1 学期の取組 2年生 平成27年度 生活科 「おいしくそだて わたしの野さい」 平成27年10月16日(金) 3年生 1 年生 生活科 総合的な学習の時間 「発見,地域のやさしい活動」 「なつだ あそぼう」 5年生 家庭科 「はじめてみようクッキング」 4年生 総合的な学習の時間 6 年生 家庭科 「広げよう 神杉環境守りタイ」 たんぽぽ学級 「工夫しよう 朝の生活」 生活単元学習 ご 挨 拶 色づき始めた木々の葉や収穫を告げる便りに秋の深まりを感じる頃となりました。まさに秋たけなわの本 日,県内外各地から多くの先生方にご参加いただき,三次市立神杉小学校において,平成27年度第52回 広島県小学校家庭科教育研究大会(北部大会)を開催できますことに心より感謝申し上げます。 本校では,昨年度より「学びをつなぎ,よりよい生活を創り出す子どもの育成~ストーリー性のある題材 構成の工夫と思考操作を明確にした学習活動の充実を通して~」を研究主題に掲げ,生活の中から課題を見 付け,既習の知識・技能・経験を活用して解決しようとする子供の姿を目指して,家庭科はもちろん,総合 的な学習の時間,生活科,生活単元学習においても取組を進めてまいりました。授業づくりにおいては,問 題解決的な学習や家庭での実践を仕組むことを通して児童の実践的な態度を育てることや,思考方法の提示 や思考過程の見えるノート指導を工夫することで生活をよりよくするために必要な思考力・判断力・表現力 を高めることを重視してきました。 「チャレンジお弁当の日」を設定し,家庭や地域と連携を図りながら子供 たちの生活の自立につながる食育実践にも取り組んで3年目となります。 これまでの取組を通して,学校と家庭や地域,教科間,児童相互等の「学びをつなぐ」ことで,子供たち の意欲や実践力,自己肯定感が少しずつ高まってきたことは一つの成果だと考えています。とは言え,まだ まだ改善すべき課題は多くあります。本日,取組の一端を公開し,広く皆様方のご批正をいただくことで, 今後更なる研究の充実・発展を目指してまいりたいと存じます。皆様方の忌憚のないご意見ご感想を賜りま すようお願い申し上げます。 終わりになりましたが,本校の研究推進にあたり,貴重なご指導ご助言をいただきました多くの先生方, また,これまで多大なるご支援を賜りました関係諸機関の皆様,そして,いつも温かくご理解ご協力いただ いております保護者の皆様,地域の皆様に心より感謝申し上げ,ご挨拶とさせていただきます。 平成27年10月16日 「大きくなあれ」 9:00 9:30 「めざせ!おそうじマイスター」 【公開授業】 学年・学級 教科等 使用教室 年 生活科 1年教室 2 年 生活科 2年教室 3 年 4 年 総合的な 学習の時間 総合的な 学習の時間 3年教室 じぶんでできるよ ~かぞくにこにこ,おてつだいマイスター~ おいしくそだてわたしの野さい ~おいもパーティーをしよう~ みんなでやさしさを発信しよう ~お年寄りの方に楽しんでもらえる会をつくろう~ 授業者 付 A(2) 岡 明美 A(3) B(3) 赤木 智香 A(3) 藤永 千秋 荒木 祐子 ■ 講 ■ 記念講演 6 年 家庭科 6 年教室 一人でチャレンジお弁当の日 ~社会見学のお弁当を作ろう~ B(2) D(1) 廣田 朋恵 生活単元 学習 たんぽぽ学級 オイル(油)くんの大変身! ~たんぽぽ学級からのおくりもの~ D(2) 尾田 達哉 石橋かおる 移 動 三次市立神杉小学校 C(3) 家庭科室 動 研 究 報 告 ■ 研究発表 田中 桂子 家庭科 開 会 行 事 児 童 発 表 全校合唱 D(2) 年 移 11:25 11:30 ■ 児童発表 広げよう神杉環境守りタイ ~「芋面川環境物語」できることから始めよう~ 5 たんぽぽ A たんぽぽ B 公 開 授 業 4年教室 わくわくミシン ~ミシンで小物を作ろう~ (特別支援学級) 10:15 10:25 10:45 12:15 研 究 協 議 校長 13:00 13:50 14:00 昼 休 食 憩 分 科 会 津田 武子 14:20 14:30 16:10 16:20 移 講 準 講 動 評 備 演 1 1 単元名 関連 領域 受 9:00 9:30 わくわく夢授業 三次市立神杉小学校 「明日という日が」 「ふるさと」 研究主任 廣田 朋恵 平成27年10月16日 三次市立神杉小学校長 評 広島県教育委員会 義務教育指導課 指導主事 講 師 子どもが作る弁当の日 提唱者 竹下 和男 先生 演 題 「子どもを台所に立たせよう」 白井 津 田 武 子 良枝 先生 閉 会 行 事 (1)ストーリー性のある題材構成の工夫 家庭科で育成する めざす児童の姿 (2)思考操作を明確にした学習活動の充実 学校教育目標 ① 豊かな人間性と確かな学力をもち, *思考を深め,新たな発見をさせる場となるよう工夫す 未来を切り拓く力をもった子どもの育成 生活を工夫し,創造する 中学生へ る。 