青春の 1 ページに刻み込め 新たなる松農体育祭の記憶 本日(8月28日)好天のもと、生徒会執行部を中心に準備を進めてきた体育祭が行われまし た。体育祭はスポーツや運動に親しみ、競争や協同の活動をとおして、公正に行動し、進んで規 則を守り、お互いに協力をして責任を果たすことなど、社会生活で必要となる態度を育てること を目的の一つとして実施しました。 7月から生徒会を中心に動き出し、どんな体育祭にしたい か話し合い、どんな種目を行うかを話し合い、先生にダメ出 しされながら話し合い、暑い中、山に竹を切りに行ったり・・・ 今日を迎えました。生徒会執行部の生徒の皆さんはチーム松 農の一員としてよりよい学校づくりのリーダーとなって、協 力しながら様々な問題に立ち向かい、協力して体育祭を成功させたことは、新しい記 憶として青春の1ページに刻み込まれたと思います。 また、3年生のそれぞれのクラスを中心に、2年生・1年生赤組、黄組、青組、緑組の4つの チーム(分団)に分かれ、1分団115名前後の生徒が協力しながら、ダンス、応援練習、デコ レーション、競技を作り上げてきました。最初はばらばらだったダンスも、皆の思いが一つにな るにつれ、チームとしてまとまりだし、今日はどの組も見事に演じました。 競技は勝負事ですから、勝ちがあれば負けがあります。今日の体育祭は、生徒全員が真剣に競 技を行っている姿にとても感動しました。負けたといってふてくされるわけでもなく、一生懸命 やっていたことをチーム皆で喜び、称える姿がグラウンドにありました。開会式で『体育祭をや るのではなく、皆でいい体育祭を創っていこう』と話をしましたが、まさに皆さんがこれに向け て一生懸命取り組んでくれました。 応援合戦の時、応援を演じている組以外の生徒全員が、きちんと応援席で応援している組を見 ている光景もすがすがしいものがありました。自分のチームの応援が終わると安心してだれてし まったり、応援を待っているチームは最後まで打ち合わせなどをしているものですが、それがあ りませんでした。パフォーマンスをしているチームに敬意を表しているようにも見えました。 閉会式での成績発表もそれぞれが自分たちのチームの成績を受け入れ、歓喜し、相手を称え、 全校生徒が今日の体育祭を楽しめたのではないかと思っています。開会式の時にはほとんど聞こ えなかった校歌斉唱でしたが、閉会式の時には大きな声が聞こえました。今日の体育祭は目的に はなかったのですが、愛校心を育むにもよかったのかもしれません。
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