グラフィック科 - 横浜デジタルアーツ専門学校

(別紙様式4)
平成27年9月30日現在
職業実践専門課程の基本情報について
学
校
名
設置認可年月日
校 長 名
横浜デジタルアーツ
昭和63年9月30日
専門学校
三辻 訓
設 置 者 名
設立認可年月日
代 表 者 名
学校法人岩崎学園
昭和26年3月8日
岩崎 幸雄
目
的
所
在
地
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目22番地17
(電話)045-474-5911
所
在
地
〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1丁目2番7号
(電話)045-311-5561
本科は、デザイン業界において必要なグラフィック・Webデザインやイラストレーション等を教育課程の
中心に置き、企業等と密接かつ組織的な連携体制を確保して、現在の実務に関する知識、技術及び技能
を教授し、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを目的とする。
分野
課程名
学科名
修業年限
(昼、夜別)
文化・教
専門課程 グラフィック科
養
演習
180 単位時間
(又は単位)
生徒総定員
160人
学期制度
1080 単位時間
(又は単位)
生徒実員
専門士の付与
高度専門士の付与
1800 単位時間 平成17年文部科学
(又は単位) 省告示第288号
2年(昼)
講義
教育課程
全課程の修了に
必要な総授業時
数又は総単位数
実験
実習
実技
0 単位時間
(又は単位)
540 単位時間
(又は単位)
0 単位時間
(又は単位)
専任教員数
76人
兼任教員数
4人
■前期:4月1日∼9月30日
■後期:10月1日∼3月31日
―
成績評価
総教員数
6人
10人
■成績表(有・無)
■成績評価の基準・方法について
成績評価計画書に従い、ABCD評価。
長期休み
■学年始め:4月1日
■夏
季:8月1日∼8月31日
■冬
季:12月25日∼1月7日
卒業・進級条件 各学年の教育課程修了は、平素の成
績、試験等による認定で行い、本校所
定の全教育課程を修了した者を卒業
と認定する。
■学 年 末:3月21日∼3月31日
生徒指導
■クラス担任制(有・無)
■長期欠席者への指導等の対応
課外活動
インターンシップ、チャリティバザー
■サークル活動(有・無)
個人面談、保護者面談、
専門家によるカウンセリング
就職等の状況
■課外活動の種類
バスケットボール
■主な就職先、業界
主な資格・検定 色彩検定、DTP検定、ウェブデザイン
デザイン業界、ゲーム業界
技能検定、Webクリエイター能力認定
試験、情報検定(J検)
■就職率※1
100.0%
■卒業者に占める就職者の割合※2
79.3%
■その他(任意)
(平成25年度卒業者に関する平成26年3月末時点
の情報)
- 1 -
中途退学の現状
■中途退学者3名
■中退率3.9%
平成26年4月10日在学者77名(平成26年4月入学者を含む)
平成27年3月31日在学者74名(平成27年3月卒業生を含む)
■中途退学の主な理由
進路変更、病気療養、経済事情
■中退防止のための取組
個人面談、保護者面談、カウンセリング、補講、学費分割納入制度
ホームページ
URL:http://yda.iwasaki.ac.jp
※1「大学・短期大学・高等専門学校及び専修学校卒業予定者の就職(内定)状況調査」の定義による。
①「就職率」については、就職希望者に占める就職者の割合をいい、調査時点における就職者数を就職希望者で除したものとする。
②「就職率」における「就職者」とは、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)として最終的に就職した者(企業等か
ら採用通知などが出された者)をいう。
③「就職率」における「就職希望者」とは、卒業年度中に就職活動を行い、大学等卒業後速やかに就職することを希望する者をいい、卒業後の
進路として「進学」
「自営業」
「家事手伝い」
「留年」
「資格取得」などを希望する者は含まない。
※「就職(内定)状況調査」における調査対象の抽出のための母集団となる学生等は、卒業年次に在籍している学生等としている。ただし、卒業
