの類型
様々な情報を提供します。しかしよく見ていますと、
に該当するのか考えながら聴くことで、大変有意義
本当に有益な情報を享受している人は、自らも情報
なものになりました。
を発信しています。組合の活動に参加して情報を発
組合員の皆さんには、ぜひ「印刷道」を使って自社
信する人には、その数倍もの情報が集まってきてい
が進むべき方向を明確にし、全社で共有していただ
ます。組合には学べる環境が数多くありますので、
きたいと思います。それをもとに経営者と社員が受
大いに活用していただきたいと思います。
講すべきセミナーを決めていく。組合がお届けする
最後になりましたが、2015年が実りある一年と
セミナーの案内が社内にオープンに回り、
社員から
「こ
なりますよう祈念いたしまして、新年のごあいさつ
のセミナーを聴きたい」と言える職場環境を整えるこ
とさせていただきます。
−11−
■愛印工組:平成27年度
「印刷会社の新入社員研修会」カリキュラム
□共通コース□共通コース/フォローアップ
□営業コース□製造コース□制作コース
愛印工組(労務・新人委員会)では、毎年恒例の平成27年度
「印刷会社の新入社員研修会」を4月〜 9月にかけて開催しま
などを行なった事業主に対し、その経費と訓練期間に支払っ
た賃金の一部を助成する」
というものです。
す。今回は下記5コースが研修コースとなります。
是非、
活用したい制度ですが、
ただ、
助成金の申請にあたり、
研修コースは、①職種に関係なく印刷会社の新入社員と
「通常、訓練開始日の30日前までとなっていますが、新規学
しての基礎を学ぶ「共通コース」、②共通コースのフォロー
卒者が対象となる訓練の場合、3月、4月に開始する事例が
アップ(要点の再確認など)を行なう 「共通/フォローアップ
多く、申請手続きが集中します。そのため認定に時間がかか
」、③印刷会社の営業社員としての必要な基礎知識を学ぶ「営
るので、集中緩和解消のためにも、早めに準備し、遅くとも
業コース」、④印刷会社の印刷現場で働く社員として必要な
1月中には申請手続きを済ませていただきたい」との協力要
基礎知識を学ぶ「製造コース」、⑤印刷会社の制作担当者とし
請を行なっていますのでご注意下さい。
て必要な基礎知識とDTPの基礎技術を学ぶ 「制作コース」 の
各コースが用意されています。
(表参照)
(助成金の内容については先月号で詳報しましたので参照
して下さい。さらに詳細を知りたい方は、愛知労働局あいち
受講にあたっては、厚生労働省・都道府県労働局が行なっ
雇用助成室TEL052-688-5758までお尋ね下さい)
。
ている人材育成に関する助成金制度「キャリア形成促進助成
なお、この新入社員研修会は、愛印工組以外の方にも広く
金」を利用することができます。この制度は、
「雇用する労働
門戸を開放しています。製版・製本・加工などの印刷関連業で
者のキャリア形成を促進するために、年間計画に基づき訓練
社員研修をされる場合にはご利用をお勧めします。
【共通コース】
平成27年度「印刷会社の新入社員研修会」
カリキュラムと受講料
本文は読みやすい書体
「UD新丸ゴ」を使用。
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【共通コース/フォローアップ】
【営業コース】
印刷営業の基本知識
積算体系と工程別算出法、積算事例
(公社)日本印刷技術協会
功刀 晃 氏
H27/04/21 (火)
21,600 円
デジタル時代の印刷物制作環境/デジタル時代の
営業の役割/デジタル時代の制作ワークフローと営業
㈱ナプス
竹島恵二 氏
H27/04/22 (水)
15,120 円
営業の真の目的とは/ロールプレイングの目的とは/
第一印象、挨拶/顧客の問題解決/他
㈱ハーモネット
近藤敏子 氏
H27/04/23 (木)
15,120 円
【製造コース】
【制作コース】
AM 平和紙業㈱
谷口和隆 氏
9:30〜12:00
2.5時間
4,320 円
PM イトーテック㈱
原田文夫 氏
13:00〜17:30
4.5時間
7,560 円
ブラザー印刷㈱
大井康司 氏
9:30〜18:30
8時間
11,800 円
用紙と水とインキ
印刷の後加工について(断裁、製本、加工等)
はじめての印刷機、印刷工程での専門用語、
安全管理教育
※研修会開催場所は、メディアージュ愛知3階会議室になります。
(但し、工場見学は除く)
※各講座への申し込みは愛印工組へFAX(052-951-0569)をお送り下さい。
(申込書は、愛印工組のHPからダウンロードできます)
※助成金の申請は、愛知労働局へ直接提出して下さい。
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本文は読みやすい書体「UD新丸ゴ」
を使用。
岡本氏
鳥原氏
酒井氏
鬼頭氏
伊藤氏
■愛印工組・経営革新委員会セミナー
印刷道
【愛知版】パネルディスカッション
パネルディスカッション
印刷人は、次なるクリエイティブステージへ
成功するのに、
生き残るのに、ハウツーは無いし近道もない
コーディネーター:鳥原久資副理事長
(㈱マルワ社長)
パネリスト:酒井良輔氏(知多印刷㈱社長)
パネリスト:岡本泰氏 (㈱クイックス専務)
パネリスト:鬼頭則夫氏(鬼頭印刷㈱社長)
パネリスト:伊藤公一氏(㈱アイビーネット社長)
愛印工組・経営革新委員会(田中賢二委員長)担当の経営
□今日までの取り組み姿勢
革新セミナー「CreativeCHANGE『印刷道』
【愛知版】
」が、
岡本氏:印刷道の6類型の分類でいけば、特定業界スペシャ
昨年10月22日名古屋駅前の「ウインクあいち」で開催され
リストと特定機能プロバイダーになると思う。弊社では、3
た。パネルディスカッションは、クリエイティブというフ
年間の経営計画を立てているが、今年が中期経営計画の最終
レームの中で戦いを続ける、エネルギーに満ちあふれた4
年度になる。ソフトの仕事は1998年あたりより増加し、今
社の経営者を迎え、時代に立ち向かい、ハードとソフトの
年は印刷物主体の仕事
(ハード)
が60%、印刷物でないメディ
両輪を最大限に活用し、その舵取りをしている手腕を披露
アの仕事(ソフト)が40%になっている。売り上げ構成比が6
