第6号 - 帯広畜産大学

第6号
Topics
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読書会を開催しました ✤
市民向けガイダンスを実施しました ✤
書架の配置が変わりました!✤
教員・院生によるオススメ本!✤
編集発行:2015年4月
畜大図書館学生サポーター
✤【読書会を開催しました】✤
2 月 18 日(水)、今年度第 2 回目の読書会を開催しました。試験期間で参加者は 16 人といつもより少なくはあ
りましたが、いつも通り和気あいあいに様々な本が紹介されました。
以下、初参加の土佐君の感想です。
「読書会に参加して」
(サポーター:土佐)
先輩から誘われ向かった読書会の会場には、僕が知っている人、知らない人が座っていました。時間になると集
まった人たちで軽い挨拶をすませ、いよいよ読書会の始まりです。
図書館のカウンターでいつも見かける方や去年授業をしてくださった先生方、図書館の事務室にいる方やまだ知
らない先生、それから学部生、院生。皆さんがそれぞれ興味を持った本を紹介していました。当然ですがジャンル
はバラバラ。時事問題のものから特撮ヒーローの本まで。ピーターパンの英語版は読むのが大変そうです(笑)。僕は
今回は傍観するだけでした。
『自分の好きな本を紹介する』とはどういうことか、多少身構えて参加しましたが、言葉の通りでした。しかし
参加した方はただ「面白かったです」で終わらせることはなく、あくまで客観的なアングルからその本の魅力を伝
える言葉の使い方をしており、それがとてもおもしろかったです。次に参加するときは僕も自分の好きな本を紹介
します。面白さを伝えることを通して、言葉を上手に扱える練習をしようと思います。
✤【市民向けガイダンスを実施しました】✤
附属図書館は帯広市図書館と連携し、各種ガイダンスを年 3 回実施しています。去る 3 月 12 日(木)
、本学 CALL
教室を会場に一般市民向けのガイダンス「はじめよう!インターネットで情報検索」を開催しました。
当日は 21 名の市民が参加し、図書館スタッフの指導の下、実習を交え、インターネットによる情報検索を基礎
から学びました。
図書館サポーターの皆さんも講師補助として参加し、丁寧な指導が参加者の市民の皆さんからも好評でした!
✤書架の配置が変わりました!✤
【書庫 2 階】
✤書庫2階にあった 700 番の
500 番
800 番
900 番
図書が、書庫3階の右端(北側)へ
移動になりました。
【書庫3 階】
700 番
300 番
畜大図書館学生サポーターについて・・・
畜大図書館学生サポーターは,畜大の教職員と学生が協力し合い,
大学内での読書を活発にするために活動をしています。
読書会
選書ツアー
読んで面白かった本,お気に入りの
帯広市内の書店で,図書館に置く
1冊を持ち寄って紹介します。聞い
本を,学生視点で選ぼうという企画
て楽しい,語って楽しい読書会です。
を継続的に行っています。
「としょかんだより」の発行
図書館の紹介,教員・学生による書評(ブ
ックレビュー)等,情報満載の「としょか
んだより」を定期的に発行します。
◆のんびり気楽に活動しています。仕事のノルマもありません!
やりたい分だけ,できることだけつまみぐい♪
◆部活やバイトがある人,学部生,大学院生,随時メンバー募集中です♪
◆興味のある方は図書館のカウンター,または以下の連絡先まで,お気軽にお問い合わせ
ください。
(Tel. 0155-49-5340/メール:[email protected])
村松
秀
畜産衛生学研究部門
豊留孝仁先生のオススメ本!
「論文捏造」
【図書館 1 階 407/Mu48】
昨年、悪い意味で科学界を揺るがした
STAP 現象をめぐる問題。この改革委員会
の記者会見で岸輝夫委員長が「欧州の友人
から世界の三大不正の一つに認知されて
きたというメールをもらった」と発言し
た。その三大不正の一つ、シェーン事件を
扱っているのが本書。自分はだいぶ前に読
んだが、昨年の問題との類似点・相違点を
考えながら、もう一度読み返した。初めて
の人は新鮮に、また再読の人も昨年をなぞ
りながら読むことができると思う一冊。
大学院生
鈴木孝直さんのオススメ本!
茶太郎豆央「サードウェーブ・コーヒー読本」
【図書館書庫 2 階
596.7 / C36】
日本のコーヒー文化には、サードウェーブ
と呼ばれる現代の潮流に行き着くまで、一編
の小説のような歴史があります。この本は、
まず歴史を軽く紐解き、サードウェーブのキ
ーワードを、事例を踏まえて解説していま
す。その書き方も特筆すべきもので、口語表
現で、サードウェーブの正しさを説き、また
「セカンドウェーブ」の代表であるスターバ
ックスをクリティカルに批評しているので
す。その挑発的な、しかし論理的なストーリ
ー組みは、どんな方でもきっと虜にすること
と思います。