場外舟券売場(ミニボートピア富士おやま)設置にかかる諸課題解消を求める意見書 駿東郡小山町須走地先に設置が計画された、浜名湖競艇企業団の場外舟券売場(ミニボートピア富士お やま) は、国土交通大臣の許可を経て、現在は平成27年3月のオープンに向け、建設工事が進められている。 当該施設は法令上の賭博施設にあたり、 その立地により最も住民生活に重大な影響を及ぼす地域が、小 山町に隣接する御殿場市であると考えられていたことから、国道138号や御殿場市街地の交通渋滞の更な る悪化をはじめ、治安や風紀の悪化、未成年者への深刻な影響などが当初より懸念、危惧されていた。 御殿場市議会では平成18年9月に「場外舟券売場設置に反対する議員の会」を発会し、多くの市民から の陳情に応える形で、平成19年7月と21年3月に意見書、平成20年9月と21年6月に決議を採択することによ り、一貫して設置反対を主張してきたところである。 当該施設のオープンまで約半年と迫る中、 これまでに施設運営主体の浜名湖競艇企業団、及び施設立地 先の小山町より当市に示された諸課題の解消策は具体性に欠け、かつ曖昧、不明な部分も多いことからその 実現性が懸念されており、不安と心配が残るものである。 よって、本市議会は、浜名湖競艇企業団及び小山町に対し、下記の事項を強く要望する。 あ い まい 記 1 国道138号をはじめ、周辺道路に至るまで、交通渋滞の対策には万全を期すこと。 2 当該施設の設置・運営により、治安や風紀が悪化することのないよう、万全を期すこと。特に、駅の周辺、 当該 施設、 シャトルバスの発着地などは、対応を強化すること。 当該施設は、 親子や成人同伴であれば未成年者でも入場が可能であることから、未成年者が舟券の購入 3 や換金等をしないよう、施設内の警備や監視には万全を期すこと。 4 御殿場市内に屋外広告物等を設置する場合は、関係法令及び御殿場市総合景観条例を順守すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先 浜名湖競艇企業団企業長 小山町長 地震財特法の延長に関する意見書 東海地震に備えて、地震防災対策強化地域である本市は、静岡県が作成した地震対策緊急整備事業計 画に基づき、各般にわたる地震対策を鋭意講じているところである。 この計画は平成26年度末で期限切れを迎えるが、限られた期間内に緊急に整備すべき必要最小限の事 業をもって策定されていることから、今後実施すべき事業が数多く残されている。 また、東日本大震災を始めとする近年の国内外における大地震により得られた教訓を踏まえ、県及び市町が 一体となって緊急輸送道路・津波防災施設・山崩れ防止施設・避難地・避難路・消防施設の整備、公共施設の 耐震化等をより一層推進する必要が生じている。 したがって、東海地震による災害から地域住民の生命と財産の安全を確保するためには、地震対策緊急整 備事業計画の充実と期間の延長を図り、 これらの事業を迅速かつ的確に実施することにより、地震対策の一 層の充実に努めていかなければならない。 よって国においては、地震対策緊急整備事業計画の根拠となっている「地震防災対策強化地域における 地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」 を延長するように強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 提出先 11 衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 厚生労働大臣 農林水産大臣 国土交通大臣 文部科学大臣 内閣府特命担当大臣(防災) 消防庁長官 林野庁長官 水産庁長官
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