願った。コーディネーターは鳥原副理事長が務めた。本稿
対4であるが、これが今年か来年あたりで多分5対5になり、
はその折の要旨である。
将来的には逆転するのではないかと考えている。
ソフトの内容はマニュアルサービスや販売促進サービス、
プリントとデリバリーなどがある。マニュアルサービスは、
これはお客様の仕事の業務を代行するもので、お客様から製
品の設計図をもらい、取り扱い方法などをライティングして
いる。多言語の翻訳の仕事もある。身近なところではカーナ
紙 で ご 愛 顧 70年
名古屋市東区主税町4 83 〒416 0018
TEL.052 931 2221㈹ FAX.052 932 1418
豊山配送センター 愛知県西春日井郡豊山町豊場
TEL.〈 0 5 6 8 〉 3 9 0 5 0 1
本文は読みやすい書体
「UD新丸ゴ」を使用。
−14−
ビやETC、変ったところではクレーン、航空機のマニュア
ても良い財産になっている。
ただ経営的には凄く苦しかった。
ルなども行なっており、特殊技能や整備士資格を持った者が
機械も高い、箔も高い。1ロール大体20万円ぐらいする。実
従事している。販売促進サービスは、カタログとホームペー
験していると1ロールがあっという間に無くなる。製品にな
ジを同時に作成する仕事になる。ここで大事にしていること
らなかった金を換算すれば何百万と使ってきた。
は、お客様の売り上げアップのツールとして、どう提案する
伊藤氏:サインディスプレイから入って、プラスチックや
かである。カタログにQRコードを載せPCサイトに導くとい
金属を手掛けるようになったが、ただ単純に印刷するだけで
うパターンであれば、印刷物も作るしホームページも作る。
は付加価値が低い。そこで、インクジェットで凹凸を付ける
プリントとデリバリーは、オンデマンド印刷と物流機能を組
工夫をした。例えば、樹脂の場合、通常は金型で表面に凹凸
み合わせ、短納期を可能にするとともにお客様の在庫なしを
を付けているが、当社では、いろんなパターンの凹凸をイン
サポートしている。
クジェットで付ける技術まで到達した。これがお客様から非
酒井氏:現在、情報誌を手掛けているが、このスタートは
常に注目していただいている。現在、UVのインクジェット
20年ぐらい前になる。ある飲食店の社長から「これからの印
が6台あるが、メディアだとか絵柄によって、どこのメーカー
刷会社はこんなことやらなくてはいけない」ということで、
の機械は白インキに最適か、どのようにしたら表面強度が強
情報誌の話がでた。当初はタブロイド版の8ページ1万部発
くなるのか、など苦労はいろいろある。UVのインクジェッ
行していた。現在、知多半島のケーブルテレビ会社と組み、
トはホコリやチリがあると不良率が高くなってしまうので、
知多半島で3誌、碧南・高浜で1誌、月刊で約28万部を発刊
クリーンルームで稼動させている。多分クリーンルームの中
している。
で使っているところはあまり聞いたことがない。
鬼頭氏:UV印刷に挑戦したのは10数年前。その当時UVは、
酒井氏:情報紙を始めた当初は、営業1人が専属で広告取
厚紙系の印刷会社で行なわれている程度で、薄紙系でUV
りを行なっていた。毎月発行できないため各月で、体裁は
持っているところは無かった時代である。UVを始めて皆さ
タブロイドからB5に変ったが、1年間で6百万円ほど赤字で
んが嫌がる仕事を手掛けた。その後、糊を印刷して箔を着け
あった。この赤字解消に4年かかった。毎月発行するために
るというコールドホイル印刷に目を向け、キャスティング胴
はどうしたらいいのかを考えた時、先ほどのケーブルテレビ
を装備した印刷機を新たに導入した。それが現在の機械であ
の話になる。ケーブルテレビ局と契約すると毎月発行しなく
る。これを機に、特殊印刷の本格的な取り組みを始めた。 てはならない。そのため営業を3人に増やした。そうしたら
伊藤氏:10年程前にUVのインクジェットを入れ、当初は
黒字になった。1人の時は赤であったのが、3人になると集
サインディスプレイの仕事を行なう目的でスタートしたが、
めなくてはならないという競争原理が始まる。それで広告が
サインディスプレイだけではなかなか難しい。そんな折り、
軌道に乗った。当初3人になったらさらに赤字が増えると覚
海外の展示会で工業製品の部品、プラスチック・金属に加色
悟してのスタートであったが、結果は黒字になった。
しているのを目にして、それから看板関係や工業製品の印刷
岡本氏:マニュアル制作の最初は、10数年前に某自動車
を行なうようになった。 メーカーから、解説書が出来ないかという話をいただいた。
当時は、社内の企画だとか組版に詳しい編集者が担当し、ほ
□経営トップとしての覚悟
とんど知識の無いままで行なっていた。この仕事、昔の人の
鬼頭氏:UVをスタートした当初は、社長のわがままとい
根性やバイタリティーで賄っていたようである。ただそれが
われた。しかし、時が経つうちにオペレーターも変ってきた。
評価されて、少しずつ広がっていった。ところが徐々にレベ
キャスティング胴は一般の印刷とは全く違って、網点がどう
ルが上がってくる。専門知識がどんどん要るようになってき
再現できるかではなく、箔が付くか付かないかである。今ま
た。お客からのニーズもどんどん増えてきて、もう根性だけ
でやってきた行動と全く違う。そうすると意外に楽しいこと
では何ともならなくなった。そこで、自動車関連の専門学校
に気付く。今まで営々と同じパターンで行なってきたことが、
で人を斡旋してもらったり、整備資格者を募集したりした。
毎回頭を使い、これだったらどう変るのか、こちらではどう
結構、
マニュアル作りに関して興味を持ってくれる人がいる。
なるか、などの意識を持ってくれるようになった。それがと
そういう人たちに来てもらいながら徐々に増えてきた。国家
−15−
本文は読みやすい書体「UD新丸ゴ」
を使用。
資格や他の資格を取って頑張っている。大手の会社でマニュ
アルを手掛けているところはたくさんあるが、そうした中で、
当社が太刀打ちできるのは、コミュニケーションやフット
ワークがあるからだと思う。一番大きいのは、お客様のニー
ズを如何に掴んで、如何に提案するか、そうした形が取れて
いるからだと思う。
□顧客のニーズをいかに掴むか?
