当院での急変時コール症例の分析 急性・重症患者看護専門看護師 北別府 孝輔 1.研究の概要・目的 当院では、年間約 25~40 例程度の急変時コール件数があります。これら急変時コールの 概要についてはデータ収集・整理を行なっていますが、急変時コール症例ひとつひとつの 詳細については分析をしていない現状があります。今回、2005 年から 2014 年までの院内 急変症例に焦点をあて、急変時コール要請前の詳細を分析する事としました。急変時コー ル要請前の分析により、 「急変時コール要請病棟」、 「発生時間帯」 、「急変時コール要請まで のバイタルサイン逸脱の有無」 「バイタルサインが逸脱した際の対処の有無」が明らかにな ると考えています。それにより、容態が急変する前に医療介入が必要な患者さんの焦点化 に繋がることを期待しています。 2.対象となる患者さん 2005 年 4 月~2015 年 6 月の間に発生した、急変時コールを要請し急変対応を行なった 全ての患者さん 3.研究に使用されるカルテ情報 急変時コール要請病棟、発生時間帯、急変時コール要請までのバイタルサイン逸脱の有 無、バイタルサインが逸脱した際の対処の有無 4.プライバシーの配慮 この調査では、患者さんのプライバシー保護に十分配慮し、患者さん個人を特定できる 情報は記載しないよう配慮しています。具体的には、登録されたデータはそれぞれに登録 番号を付して患者さんを識別し、データ管理しています。研究参加者は、資料の閲覧によ って知り得た登録患者のプライバシーに関する情報を第三者に漏えいしません。また、こ の調査によって得られた情報は、研究の目的以外には使用いたしません。 この研究について疑問または情報提供拒否のお申し出がございましたら、集中医療セン ター 北別府孝輔(内線:6445、PHS:3851)までご連絡ください。 <本研究に関する連絡先> 公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 集中医療センター 研究責任者:急性・重症患者看護専門看護師 北別府 孝輔 Tel : 086-422-0210 (代表) 、Fax:086-421-3424
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