Ⅴ 資料翻刻

Ⅴ
資料翻刻
[資料翻 刻]
︻凡例︼
忍頂寺務自筆稿本
一 、本章には、 忍頂寺務自筆 稿本二種を翻 刻して収めた 。
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一、
﹃近代歌謡考説﹄は、大阪大学附属図書館小野文庫に所蔵される第二次稿本﹃近代歌謡考説﹄
︵小野 ︶および﹃︹自筆草稿︺﹄
︵小 野 ︶
387
を 底本とし、務 自筆の目次に 従って各章を 配列したもの である。天理 大学附属天理 図書館所蔵の 第一次稿本と の関係性、本 書成立の経
号︺。
緯等については、本報告書第Ⅲ章所収・飯倉洋一﹁﹃近代歌謡考説﹄とその周辺﹂を参照されたい。
︱ ︶を底本とし た︹翻刻第
イ 19
1103
および︹稿本︺﹃訪書雑録﹄と呼ぶこととする。
一、本章所収の﹃近代歌謡考説﹄および﹃訪書雑録﹄については、稿本であることに鑑み、本報告書においては、︹稿本︺﹃近代歌謡考説﹄
一、本文中に は人権に関わる 語句が認めら れるが、学術 研究上歴史的 事実を伝える べく、原の姿 を留めた。
一、本文中の図像については、﹁︵絵︶﹂とのみ記し、翻刻者による注釈によってその内容を示した。
は 、改行を﹁/ ﹂によって示 した。
一、翻刻 者による注釈 は、忍頂寺努 自身の注釈と 区別するため 、すみ付き括 弧によって表 示した。なお 、注釈におい て本文を引用す る場合
一 、本文に存す る見せ消ち等 の推敲記号に ついては、便 宜上これを省略 し、修正後の 本文のみを翻 刻した。
したが、翻 刻者の判断に より、一部レ イアウトを改 めた箇所があ る。
一、 稿本としての 性格に鑑み、 底本の行移り によらず、原 則として追い 込みで翻刻し た。字下げ等 のレイアウト は、原則とし て原本通りと
一、底本の 虫損等による 判読不能文字 については、 本文該当箇所 に括弧付の□ を宛ててこれ を示した。
一、 合字は、読解 の便を考慮し 、これをすべ て平仮名に改 めた。
一、誤字や 誤記について は、特にこれ を訂正・注記せ ず、原本の通 りに翻刻した 。
通行の 字体に改めた 場合がある。
一、旧字・異体字・俗字を含む漢字表記については、原則として原本通りに翻刻した。ただし、JIS第一第二水準漢字外の字体について、
一、翻 刻にあたって は、極力原本 の姿を留める 方針をとりつ つ、読解の便 を失すること のないよう心 がけた。
一、﹃訪書雑録﹄は、天理大学附属天理図書館所蔵本︵請求番号
913.6
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