伊藤氏:特に工業製品の分野は、展示会に出展して新規の
顧客と繋がっていくというパターンが多い。印刷業界の展示
会ではなく、全然違う工業系の展示会になる。
鬼頭氏:端的にいえば、
「こういうことをやりたい」といった
感じで始めている。ただ、掛け離れたことは出来ないので、
印刷と関連した中で他の会社がやってなさそうな仕事、それ
がたまたまキャスティング胴であった。これを売ろうとか、
伊藤 公一 氏
鬼頭 則夫 氏
版所を親会社に、平成13年に設
キャスティング胴を搭載したUV
㈱アイビーネット:伊藤美芸社製
立された会社。インターネット、
UVのインクジェットなどを駆使
した事業を展開している。
鬼 頭 印 刷 ㈱: 昭 和25年 に 創 立。
オフセ ット 印 刷 に よ りコ ールド
フォイル、ホログラムなど特殊印
刷機に強みを発揮している。
これやったら儲かる、との発想ではなかった。このキャスティ
ング胴には2種類の仕事、箔とホログラム転写が出来る。そ
る化は、いかにイレギュラーを発見するかである。作業して
の2つを利用していろいろなパターンを組み合わせて提案し
いる間に工程の変更があったり、
後から原稿が追加されたり、
ているところである。
校正は3回やる予定だったのが4回になったとか、仕事には
もともとデザイン系の仕事が多く、乾かない紙とか変った
いろんなイレギュラーがつきものである。このイレギュラー
指定があり、皆さん嫌う仕事が回りまわってきたりする。そ
を明らかにすることで、品質を改善していこうということで
れを試行錯誤しながら無理してやっている。だから、失敗し
ある。いずれにしても、問題発見をする正確な物差しと、そ
てやり直しというのはしょっちゅうで、よく社員に、
「そんな
れを継続的に改善させるPDCAサイクル、これが無いと人材
仕事受けるから余計な経費が掛かる。そこを直したほうが利
育成というか、モチベーションも上がってこないと思ってい
益上がる」といわれた。しかし、基本的には、大手の会社と
る。基本的に社員が右肩上がりで問題解決をしていくという
正反対のことをやろうじゃないかと話をしているので、無駄
モチベーションがないと、会社はやっていけないという考え
をしろ、効率は無視しろ、というところが出発点になってい
方である。
る。だから効率はあまり気にしていない。営業もノルマは無
酒井氏:お客様のニーズの話がでているが、お客様の所を
い。会社全体で利益が有るかどうである。それともう一つは、
訪ねたら印刷以外の仕事も貰ってくるよう努力している。だ
決まりごとを無くすことを強調している。20人ほどの会社
から、普段から印刷以外の仕事を貰おうというアンテナはた
では、マンパワーが凄く大事になる。会社のシステムで動く
えず掲げている。印刷以外の仕事は、うちで出来るか出来な
のではなく、個人個人の力を組み合わせて行なう。これしか
いか、やってみようやります、との発想は常に持っている。
大手には勝てないと思っている。また、全員で決めたことを
例えば看板。これを行ない始めたきっかけは、自動車整備の
守る、これが守られればルールなんて要らない。だから社員
フランチャイズを行なっているお得意先があり、看板を変え
のモチベーションを気にしたことは無い。
ようと地元の看板屋に頼んだら約8百万位の見積もりがきた。
岡本氏:見える化という話があるが、私共では、見える化
その話を聞いて、半分でやるからやらして欲しい、というの
というのは、情報公開イコールではないと考えている。見え
がきっかけだった。実際にその看板は韓国で作った。韓国で
本文は読みやすい書体
「UD新丸ゴ」を使用。
−16−
目である。仕掛けがあれば仕事が流れてくる。そこへ持って
いくまでに どう仕掛けを作っていくかである。
伊藤氏:先ほども触れたように、展示会でいろいろなメー
カーなり今まで無いお客様との出会いというものがある。鬼
頭さんのところと似ていて、クリエーターだとかデザイナー
の方たちとの繋がりの中で、どういう物作りをしていったら
いいか、きっかけがあり、そこからいろいろ試行錯誤し、お
互いに連携し合いながら始まっていく感じになっている。
酒井 良輔 氏
岡本 泰 氏
□重要な経営の舵取りへの考え
刷、デザイン、広告企画、サイン、
ガリ版からタイプ、電算写植、マッ
伊藤氏:凄く難しい質問ですが、いつも営業マンにいって
知多印刷㈱:昭和13年に設立。印
出版と幅広く展開。グループ企業
に知多半島タウン情報誌発行の㈱
メディアマガジンがある。
㈱クイックス:昭和22年に創業。
ク、DTPと変遷してきた典型的な
文字物を中心とした会社。
いるのは、初めてのお客様を訪問した時、必ず具材を貰って
くるように、といっている。具材を貰ってきて、そのお客様
が従来やられていた方法以上のものをUVのインクジェット
で試作する。そこで技術的に興味を持っていただく、という
は150万位の材料代で出来た。ただ、部品の不良などがあり、
ことが目指しているところである。やはり従来と同じような
結局1年でパーになった。同じ物を日本でやり直ししたもの
ものをいくら違う手法でやっても、コストダウンが無いかぎ
だからこの仕事は損をした。しかし、これをきっかにして、
り、それは受け入れられない。いかに魅力ある製品作りにう
材料や新しい取り組みをしている。今ではパートナーも出来、
ちのUVインクジェット技術を応用して使っていただくか、
幅も広がり特定のお客様の仕事を行なったりしている。
というところを意識して営業はやっている。
要するに我々のターゲットは、現在、家電業界だとか車の
□何か心がけていることは?