【思考操作とことばの例】 研究主題 学びをつなぎ,よりよい生活を創り出す子どもの育成 思 ~ストーリー性のある題材構成の工夫と思考操作を明確にした学習活動の充実を通して~ 6年生 くふうして,生活に生かす自分 「今までの経験や 振り返り 実させれば,児童は学びをつなぎ,よりよい生活を創り出すことができるようになるであ ろう。 思考のことば 予想する (既習,生活経験等)の時,~だったから… 比べる 関連付ける *日常生活と結びつけた学習課題を設定し,自分で考え,工夫す て,身近な生活の課題を解決したり,家庭での実践を行ったり できるようにする。 【課題の設定】生活をみつめ,自ら課題をみつける。 ・他教科等と 学びをつなぐ 類推する ・保小・小小・小中 ② 思考操作を明確にした学習活動の充実 行】課題の解決策を実施する。 【振 り 返 り 】新たな課題解決の挑戦へとつなげる。 思考過程の見えるノート指導 *全ての教科・領域で「基本的な学習スタイル」に「ノー <手立て> <手立て> ① 問題解決的な学習を仕組む。 ① 思考操作を活用する。 ② 家庭での実践を組み入れる。 ② 思考過程の見えるノート指導。 ト指導の基本」を関連させる。 *めあて・見通し・まとめ・振り返りを明確にしたノート 指導に取り組む。 〈めあてを把握する場面〉 【整理・分析】収集した情報を思考操作を活用して分析する。 【実 今日学習したことを(生活,次の学習等)へ 生かす。 【情報の収集】解決方法を考えたり,選択したりする。 【まとめ・創造・表現】学んだことを他者に伝え,新たな見通しや展望を もつ。 )と( )から,~と考える。 (これまでの考えと実験結果) ・家庭や地域と ストーリー性のある題材構成の工夫 る経験を繰り返す中で,主体的に知識・技能を身に付け活用し ( 例(交流で得た考えと栄養士の先生の話) ・前の授業から次の授業へ ① 問題解決的な学習を仕組む。 A も B も~だから,どちらも…(共通点) A は~だけど,B は~だから…(相違点) ・友達の考えと 研究内容 「思考操作」 思考操作 研究仮説 ストーリー性のある題材構成の工夫を行うとともに,思考操作を明確にした学習活動を充 支えられている自分 「目的・課題解決」 知識・技能,資料」 家庭生活における課題を見付け,既習の知識・技能,経験を活用して 解決しようとする子ども できるようになる自分 考 「何を基に」 「何に向かって」「どのように考えているのか」 めざす子どもの姿 5年生 実行 思考操作を活用する。 ・めあてを書く。 基盤となる取組 ○地域・家庭と連携した取組(地域「ひと・もの・こと」ゲストティーチャーの活用 ジ「お弁当の日」など)○基礎基本の定着 ○説明のための話型の掲示 チャレン ○他教科等の学習内容 ○塩町中学校区小中一貫教育「5つの合言葉・2つの約束」「身に付けさせたい9能力」 〈見通しをもつ場面〉 ・解決の方法や結果の予想を書く。 〈自力解決の場面〉 ・プロセスを説明する言葉を使って書く。 ② 題材構成の中に家庭生活等での実践を組み入れる。 ・既習事項を活用して書く。 *通信などを通して,学習のねらいや内容について情報を提供す ることにより,家庭実践への理解を深める。 かみくん か んじて ◇ み つめて ◇ す てきに キ ッズチャレンジ! ◇ ◇ ・教科の用語や図表などを用いて書く。 〈まとめの場面〉 すぎっこちゃん 〈検証方法〉 ・家庭科・総合的な学習の時間・生活科児童アンケート ・家庭科に関する保護者アンケート ・ワークシート 〈指標〉 ・ 「学習したことを家でしている。 」の項目において,肯定的評価 85%以上 (児童アンケート・保護者アンケート) 下着ありとなしでは,どう違う ・見取り のかを実験を通して比べる。 ・めあてに対する答えとなるように書く。 〈振り返りの場面〉 ・できたことやできなかったこと,学習方法,実習や実 践への意欲などを書く。 *よい考えやすばらしいと思ったことを書く。 〈検証方法〉 *生活の中のどこで生かせるかを書く。 ・授業分析(発表・ノート) 玉結び・玉どめの実習を文字 の縫い取りに関連付ける。 〈指標〉 ・見取り ・教職員アンケート肯定的評価 80%以上
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