の見込みのない者、休学中の者、留学生、聴講生、科目等履修生、研究生及び夜間部、医学科、歯学科、獣医学科、大学院、専攻科、別科の学
生は除いている。
※2「学校基本調査」の定義による。
全卒業者数のうち就職者総数の占める割合をいう。
「就職」とは給料,賃金,報酬その他経常的な収入を得る仕事に就くことをいう。自家・自営業に就いた者は含めるが,家事手伝い,臨時的な
仕事に就いた者は就職者とはしない(就職したが就職先が不明の者は就職者として扱う。
)
- 2 -
1.教育課程の編成
(教育課程の編成における企業等との連携に関する基本方針)
<目的>
本校の教育を施すにふさわしい授業科目の開設や授業方法の改善・工夫を行うなど、企業等の要請に応じた
実践的かつ専門的な職業教育が常に実施されることを目的に横浜デジタルアーツ専門学校教務部に「教育課
程編成委員会」を設置する。
<委員>
①本校の教育課程を構成する 3 分野(ゲーム CG 系・デザイン系・音楽系)から委員を構成する。
②コンテンツ制作に関わるクリエイティブな職業に就く者を中心に、コンテンツ業界全体の動向や地域の産
業振興に関する知見を有する者等で構成する。
③委員長は教務部長が務める。
<求める意見>
就職先・活動先となる業界の動向(作品、マーケット、技術等)を基に今後予想される新しい知識・技術の
うち、特に学修すべきものについて意見をもらう。また職業人として身につけておくべき常識・礼儀や、若
者の早期離職防止のための助言なども含む。
<意見の活用>
①すぐに対応できるもの、②予算措置や教員配置、③行政等届出時期により対応すべきもの等を総合的に判
断し、委員会が教育課程を作成する。
<企業ヒアリング>
企業の人材ニーズを把握するため、委員会にワーキンググループを設置する。就職採用に際し、作品力、コ
ミュニケーション能力、文章力、学力の優先順位の確認や作品力・人物評価のポイント(例えば作品の量の
多寡、明るい・元気がある)を企業にヒアリングする。
(教育課程編成委員会等の全委員の名簿)
平成 27 年 9 月 1 日現在
名 前
高橋正
北川貴和子
所
属
公益財団法人神奈川産業振興センター 事務局長、中小企業診断士
株式会社髙陽印刷所 取締役、グラフィックデザイナー
中井佑弥
ヒラヤマユウジ
五十嵐秀雄
有限会社イーゴ デザイン課係長、グラフィックデザイナー
ユーファクトリー株式会社 代表取締役、デジタルクリエイター
インダストリアルデザイナー
特定非営利活動法人クリエーター支援機構 理事長、グラフィック・Webデザイナー
臼田克紀
佐藤香織
澤田敬一
鈴木一好
鈴木亮吏
Web デザイナー
Web デザイナー・グラフィックデザイナー
合同会社 PORSAS 代表社員、一級建築士、グラフィック・プロダクトデザイナー
Web デザイナー
塚越啓史
花田恵理子
森加奈絵
安田豊
ジュエリー・雑貨デザイナー
デザイナー
グラフィックデザイナー・イラストレーター
グラフィック・Web デザイナー
山口古穂
linco
今野友行
苅米敏明
グラフィックデザイナー・イラストレーター
漫画家・イラストレーター
教務部部長
教務部次長
村田恒
宮下隆友己
會澤加奈子
杉本雅子
教務課課長補佐
教務課主任
教務課教員
教務課教員
- 3 -
(開催日時)
平成 26 年 3 月 31 日 13:00∼17:00
平成 26 年 9 月 24 日 16:00∼17:30
平成 27 年 4 月 2 日 13:00∼17:00
平成 27 年 9 月 25 日 14:00∼16:00
2.主な実習・演習等
(実習・演習等における企業等との連携に関する基本方針)
<目的>
企業等の要請に応じ、職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成するため、特に演習・実習において、当
該企業等との密接な連携を通じ、より実践的な職業教育の質の確保に組織的に取り組む。
<企業等の連携者>
①コンテンツ制作(ゲーム・CG・アニメーション・グラフィックデザイン・プロダクトデザイン・イラスト
レーション・Web・音楽など)に関わるクリエイティブな職業に就く者(企業従事者、フリーランスは問
わない)
、またはコンテンツ制作に関わる業界組織・団体等に勤務・所属する者