業界になる。機能的に商品の差別化が難しい時代になってお
岡本氏:お客様だけを見ていると、お客様がやりたいこと
り、製品を売っていく中で、非常に小ロット化が進んでいる。
が判らない。お客様のお客様に対して、どう提案するかとい
例えば、携帯電話でも、どこかのブランドと携帯メーカーが
う視点で考えなくてはならない。やれるかやれないかは別に
限定モデルを作る。
ゲーム機でも何か新しいソフトが出ると、
して、お客様がやりたいことを一度絵にしてみる。お客様に
そのソフトのキャラクターをゲーム機に印字して限定モデル
は当然お客様がいる。そのお客様のお客様に対して、売り上
を作る。これらは多くても5万台位、我々インクジェットに
げ拡大だとか社内のコストダウンだというときに、お客様は
非常にマッチしている領域だと思っている。
何がしたいかという情報を掴み、それを絵にすることで、お
鬼頭氏:5年ほどで新しいことをやらないと駄目になる、
客様のやりたいことが分かってくる。お客様のやりたいこと
との危機感を持っている。現在行なっているコールドホイル
が分かれば、それに対してうちはこうやっていきたいとか、
やホログラムだけでは食っていけない、といった話はしてい
これに関しては、どうしたらよいか教えてください、という
る。だからこの5年以内に、他社では出来ない印刷技術を何
感じで、そこから組み立てが始まる。お客様のことだけを考
か考えようと努力をしている。
えて行なうよりも提案が出しやすい。ただ、そのためには仕
酒井氏:前に申し上げた話と重なるが、看板関係、それか
掛けが大事になってくる。一生懸命私たちは仕組みを作りた
らのぼりとかバルーンのサインなど。それと今回、お客様の
がるが、仕組みはいくら作っても、そこに仕掛けがないと駄
予約システムを開発したのでそれを売りだす。そこらあたり
−17−
本文は読みやすい書体「UD新丸ゴ」
を使用。
を強化していきたいと思っている。そうしたことから、お客
様の情報をきちんと管理することによって印刷物に繋げてい
く。もうちょっと印刷も頑張ろかと思っている。情報誌に関
いる。
□まとめ
しては、西三河の方に進出したい、年内中に刈谷、安城、豊
鳥原氏:時間ですのでまとめをします。特に印象に残った
明方面に拡張していきたいと考えている。
のは岡本さんがいわれた「やれるかやれないかお客様のとこ
印刷の設備があるところは、印刷も続けていかなければい
ろにいって絵にしてこい」という言葉である。皆さんのいわ
けないと思う。現状の中で、多少は縮小する部分と力を入れ
れたことに共通することは、お客様が何に困っているか、そ
る部分とで、その比率を変えて工夫をしていく。印刷道の6
れをきちんと聴いている。今までの印刷会社は、お客様が印
類型で、当然印刷分野に特化していく会社も無いと、印刷が
刷物欲しいからそれを形にしてお金を儲けていた。4人の方
出来なくなってしまう。いかにバランスよく対応するかであ
たちは仕事をつくりだしている。この点が違うと感じた。ま
る。チラシが無くなるからといって、すぐ明日からチラシを
た、投資をして時間を掛け、幾度も失敗を重ねながらも今日
止めるわけにはいかない。うちもまだまだ売り上げの比率で
の姿に発展させてきた。共通するのは、常に変えていこう、
チラシが3割、広告も3割ぐらいある。難しい対応であるが、
そこに留まっていない、ということを痛切に感じた。
5年で変らないといけないと鬼頭さんがいわれたが、私はま
私も印刷道について、役目がら偉そうに話をしているが、
だ5年ぐらいは今と同じことやろうかと思っている。
うちの会社も正直大変で、4人の方々の前で印刷道について
岡本氏:私共の場合、冒頭に申し上げたように、5年後に
語れるほど至っていない。ただ、成功するのに、生き残るの
は多分印刷物が半分以下になっていると思う。現在、正社
に、ハウツーは無い、近道も無い、ということだけははっき
員のうち100名位はデータ制作を行なっていて、印刷機を回
りしている。
しているのは10数人しかいない。将来どうなるか考えた時、
長時間の話の中から、少しでも参考にしていただけた点が
印刷物が確実に減っていくのが間違い無い中で、トップがど
あればと思う。大事なことは、ここで聞いたことを、何か一
う舵取りしていくか、以前のようにワンマンやカリスマでは
つ会社のキーワードとして、
皆さんの会社で使っていただく、
経営はできない時代である。今こそ人間重視の経営が必要で
そんな捉え方をしていただければ幸いである。
あり、私共で行なっている内容の全部がここに繋がってくる。
(編集部:大変貴重なご意見が多く、この誌面だけでは紹介
だから、会社の利益云々はトップの責任で、社員は楽しく働
し切れなかったことをお詫びします)
きながら力をつけていく。勿論、お客様に喜んでもらうこと
も大前提であるが、これがないと会社の発展はないと考えて
□全印工連「女性活躍推進アンケート」
女性社員の雇用・活躍・定着への取り組み 「取り組んでいる」44%、
「取り組んでいない」
56%
取り組みの方法は「勤務形態の多様化」
が32%、
その理由は
「優秀な女性社員の確保」
が44%
全日本印刷工業組合連合会の女性活躍推進室(吉澤和江委
パート・在宅などで復職するケースが多い」
15%の2つを合わ
