フォーラム事務局担当が、特別会員・ネットワーク会員の活動をご紹介するコーナーです。富山県におけるライフサイエンス、医薬工連携の取組み【富山県における医療関連産業】＜とやま医薬工連携研究会＞（事務局：富山県新世富山県では、平成 26 年 5 月に、県内ものづくり産業発紀産業機構）展のために「富山県ものづくり産業未来戦略」を策定し、分会員数４１社野横断的な産業クラスターの形成を推進するとともに、医関係機関２７機関薬バイオ、医薬工連携などの各成長分野について本県企業の参入を促進しています。県内製薬企業、ものづまた、平成 26 年 3 月に福井、石川、富山３県の北陸くり企業、医療・福祉関係地域が共同で策定した「北陸産業競争力強化戦略」にお者、大学、公的試験研究いては、ライフサイエンスの一大生産拠点となることを目指す機関等が参加し、医療機こととし、各種施策を展開しています。器・製薬機器、福祉機器ワーキンググループを構成し、【健やかな少子高齢化社会の構築をリードする北陸ライフ様々な取組を行っています。サイエンスクラスター】 ○講習会・セミナー、PMDA 薬事戦略相談個別面談会の開催富山県では製薬関連産業の基盤を活かし、文部科学 ○全国規模の医療・福祉機器の展示会への共同出展省の知的クラスター創成事業に採択され、平成 15～19 ○医療機器関連企業集積地域との技術情報交流会開催年度に「とやま医薬バイオクラスター」、平成 20～24 年度 ○専門部会による共同研究プロジェクト（介護福祉機器）には石川県と共同で「ほくりく健康創造クラスター」の創成に取り組み、多数の成果が上がっています。さらに平成 25 年度からは、福井県を含めた北陸３県共【開発支援・販路開拓等】富山県では、蓄積された産業基盤や資源を活用した新同で「北陸ライフサイエンスクラスター」として地域イノベーショ商品・新事業の創出促進を図ることを目的に、県内の産ン戦略支援プログラムを活用し、「予防・診断・治療」のため学又は産学官グループに対し、医薬工連携やバイオ分野の機能性食品、医薬品や診断技術の開発や技術移転・の研究開発を支援しています。また、とやま医薬工連携研事業化に取り組んでいます。究会では、産学官連携により技術開発基盤を構築し、医療機器等の開発・事業化に取り組み、国内外への販路開【医薬工連携の取り組み】拓を積極的に進めています。富山県では、ものづくり企業等の医療機器・福祉機器・東京本郷地域での技術交流会の開催（7 月予定）分野への新規参入を図ることを目的に、平成 23 年から「と・「HOSPEX Japan 2015」への共同出展（11 月予定）やま医薬工連携ネットワーク」を構築し、研究開発や事業化について重点的に支援を行っています。 (フォーラム事務局鈴木茂夫）取材協力：富山県