②ヒット作品を生み出し、または作品の制作手法、あるいは制作用機器・ソフトを開発するなどコンテンツ
制作業界の発展に寄与した者
<連携授業の区分>
①規定時限数の半数以上を企業連携者が実施するもの。
(A)
②規定時限数の半数に満たない一部を企業連携者が実施するもの。科目の単元毎、あるいはまとめとして行
われる学生作品の発表会で企業連携者を招いての学生作品の講評会を含む。
(B)
③企業等連携者が教育課程・教材の貸与・作成を行い、また指導方法・評価方法の助言を行い、担当教員が
授業を行う。
(C)
<成績評価>
授業開始前に成績評価計画書(課題選定、完成度、出席点等の評価指標及び配点)を定め、成績評価を行う。
①(A)区分は原則として企業連携者が成績評価を行い、担当教員が最終決定する。
②(B)区分は企業連携者に意見を求めたうえで担当教員が成績評価を行う。
③(C)区分は評価方法に従い、担当教員が行う。
<実施場所>
①本校 ②企業等 ③その他必要に応じて決定する
科 目 名
進級制作
科 目 概 要
連 携 企 業 等
基礎科目、応用科目で修得した知識・技術を用 特定非営利活動法人クリエーター
いて、学生自身がテーマ設定した作品制作に取 支援機構(臼田克紀)
り組む。発表会などで外部企業人から評価をも
らい、制作力を高める。
グラフィックデ ステーショナリーやパッケージなどの企画と 合同会社 PORSAS(鈴木一好)
ザイニング
デザイン、ブランディングとその展開方法につ
いて学ぶ。
3.教員の研修等
(教員の研修等の基本方針)
<目的>
教職員の研修を通じて、最新の実務の知識・技術を教育内容・教育方法に反映した教育の実施、及び本校に
おける勉学に必要な学生生活環境の支援を担保する。特に企業等との連携した研修を行うことにより、企業
の人材ニーズを汲み取り、学生の就職先開拓につなげることを目的とする。
<対象者>
本校教職員
<研修区分>
①技術研修②業界・企業動向研修③企業見学研修④指導研修⑤入学者動向研修⑥学生支援研修⑦その他
- 4 -
<主催者・講師>
広く一般の参加者を募るタイプの集合研修のほか、本校向けにカスタマイズした研修として直接企業に講師
派遣を依頼する。後者の場合、特に本校学生への採用意欲が強く、過去に採用実績がある企業を第一条件と
して選定する。なお、授業時間の関係上、教職員が参加できずに研修が滞るのを防止するため、教職員によ
る相互研修も図っていく。
<実施>
研修は年度初めに計画し、それに基づいて実施する。
4.学校関係者評価
(学校関係者評価委員会の全委員の名簿)
平成27 年 4 月 1 日現在
名 前
石曽根剛
菊池匡文
北川貴和子
小林和幸
斉藤健二
高橋正
所
属
神奈川新聞社 経済部長
横須賀商工会議所 専務理事
株式会社髙陽印刷所 取締役
神奈川県立神奈川総合産業高等学校 校長
株式会社 2083 代表取締役
公益財団法人神奈川産業振興センター 事務局長
(学校関係者評価結果の公表方法)
URL:http://yda.iwasaki.ac.jp
5.情報提供
(情報提供の方法)
ホームページ・広報誌等の刊行物
URL: http://yda.iwasaki.ac.jp
- 5 -
授業科目等の概要
(文化・教養専門課程グラフィック科)平成 27 年度
分類
習
義
○
学校生活・行事を送るために必要な連絡。
ホームルー 特に1年次は社会人としてのマナーや行 1
ムⅠ
動について学ぶ。その他、学生の成長や学 通
年の課題に対応した個別面談。
60
○
学生の卒業後の社会人として活動を支援
キャリアプ
する。現場のプロクリエイターを招いての
ログラムⅠ
特別授業、インターンシップ等を行う。
1
通
60
○
社会人として就職・仕事をすることの意義
ビジネスマ について考え、基礎知識としてマナーを学
ナー
ぶ。自己分析を行い、敬語の使い方、一般
常識、自己 PR・履歴書の書き方を学ぶ。
1
通
60
○
特別活動Ⅰ
導入教育、前期発表会、学園祭、学科内選
考会、卒業研究発表会への参加(発表・見
学)
。
1
通
90
○
○
グラフィッ
クアプリケ
ーション基
礎
1
前
90
○
1
前
45
○
1
前
45
○
グラフィックアプリケーション
「Photoshop」
「Illustrator」の基本オペ