員長)が組合員を対象に実施した「女性活躍推進に関するアン
せて復帰が半数を超える。一方、
「出産・育児などの理由で復
ケート」の集計結果が公表された。実施期間は、昨年9月4日
職しないケースが多い」も26%に上る。
「その他(前例がない
〜 10月11日、有効回答数は336社。調査は、女性活躍推進
など)
」
も22%ある。
室が今後の委員会活動を考えるベースとするため、中小印刷
女性社員の雇用・活躍・定着への取り組みについて、
「取り
業界における実態の把握から取り組んだもの。
組んでいる」と回答した企業が44%に対し、
「取り組んでいな
い」は56%と上回る。
「取り組んでいる」と回答した企業の取
□女性社員の雇用・活躍・定着
り組みの内容、および取り組む理由は
(別表)
のとおり。
アンケート結果によると、女性社員の平均勤続年数は「4
「取り組んでいない」
と回答した企業の理由
(複数回答可)で
年以下」9%、
「5 〜 9年」35%、
「10 〜 14年」29%、
「15 〜 19
は、
「特に必要性を感じない」が58%と圧倒的に多く、次いで
年」15%、
「20 〜 24年」6%、
「25 〜 29年」1%、
「30年以上」
「取り組み方が分からない」16%、
「その他(男女差別なし。男
3%、
「女性社員はいない」3%の構成比となっている。
女差別の必要を感じないなど)
」15%、
「すでに取り組んでい
女性社員の主な退職理由は、多い順に次のようになって
るから」
9%、
「過去に取り組んだが、上手くいかなかった」2%
いる。
「 結婚」20%、
「仕事上の理由」18%、
「定年」16%、
「出
と続く。
産」12%、
「育児・子育て」
「健康上の理由」
「その他(自己都合な
「女性が働きやすい環境」
にするために必要と感じているこ
ど)」各8%、
「夫の転勤」5%、
「介護・看護」4%。
とについては、回答内容が分かれる
(複数回答可)
。
また、女性社員の職場復帰については、
「出産・育児休暇後、
回答の構成比上位5つは、
「時短勤務など柔軟な勤務制度
正社員で復職するケースが多い」37%、
「出産・育児休暇後、
の導入」22%、
「女性社員自身の意識改革」21%、
「国などの出
本文は読みやすい書体
「UD新丸ゴ」を使用。
−18−
全印工連CSR認定
れる。これは横浜市立大学CSRセンター審査員が実施し、
所要時間はおおよそ6時間。経営者へのインタビューも行
「ツースター認定」開始
なわれる。
組合企業以外にもCSR認定制度開放
第三者機関である全印工連CSR認定委員会が認定を行な
全日本印刷工業組合連合会では「全印工連CSR認定制度」に
ついて、現在のワンスター(標準認定)の上位認定にあたる
「ツースター認定制度」を2015年から新たにスタートさせ
る。ワンスター認定企業は2年ごとの更新時にツースター
認定へのステップアップが可能となる。また、組合員企業
以外にもCSR認定制度を開放し、認定申請の対象とするこ
ととなった。
2013年6月に認定を開始した全印工連CSR認定制度は、
2015年6月に2年間の有効期限を迎える。第1期認定企業
には更新に伴い、ワンスター認定更新審査(書類審査のみ)
および、ツースター認定登録審査(書類審査・現地審査)
が
案内される。
ツースター認定登録に必要な申請書類について、
「CSR取
り組み項目チェックリストおよびチエック項目を証明する
書類」は、ワンスター認定更新と同様であるが、このほか
に次の書類が加わる。
企業概要書/ツースター認定評価用記入シート(経営理
念等)/ツースター認定評価用記入シート(CSRによる経営
効果)および取り組み内容を証明する書類/ CSRマネジメ
ントシステム評価チェックリストおよび各項目を証明する
書類、さらに、ワンスターにはなかった現地審査か実施さ
い、認定企業はCSRマークを自社の名刺やホームページ、
顧客の印刷製品に表示することができる。
2014年11月現在、CSR認定は全印工連の組合員企業
79社が取得しているが、CSR認定の申請対象については、
「全印工連CSR認定規格が定めるCSRの取り組みを行なう
企業」と変更した。これにより、同業他組合の企業であっ
ても申請が可能となった。印刷業界全体の経営品質のレベ
ルアップを目指す。
CSR推進専門委員会の池田幸寛委員長は、
「狭い範囲で完
結するのではなく、外部に発信して、認められてこその
CSR認定制度である。全印工連だけのものであっては認知
が広がらない。印刷業界の取り組みを広く社会に知っても
らうために、組合員企業以外にも制度を開放することを決
めた」
と話している。
制度自体の意義を高めるとともに、将来は他業種にも認
定制度に関わるノウハウを提供し、CSR普及を印刷業界が
リードしていく展開も考えられる。なお、全印工連では、
ツースター認定の開始、さらに最上位認定であるスリース
ター認定の運用も今後予定していることから、CSR認定委
員会の委員構成の規程を改定し、最大10名〜 20名へと定
員を拡大した。
産・育児に閲する福利厚生制度の充実」20%、
「国などの出産・
外の57%に対して、東京は33%と低い。出産・育児休暇の
育児に関する再雇用制度の充実」14%、
「経営者自身の意識改
