(八ヶ岳中信高原国定公園)360 度の大パノラマ 美ヶ原

(八ヶ岳中信高原国定公園)360 度の大パノラマ 美ヶ原
[山 行 日] 2015年6月14日(日) [集合・出発] 野木町役場公民館 AM5時
[交通・費用] ちとせ観光:約 5,000 円 [参加者]CL:K.S、SL:K.Y 外20名
[コ ー ス] 歩程 約3時間 [ 食事等休憩 約1時間 ]
野木町役場駐車場(5:00)⇒ 道の駅思川(5:20)
)⇒ 波志江 PA(6:30)⇒ 東部湯の丸 SA(7:50)
⇒ 美ヶ原自然保護センター(9:00)-(ゆる体操後スタート)
(9:30) → 王ヶ鼻(10:30) →
王ヶ頭(11:00)
→
塩くれ場[
(11:50)-昼食-(12:20)
]→ 美しの塔(12:30)→
山本
小屋(12:40)→ 牛伏山(12:50)→ 山本小屋ふるさと館着(13:20)
(13:50)⇒ 東部湯の
丸 SA(15:30)⇒ ⇒ 波志江 PA(17:00)⇒ 道の駅思川(17:50)
)⇒ 野木町役場(18:10)
美が原高原は、前から行きたかったのでワクワクしていました。出発時、今にも雨が降りそうな
天気でした。AM8:50 美ヶ原到着! 美ヶ原自然保護センターで、N さんによる「ゆる体操」をやって、
スタートし、その後,王が鼻、テレビ中継塔、王が頭、塩くれ場と進むと、放牧された牛たちが柵
の中にたくさんいました。声をかけると、愛嬌のある顔でこちらを向いてくれたり、近寄ってきた
り、人間に慣れていました。馬も2頭いて、1頭が「撫でてよ。
」と言わんばかりに、顔を柵の間か
ら大人しく出していました。とても可愛らしく、ついつい撫でてしまいました。SL が、高原の木や
草花について色々説明してくれました。
それにしても、鮮やかなオレンジ色のレンゲツツジがあちこち満開でとても綺麗でした。到着地
に近付くにつれ、空が少しずつ怪しい気配になってきて、ポツリ、ポツリと雨が降ってきましたが、
大した事にならなくて幸いでした。牛伏山に登ってその頂上(2016m)からみたテレビ中継塔
の景観が、灰色の空の中、天空の城ラピュタを彷彿とさせるような風景で印象的でした。また、膝
が悪いのにずっと頑張って同行してくれた K 会長のタフさは、凄いです。
(H.T 記)
ない。
美ヶ原自然保護センター駐車場手前から色鮮やかなレンゲツツジの出迎えを受けバスの中で
ずっと寝ていた寝ぼけ眼がすっきりとした。駐車場はバスもマイカーも十分に駐車できるように
設けられており広々としている。
ゆる体操で体も準備OK、まずは王が鼻に向け出発。今日の行
程は標高差150m位なので気は緩みがちになるのを察してか、出発して直ぐのバスの中でリーダ
ーから全員に対して「ヒヤリハット」を記録して提出するよう指示が出されていたのを思い出し、
気を引き締めなおした。
王が鼻は美ヶ原で王が頭に次ぐ2番目の標高である。展望が開けているが、今日は曇り空で遠く
までの眺望はあまりよくない。次に向かう王が頭までの行程が本日一番の急登、とはいっても高低
差100mに満たないが。王が頭には私が冬場に泊まりたいホテルがある。写真好きが集まる王が
頭ホテルである。近いうちにぜひ来てみたい。
王が頭からは美ヶ原牧場の中を進む。牛を見ながら分岐までくると塩くれ場、ここで昼食、少
し牧場の独特のにおいがするが食べ始めたらすっかり忘れていた。ただ、もう少し暑くなると匂い
もきつく食事は避けたほうがいいかもしれない。
これから後半は標高差を感じない緩やかな下りを山本小屋のほうに向かう。
すぐに美しの塔、皆昔を思い出してか鐘をついていた。間もなく、バスが待っている山本小屋の駐
車場に着いた。名前に小屋がついているがいわゆる山小屋ではなく立派な建物で駐車場も広い。美
ヶ原は一般車通行止めの場所は公共的な施設があり駐車場広いところが多いのでマイカーでも助か
る。
牛伏山は山本小屋のところから高原美術館方面に15分位、約50mの登り、ここからは王が頭
に建っているアンテナ群がヨーロッパのシャトーのように眺められた。数年前に来たときは今回と
は逆コース、久しぶりの美ヶ原堪能しました。
(MT記)
突然ですが、山想会の三役会議(5月29日)では、どうしたらヒヤリハット報告や事故報告の
出しやすい環境を作っていくか、あるいはヒヤリハットの基準作りを行なったり、ヒヤリハット
と事故との線引きを明らかにするための「ヒヤリハットワーキング・グループ」を立ち上げるこ
とになりました。それに呼応して山行部ではデータ収集に協力するため、山行部員がCLまたは
SLを行なう山行に限って、参加者全員にヒヤリハットの用紙を配って提出してもらうことを決
めました。それでこの美ヶ原がその第一番目の意義ある山行となりました。その内容をまとめた
ので報告します。
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ヒヤリハットなし 14名 無かったけどヒヤリハットなるものを目撃したとの通報 1 件
有り 6名
未提出者 2名
合計 参加者22名
ヒヤリハットの内容
・
(昼前)石の多い道で丸みを帯びた石のうえにのり、バランスを崩して転倒しそうになった。
(→体力の維持の必要性を感じた)
・
(出発前)少しでも冷たくしておこうと冷蔵庫の中に入れておいたが、時間がなくて急いで出発し
た為に水筒を忘れた。
(→家を出る前に再度荷物をチェックすべきだった)
・ブヨ・蚊に刺されそうになった。また、顔の周りに小動物(insect)が飛び、歩きに集中できな
い。
(→衣服の露出を少なくするのを忘れた。衣服対策を行なう)
・よそ見歩行で木の根っこに引っ掛かったが、セーフ。何でもなし。
(よそ見はしない)
・バスドライバーへの指示間違い
バスドライバーへの指示間違い(正反対の
バスドライバーへの指示間違い(正反対の登山口
(正反対の登山口に到着)
登山口に到着):CLからは山行案内にあるとおり
(計画書届けも)の南側の「少年自然の家」からの歩き出しであったが、SLは全く逆の
北側の「自然保護センター」の登山口をドライバーに指示した。現場に到着してから始めて
間違った登山口に気がついた。
(あれっ?)
結果オーライであるが、バス担当SLが事前調査していた時に「自然保護センター」からの
登山口のほうが、湯の丸ICからの距離が近いのと、
「指定されていた少年自然の家」の登山口
より「自然保護センター」からのルートが下り一方なので、楽な登山道だとわかった。で、
「これ!
これに決めた」と思い込んでしまい、自分だけが納得して他に伝えなかったもの。
(→こういう間違いは大きすぎて得てして誰も気がつかない、CLとSLを信用していいんだが、
100%信用してはいけない教訓だった。登山コースの変更を事前に説明すべきだった(計画書送付
の段階)が、そのことも忘れてしまった)。なお、一人だけ気づいたひと(ヒヤリハットで報告)
がいた。
以上