レーションから、2つのソフトの連携方
法、作品制作の基礎となる部分を学ぶ。
Flash、HTML5、CSS3 等を用いて、インタ
インタラク ラクティブなコンテンツを制作する。Web
ション演習 サイトによる情報発信やコミュニケーシ
ョンに必要な表現力を身につける。
○
○
○
サイン、ロゴ、書体の基礎を学び、名刺デ
グラフィッ
ザイン、ロゴデザイン、写真の扱いについ
ク基礎
て課題を通して学ぶ。
人の表情、年齢差、等身などの描分け、背
イラスト基
景の描き方などを学び、課題を通してイラ
礎
ストの作り上げ方を学ぶ。
- 6 -
○
実験・実習・実技
演
講
単位数
授 業 時 数
授業科目概要
配当年次・学期
自由選択
修
選択必修
必
授業科目名
授業方法
△
○
○
△
○
○
サイン、ロゴ、書体の基礎を学び、文字や
グラフィッ
写真の扱い方、またそれらを応用した広告
ク演習
制作や冊子制作など課題を通して学ぶ。
人や、背景などの描き方の基本を学んだあ
イラスト演
と、キャラクターデザインやシリーズイラ
習
ストなどの発展法を学ぶ。
1
通
90
○
○
Illustrator、Indesign といったレイアウ
レイアウト トソフトを使用して、文字、写真、イラス
演習
トといった要素を組むためのルールを学
ぶ。
1
後
45
○
○
HTML、CSS の基本的な構造を知った上で、
Web デザイ
1
最低限の Web サイト制作のためのコーデ
ン基礎
後
ィングと、デザインルールを学ぶ。
45
○
○
身近にあるもののクロッキーに始まり、色
デザインス についての基礎知識、パースについての理
ケッチ
論など、モノを正しく見るという観察力の
重要性を学ぶ。
1
通
90
○
○
現在ある多くのメディアの現状を知り、そ
メディアリ
の読み取り方と効果的な伝達方法、情報の
テラシー
計画的な取材や記録の方法などを学ぶ。
1
後
45
○
1
前
45
○
1
後
90
○
○
学校生活・行事を送るために必要な日々の
ホームルー
連絡。その他、学生の成長や学年の課題に
ムⅡ
対応した個別面談。
2
通
60
○
社会人として活動を支援する。現場のプロ
キャリアプ
クリエイターを招いての特別授業、インタ
ログラムⅡ
ーンシップ等を行う。
2
通
60
○
就職対策
卒業後に社会人としてどのように社会と
2
関わっていくかという「キャリアプラン」
通
の考え方と行動方法について学ぶ。
60
○
特別活動Ⅱ
導入教育、前期発表会、学園祭、学科内選
考会、卒業研究発表会への参加(発表・見
学)
。
90
○
○
グループでのアイデアの発想法、収束法、
グループワ 議論の進め方を学び、課題を通してコンセ
ーク演習
プトワークやプレゼンテーションなどを
実践する。
基礎科目、応用科目で修得した知識・技術
を用いて、学生自身がテーマ設定した作品
進級制作
制作に取り組む。発表会などで外部企業人
から評価をもらい、制作力を高める。
- 7 -
2
通
○
△
○
△
○
○
△
POP 広告、中吊り広告、展覧会パンフレッ
アドバタイ トと DM、クロスメディアなどの課題を通
ジング
して、広告コミュニケーションの作り方に
ついて学ぶ。
各自のスタイルの発見・追及、表現の幅を
イラスト表 広げる。ピクトグラムのイラスト、雑誌の
現
イラスト、似顔絵、マニュアルのイラスト
を制作する。
2
通
90
○
○
グラフィッ ステーショナリーやパッケージなどの企
クデザイニ 画とデザイン、ブランディングとその展開
方法について学ぶ。
ング
2
通
90
○
○
Flash を使用して、インタラクティブに反
インタラク
応するアニメーションや絵本、デジタルサ
ションデザ
イネージについて課題を通してその効果
イン
と利用法を学ぶ。
2
通
90
○
○
DreamWeaver を使用したサイト制作方法
Web デザイ
を学び、商用サイトのデザイン、ポートフ
ン応用
ォリオサイトのデザイン制作を行う。
2
通
90
○
2
通
270
○
○
○
○
卒業制作
合計
2年間の集大成として修得した知識・技術
を用いて、学生自身がテーマ設定した作品
制作に取り組む。発表会などで外部企業人
から評価をもらい、制作力を高める。
26 科目
- 8 -
1800 単位時間