取得や復職に関するニーズが異なっている可能性がある。ま
革」13%となっている。
た、女性支援の取り組みについても、東京以外では出産・育
□女性の職場復帰、東京と地方で顕著な差
児のサポートとなる福利厚生制度の充実が東京のおよそ2倍
アンケート結果について女性活躍推進室では、東京と東京
となっている。
以外(東京を除く全国)の企業に分けた集計も行ない傾向を分
いずれにしても、女性のキャリアを家庭・企業・地域社会が
析した。その中で、東京と地方で顕著な差があることが分かっ
一緒に考え、助け合う仕組みづくりに印刷業界として取り組
た。例えば、女性社員の職場復帰について、出産・育児休暇
んでいく必要性を打ち出している。
後、正社員またはパートとして復職するケースでは、東京以
どのような取り組みをしているか(複数回答)
取り組んでいる理由(複数回答)
−19−
本文は読みやすい書体「UD新丸ゴ」
を使用。
□愛印工組/ 12月期理事会・支部長会
光文堂新春機材展に出展
愛印工組の取り組み、加入促進などPR
愛印工組の平成26年度12月期理事会・支部長会が12月15日15時30分よりメディアージュ愛知において
開催された。会は、平成26年度決算見込み、組合員の加入・脱退、各委員会事業と今後の事業予定などが報告
された。また、本年度、新たに発足させたブランディング委員会の事業である「印刷産業のブランド化に向け
たPRツール制作」への協力および光文堂新春機材展に出展し組合への加入促進を促すことなどが報告された。
理事会は、河原善高専務理事の司会で進行し、冒頭挨拶に
的に参加し、情報収集をしていただきたい」。
その後、木野瀬理事長を議長に審議に入った。新規加入事
立った木野瀬吉孝理事長は次のように述べた。
「業界紙の紙面に、パナソニックが社内報復活という記事
業所として、名東紙工㈱、㈲長尾紙工の2社が報告された。
が出ていた。社員に向けた情報を、メールのほうが伝わりや
平成26年度収支決算見込みが事務局から報告された後、各
すい、手軽に見えるということで発信していた。しかし結果、
委員会から実施事業報告が行なわれた。以下、今後の事業予
皆が見ないということで改めて社内報が復活した。我々も議
定である。
【今後の事業予定】
事録を作るがメールで配信したものはスルーする。しかし、
▼平成26年度後期 鉛・有機溶剤取扱者健康診断
(労務・新
プリントして配布すると見る。実際にそうしたものだと思う。
中小印刷産業振興議員連盟が政治連への最初の要望とし
人教育委員会)
日時/平成26年10月〜平成27年3月、場所/受診申込み
て、
〝教科書の電子化はいかがなものか〟と申し入れた。議員
も関心を持って、
〝教科書は今後も紙であるべき〟という意見
各事業所、他各健診機関
▼断裁機オペレーターに対する特別教育
「実技」
(労務・新人
が大多数であった。
先般、2社の会社を訪問させていただいた。1社は東尾張
教育委員会)
支部に入会したコノシマスクリーンさんで、東尾張支部で見
日時/平成27年1月12日、場所/木村紙商事㈱
学した。印刷組合に入った理由は、
〝お客様が増える〟という
参加費=組合員10,800円 テキスト代別途
(一冊1,080円)
ことであった。我々にとってもスクリーン印刷を利用できる
▼平成27年新年互礼会
(組織・共済委員会)
のはいいことであり、また、スクリーン印刷を実際に見て知
日時/平成27年1月14日、場所/名古屋東急ホテル
識も広がった。もう1社は、大阪にある作道印刷さんで、社
演題=
「地方都市印刷会社のブランディング戦略」
〜事業ド
員と一緒に見学させていただいた。この会社では、フリーア
メインの見直しとブランディング戦略〜
講師=岸 昌洋氏(㈱正文舎代表取締役、北海道印刷工業
ドレスを行なっている。会社の営業は出社してきた順に好き
な席を選んでそこに座る。仕事を終えたら何もない状態で帰
組合副理事長、全印工連産業戦略デザイン室副委員長)
参加費=組合員13,000円、一般16,000円
る。今、新社屋を建てているので、そうしたシステムを取り
▼「第51回光文堂新春機材展」への出展(ブランディング委
入れたくて見学に行った。また、見える化の話も聴いた。素
晴らしい会社で考え方も素晴らしかった。こうした情報を惜
員会)
日時/平成27年1月21日〜 22日、場所/吹上ホール しげもなく出してくれる繋がりは素晴らしいと感じた。
出展内容=愛印工組の取組み・加入メリット紹介、委員会
情報はいろいろな意味で仲間から得られるし、それぞれの
委員会からはさまざまな提案が出ている。各委員会にも積極
本文は読みやすい書体
「UD新丸ゴ」を使用。
活動の紹介、ポスターグランプリ入賞作品の展示
−20−
▼アドビテクニカルセミナー平成26年度冬の陣
(教育委員会)
●身近な催し物のお知らせ
(愛印工組関係)
開催日時
日時/平成27年1月21日、場所/ウインクあいち
講師=アドビシステムズ㈱派遣講師 参加費=契約本数と
同人数まで無料、他一人5,000円(未契約者を含む)
▼印刷寺子屋(CSR・環境委員会)
日時/平成27年1月28日、場所/メディアージュ愛知
演題=「必聴!わかっているけど行動に移せないあなた〜
1月28㈬
事業・行事、場所、備考
[印刷寺子屋] 必聴!
