コンクリートセルロース繊維補強材

コンクリートセルロース繊維補強材
Cellulose Fiber UltraFiber-500
(주)케미우스코리아
Chemius Korea Co., Ltd.
コンクリートの引張抵抗能力の増大、部分的な亀裂や成長の抑制など力学的性質の改善、補強するための不連続
的 で 断 層 で ある 繊 維 質 材を コ ン クリ ー トに 分 散 さ せて 入 れ る 。 これ が 繊 維 補強 コ ン ク リー ト (Fiber Reinforced
Concrete ; FRC)という。
無筋コンクリート
ワイヤメッシュコンクリート
繊維補強コンクリート
▨ セルロース繊維補強材UltraFiber-500は?
コンクリート補強繊維として活用されている繊維の中で木材繊維を利用したセルロースファイバーである
UltraFiber-500はアメリカ南部地方の優れた木質である松の木(Slash Fine Tree)から採取した天然木質繊維のセルロ
ース繊維補強材である。
▨ 繊維補強コンクリートとワイヤメッシュの特性比較
区分
ワイヤメッシュ- Wire Mesh
規格
#8 - @150*150
補強形態
平面積補強 ; 亀裂制御効果が足りない
物理的性能
Steel
耐酸性、耐水性、 ; 不良 – 腐食
繊維補強コンクリートUltraFiber-500
乾式 0.6㎏/㎥ ( 湿式1.2㎏/㎥)
立体的補強 ;亀裂減少に効果増大
親水性 Cellulose
耐酸性、耐水性、耐アルカリ性:優れる
耐化学性能
経済性
長所・短所
高い
-
現場運搬、設置作業が難しい
野積空間、腐食管理が必要
均一な被服暑さ維持が難しい
亀裂抑制効果が足りない
引き及び打設の際に放水層の損傷
経済的 ; ワイヤメッシュ対比 25%
-
施行性が優れる(レミコン配合)
工事期間短縮
工事費節減
仕上げ性、施行性がすぐれる
亀裂低減性能にすぐれる
▨ 繊維補強材の特性備考
項 目
UltraFiber-500
PP Fiber
長さ (㎜)
1.9~2.3
15
Denior (g/9,000m)
2.0~3.0
16
直径 (㎛)
14~17
51
ファイバー数 (fibers/g)
1,590,000
36,000
密度 (g/㎤)
1.10
0.92
ファイバー表面積 (㎠/g)
25,000
869
引張強度 (N/㎟)
600~900
200~500
弾性係数 (N/㎟)
8,500
3,500
ファイバー係数 (個/㎥)
1,431×106
32×106
ファイバー間隔 (㎛)
660
2,400
費用
++
+
分散性
++
-
セメントとの付着性
++
--
アルカリ安定性
++
++
備 考
+ good performance
- poor performance
▨ UltraFiber-500 配合コンクリートの特性
■ コンクリート内部で分散力がすぐれる。
> 木材から採取した木質繊維で親水性素材であるから生コンにすぐれた分散力を発揮できる。
■ コンクリート表面仕上げの性能がすぐれる。
> UltraFiber-500をしようしたコンクリートは表面にファイバーのかたまり(fiber balling)がなく、また、表面に傷もなく、
表面にファイバーの露出なしで滑らかな表面が仕上げられる。
■ コンクリート亀裂低減の性能がすぐれる。
> ICC コートによる試験結果、 UltraFiber-500を入れたコンクリートはファイバーを入れてないコンクリートに比べて
亀裂発生が80%減少
■ セメントの水化反応を促進
> UltraFiber-500は親水性/保水性ファイバーとして生コンの中で水化反応初期には生コンの残留水を吸収してブリ
ーディングを減少させ、水化反応後半期にはコンクリートの水化反応を促進する作用をする。
■ コンクリート低減性能がすぐれる。
> ICC コートの試験結果、UltraFiber-500を入れたコンクリートは入れなかったコンクリートに比べて
亀裂発生が80%減少
■ アルカリ抵抗性にすぐれる。
> 天然素材である木材繊維(Cellulose Fiber)は材料の特性上、コンクリートのアルカリ成分に弱い反応をみせること
があるが、 UltraFiber-500は繊維に特殊コーティングされてあるためにセメントのアルカリに対する抵抗性能が
すぐれる。
■ セメントマトリックスとの付着力がすぐれる。
> PP Fiber など他のファイバーに比べてファイバー表面積が大きいためにコンクリートの中でセメントペストとの背
着力がすぐれる。
■ 適用分野が多様
> UltraFiber-500を使用したコンクリートは亀裂発生を減らし、表面を綺麗に仕上げられるから各種コンクリートスラ
ブ構造物及び各種コンクリート製品に広く使われる。
> 地下駐車場の押さえコンクリート、屋上防水層押さえコンクリートなど
▨ 押さえコンクリート工法別の比較
地下駐車場押さえコンクリート- (コンクリート厚さ t=100㎜, 施行面積 1,000㎡ 基準)
区分
規格
単位
単価
数量
WireMesh
UF-500
Wire Mesh 材料費
#8
㎡
1,500
1,000
1,500,000
-
㎡
400
1,000
400,000
-
bag
7,000
100
-
700,000
コンクリート 1㎥ 当り
1bag投入
人
90,000
1
-
90,000
100㎥ 打設,
投入人数 1人
-
-
-
1,900,000
790,000
▽1,700,000ウォン
100%
41.58%
58.42% 節減
Wire Mesh
敷(人件費)
UltraFiber-500
材料費
0.6㎏
/bag
UltraFiber-500
投入(人件費)
合計
対比
-
備考
▨ UltraFiber-500 投入方法
繊維補強材 UltraFiber-500をコンクリートへの投入はレミコン運搬トラックへ投入することは適切ではなく、レミコン
製造工場の Batch Plantで投入することでコンクリートの中へ正確にそして均一に配合される。この際の混合時間は2
0秒程度長くする。
■ 人力(受動)投入
骨材移送コンベアベルトや Batch Plantの一定部分で作業員が直接投入
■ 自動計量の投入
UltraFiber-500は微細な木質繊維として構成されて水と適正比率で混合し
てスラリー状態を作ると繊維素の物性を維持し、水と一緒に一定量ずつ移
送可能である。このスラリー状態をレミコン工場 のBatch Plantと繋げて自
動計量によって投入することができる。
▨
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UltraFiber-500 自動投入方法
混和材タンク利用
水との混合比率 = UF-500 : 水 = 1: 50
自動計量方法 ; UF-500 投入量 0.6㎏/㎥, 単位数量(W) 250㎏/㎥の場合
W1 : 混和剤投入ライン(W1)から UF-500を 0.6㎏ 投入するための物量 30.6㎏ 計量投入
W2 : 配合設計の単位数量(W) 250㎏からW1= 30.6㎏ を差し引いた残りの物量 219.4㎏を水タン
(W2)から計量投入.
UF-500 スラリー化タンク
内部攪拌装置