!わかっているけど行動
事 業 名
に移せないあなた
場
所 メディアージュ愛知 3階会議室
講
事例発表者:山田慎二氏
(㈱二和印刷紙業 常務取締役
愛知県印刷工業組合 CSR・環境委員長)
師
コメンテーター:鳥原久資氏
(㈱マルワ 代表取締役 愛知県印刷工業組合 副理事長)
定 員
CSR活動ってビジネスチャンスが広がることを知っています
か〜」
参加費=組合員1,000円(名古屋而立会会員申込可)
30名(定員超過の場合は1社からの参加人
数を調整させていただきます。)
参 加 費 一人:1,000円
▼断裁機オペレーターに対する特別教育「学科」
(労務・新人
事 業 名 “断裁機”
オペレーターに対する
「学科教育」
教育委員会)
日時/平成27年2月4日、場所/メディアージュ愛知
2月4日㈬
参加費=組合員5,400円、一般11,000円 テキスト代別
9:30 〜
18:30
途
(一冊1,080円)
▼製本セミナー(教育委員会)
日時/平成27年2月10日、場所/メディアージュ愛知
参加費=組合員2,000円、一般3000円
2月13日㈮
▼ゼロから始める“見える化”セミナー(教育委員会)
10:00 〜
12:00
日時/平成27年2月13日、場所/ウインクあいち
コメンテーター=松岡祐司氏(愛印工組 担当副理事)
パネ
リスト、コーディネーター
所
定 員 90名
備
労働局から『断裁機使用にあたっての特別
教育(学科8時間以上・実技2時間以上)を
考
受けていない者に断裁機を使用させては
ならない』との指導が出されています。
事 業 名 ゼロから始める"見える化"セミナー 愛知版
場
所 ウインクあいち 1202会議室
参 加 費 組合員:3,000円 一般5,000円
定 員 70名
申込期日 定員になり次第
事 業 名
参加費=組合員3,000円、一般5,000円
▼ブランディングセミナー(ブランディング委員会)
日時/平成27年2月14日、場所/ウインクあいち
参加費=組合員4,000円、一般5,000円
演目=「“ブランディング”で攻めろ!中小企業!」
日本特殊陶業市民会館(金山)
※申し込み多数の為会場変更しました
場
ブランディングセミナー
「
“ブランディング”
で攻めろ!中小企業!
!」
2月14日㈯
講
9:30 〜
11:30
佐治 邦彦氏(㈱サンアスト 代表取締役社長
師 (一財)
ブランドマネージャー認定協会 認定トレーナー)
場
所 ウインクあいち 1101会議室
参 加 費 組合員:4,000円 一般5,000円
定 ▼企業見学会(経営革新委員会)
員 100名(先着順)
申込期日 2015年2月5日㈭
日時/平成27年2月20日、場所/富士フィルム先進研究
所
(神奈川県南足柄市)
参加費=2,000円(一般参加不可)
▼マーケティングセミナー(マーケティング委員会)
2月19日㈭
日時/平成27年3月11日、場所/ウインクあいち
16:30 〜
演題=「ピンチをチャンスに変える謝り方(仮題)」
講師=関根眞一氏(メデュケーション㈱代表取締役)
事 業 名
中部グラフィックコミュニケーションズ工業組合
「第二回クロスメディアカンファレンスNAGOYA」
講演内容
基調講演「顧客視点によるこれからのマーケティング」
講師:関西大学準教授 理央周氏
セミナー「IA視点のモノづくり」
講師:ネットイヤーグループ株式会社 坂本貴史氏
場
定 ※詳細調整中
所 名古屋プライムセントラルタワー 13階
参 加 費 参加費:6,000円
員 100名
お問合先:電話052-962-5771 FAX052-951-0569(担当:渡辺)
▼印刷会社の新入社員研修会(労務・新人教育委員会)
日時/平成27年4月2日〜 9月7日、場所/メディアージュ
愛知
▼第6回ポスターグランプリ(三役直轄事業)
▽テーマ=
「気」
▽入賞・入選作品展=平成27年11月3日〜
8日、場所=愛知県美術館8階ギャラリー
−21−
本文は読みやすい書体「UD新丸ゴ」
を使用。
■見つける。その感動を、つなげていく。
Print Doors 2015 50+1光文堂新春機材展
□会期:2015年1月21日(水)、22日(木)
□時間:21日AM10:00 〜 PM5:00 22日AM 9:00 〜 PM5:00
□会場:名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)
名古屋市千種区吹上2-6-3 TEL052(735)2111
㈱光文堂(讃岐秀昭社長)新春恒例の印刷機材の総合機材展「光文堂新春機材展Print
Doors2015 50+1」が平成27年1月21日・22日の2日間、名古屋市中小企業振興会館(吹
上ホール)において開催される。この展示会は、中部地区最大級の総合印刷機材展として
毎年1月に開催されており、当地区における新春恒例の行事となっている。今回は、タイ
トルを「Print Doors 2015 50+1」として開催する。テーマは「見つける。その感動を、
つなげていく」。前回を上回る規模と内容で開催される。
新春展は、愛知県印刷工業組合を始め、岐阜、三重の各県印刷工業組合など8団体が後援。
今回、愛印工組もコラボレーションコーナーに出展し、組合活動を啓蒙する。また、第5
回ポスターグランプリ受賞作品展示コーナーも併催する。
【コラボレーション】
㈱アイカ、愛知県印刷工業組合、秋田
印刷製本㈱、㈱アクアス、㈱アド・フュー
隣接の中小企業振興会館において、恒例の
講師:髙井昭弘氏(全印工連勝ち残りゼミ
講師、全日本印刷工業組合連合会前副会長
/愛知県印刷工業組合前理事長、プリ・テッ
ク㈱取締役相談役)
講演内容:新社長及び将来の社長必見。
①経営には大義が必要:経営理念、社員と
の共感、②企業には目的・目標がある、目
標・方針の作り方、③周知・徹底のためには
「経営計画書」が重要、④利益計画検討表の
作成、⑤貸借対照表から読み取る三つの比
率、⑥見える化。
※セミナーは全て無料。但し、事前の申
し込みが必要。受講票を発行。当日持参。
申し込み多数の場合は先着順となる。
331−4691へ)。
新春機材展特別セミナーが開催される。
□1月21日(水)11時〜 12時10分
演題:
「独自のキャッチコピーを使った目
コーポレーション、㈱エスケイワード、近
からうろこの販売促進手法!」〜キャッチ
江印刷㈱、㈱大幸(アクアス)、大洞印刷
コピーを変えるだけで商品売上74倍! ㈱、㈱京浜特殊印刷、㈱近藤印刷、㈱サ
売上を増大させるUSPマーケティング〜
ト、荷札屋本舗(㈱第一印刷)、太平洋印刷
り方」〜経営者に必要な決算書の使い方〜
※ 申 込 先( 担 当 営 業 ま た はFAX052−
チャー、アミエ㈱、伊藤手帳㈱、㈱ウイル
イラン、㈱渋谷文泉閣、㈱シルキー・アク
演題「利益計画の作り方!経営計画の作
講師:加藤洋一氏(㈱U.S.P経営コンサル
タント代表取締役)
■ 併 催 行 事「JUMP中 部2015&ジ ョイ
ントセミナー」同時開催
日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する
「JUMP中部2015」を同時開催。
◦日時:1月22日(木)14時〜 20時
◦会場:中小企業振興会館
◦テ ーマ: 印 刷ビジネス の 勝 機 を 考 え
㈱、TAG㈱、 ダンクセキ ㈱、 ㈱ 東 海タ ッ
講演内容:商品・サービスの売りが一発で
ク、中島紙工㈱、長瀬印刷㈱、㈱パックタ
伝わらず、今の時代売れるでしょうか? また、翌23日14時〜 20時まで、メディ
ケヤマ、㈱パマック、㈱販促ファクトリー、
キャッチコピーを変えただけで売上が74
アージュ愛知において、
「コミュニケーショ
NPO ひまわりノート、双葉印刷㈱、㈱
倍になった事例をはじめ、取り組んだ会社
ン能力、対応力を磨こう!」と題したセミ
二和印刷紙業、パンダスタジオ名古屋北(㈱
が100%増収増益した成功事例を紹介。
ナーが開催される。
フルブリッジ)、㈱ペーパークラフトイト
□1月21日(水)13時30分〜 14時40分
ウ、㈱ミツモリ、㈱メイセイプリント、名
演題:「進化するフレキソ!」〜なぜ、今
東紙工㈱、㈱ユーズ、㈱ユニバースパッケー
ジ、吉岡印刷㈱
「特別セミナー」の案内
1月22日髙井愛印工組前理事長が講演
光文堂新春機材展において、吹上ホール
る!〜視点を変えて未来を切り開こう〜
※JAGATの行事はいずれも参加費が必
要。詳しくはTEL03-3384-3112事務局まで。
フレキソなのか!
講 師: 木 村 洋 介 氏( クロスリンクパシ
フィック㈱営業部長)
講演内容:国内外の成功事例でフレキソ
印刷を解説。フレキソ印刷に興味のある方、
編 集 だ よ り
□ 明 け まし て お め で と うご ざ い ま す。
フレキソ印刷で上手くいかなくて悩んでい
2015年「羊年」が始まりました。良い年にな
る方、もつと上手くやる方法はないかとお
りますよう切念するとともに、今年もお役
探しの方には最適のセミナー。
に立つ情報をお届けいたしてまいります。
□1月22日(木)11時〜 12時10分
よろしくお願い申し上げます。
No.518
平成27年1月10日発行
発行人
編 集
発行所
〒461–0001
木 野 瀬 吉 孝
組 織 ・ 共 済 委 員 会
愛 知 県 印 刷 工 業 組 合
名古屋市東区泉一丁目20番12号
メディアージュ愛知1階
TEL〈052〉962–5771
FAX〈052〉951–0569
◆ホームページアドレス http://www.ai-in-ko.or.jp/
◆E-mailアドレス [email protected] 本文は読みやすい書体
「UD新丸ゴ」を使用。
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