藤崎月報 2015年 7月号 No.353

藤崎月報 2015
2015年 7月号
Fujisaki Group Communication News
No.3
No.353
2015.7.3発行
SDケミカルカンパニーは、6月15日~6月19日にドイツのフランクフルトメッセで開催された世界最大の
化学機械・機器の展示会である「ACHEMA-World Forum and 31.Leading Show f
or the Process Industries」にMMSD(マイクロミストスプレードライヤ)を出展しま
した。出展総数は約3800社、そのうち海外企業が1900社と、とにかくスケールの大きい展示会でした。入
場者は、やはりヨーロッパの方がメインであるものの、世界各国から来場があり国際展示会の雰囲気そのものでし
た。当社のブースにも約200名のお客様にご来場いただき、そのなかで約30社と具体的な商談をすることがで
きました。この有意義な機会をしっかりと活かしていくため、的確にフォロー活動を行い、1件でも多くの受注に
繋がるように営業活動を進めていきます。(SDケミカルカンパニー 池田 和也)
<出張後記 by Kazuya Ikeda>
・現地で楽しかったこと…自由時間は無かったのですが、
夜の食事や移動中の町並みを見て、ドイツの空気感を
味わえたこと。
・現地での苦労話…食事の際などにドイツ語しか通じな
い所も多くあり困りました。
・フランクフルトの印象…近代と歴史的な建物が混在し
ていて綺麗なエリアでした。
・フランクフルトの食べ物…
りんご酒…おいしくありませんでした(笑)
ビール…旨い
ソーセージ…旨い
わらじカツ…普通!
SDケミカルカンパニーで開発・製造している四流体ノズル搭載のマイクロミストスプレードライヤ(以下「MM
SD」)
。世界最小シングルミクロン粒子
を得られるこの製品は、1999年の発
売以来多くのお客様にご好評を頂いて
います。今年、新製品の開発に成功、特
許を取得しました。
新製品は、圧縮気体を微粒化エネルギー
として使用するノズル方式において難
しいとされてきた「フルクローズドタイ
プ」のMMSDです。これにより窒素等
の不活性ガスの使用量や排出量を最小
限に抑え、ランニングコストの削減や、
次世代の新素材に活かされることが期待できます。
詳しくはSDケミカルカンパニーまで(TEL:0884-21-0321)
Progress to 50th Vision 代表取締役 藤崎 耕治
藤崎グループは50周年に向けて、
「人類貢献企業」のビジ
ョンを発表いたしました。そのビジョンに向けた動きが
徐々に具現化してまいりました。
1.太陽光発電所の所有
1.太陽光発電所の所有、
太陽光発電所の所有、建設
①鹿屋大崎ソーラーヒルズ
5月27日鹿児島県庁で鹿屋市及び大崎町にまたがる20
0万ha以上の地に、92MWの国内最大級の太陽光発電
所を建設することとなりました。交渉開始から3年の年月
リレー執筆
電気計装
松本 沙織
入社して一年半ついにやってきました、リレー執筆。
何を書こうか色々と悩みましたが、大の苦手だった『裁縫』に
ついて執筆させていただき
ます。
私は、小学生の頃から裁縫
が苦手で大嫌いでした。
小学 5 年生の時に家庭科
の授業で、ナップサックをミ
シンで作る授業がありまし
た。
私の裁縫技術は本当に低
く、家でやり直しをするように言われ、やり直しをしても余りに
も下手で母がみかねて作り直しをしている状態でした。
をかけ、今年10月の着工、2017年10月の連系をめ
ざします。その他の計画中のものを加えると、藤崎グルー
プ出資の発電所は200MW程度になります。
②海外展開
カンボジアでの30kW第1号を皮切りに、東南アジアを
中心として進めてまいります。
2.シイタケ抽出有用粉体
徳島県南部エリアでは菌床シイタケの栽培量が日本一と、
シイタケの一大生産地です。かねてより廃棄シイタケの有
用利用ができないかと弊社に相談があり、5年ほど前より
会長を中心に研究開発を進め、3年前に山城ドクターを招
聘し、研究開発を進めてまいりました。この度、その一つ
である「エリタデニン」を7月1~3日の東京ビッグサイ
トで開催のインターフェックス(総合医薬装置展)に出展
しました。
エリタデニンは現在化学合成で試薬レベルでの生産がおこ
なわれており、1g当たり数十万円以上の価値がある非常
に高価な粉体です。弊社はこれをシイタケより抽出し粉体
化したものでラットによる動物実験を行い、以下のように
血中のコレステロールを大幅に低減する、素晴らしい結果
を得ることができました。今後営業活動を進め、サプリメ
ント原料等への販売を進めてまいります。
高校生の頃も家庭科の授業があり、裁縫は 5 段階で 1 というレ
ベルでした。
そんな私に、転機が訪れました。それは 3 年前の春、娘が保育
所に入所する時でした。
保育所では、入所する時に
通園バッグ、着替え袋、絵本
バッグ、シューズバッグ、コ
ップ袋、お弁当袋が必要でし
た。
既製品を購入すれば、時間
もかからずキレイな物が手に
入ります。ですが、私も母に
色々と手作りして貰い、自分
と同じ物は誰も持っていなく
て嬉しかった記憶があるの
で、自分も娘にそうしたいと
思ったのです。
手芸店で娘と生地や紐、糸などを選び、通園用バッグ 3 点セッ
トの型紙も合わせて購入し、ミシンは持っていなかったので母か
ら借りてきました。
型紙に付属の説明書を読みましたがチンプンカンプン。あき止
まりって何??状態でした。
何とかなるさで、先ずは生地を寸法通り裁断し早速ミシンを使
って縫い始めますが、ミシンが年代物で上手く動かず四苦八苦し、
動いたと思ったら自分の技術がイマイチでキレイに縫えず、縫っ
た糸を何回も切ってやり直しをしました。
最初に作ったお弁当袋は、一枚作り終えるのに5時間もかかり
ました。
「こんなに苦労するなら既製品買
えば良かったー!!」って何回か挫折
しかけましたが、
完成したお弁当袋を娘がとても喜
んでくれたので、次も頑張ってみよう
と思いコップ袋に挑戦しました。最初
のお弁当袋よりも順調に作成するこ
とができ、この頃にはミシンを使うの
が少し楽しくなってきました。その後
も着替え袋、絵本バッグ、シューズバ
ッグに挑戦し順調に作成しました。
そして集大成は、通園バッグです。ネットで型紙をダウンロー
ドし、色々なサイトで作り方を調べ何回かやり直しをしましたが、
何とか三日間で作り上げることができました。
娘が本当に大喜びで私も嬉しかったです。
通園バッグを作り終えた時は、今まで大嫌いで苦手だった『裁
縫(ミシンのみですが)
』が少し得意になりました。
頑張って作った甲斐があり、娘は 3 年間大事に使ってくれまし
た。そして今年の 4 月から娘は小学一年生になったので、新しく
コップ袋、お弁当袋、シューズバッグを作成しました。
3 年前よりも上手に作成できたので、
「お店に出せるわ~~っ
て」自画自賛しました。(笑)
娘のお陰で苦手だった裁縫は、克服出来たので、これからも少し
ずつ苦手な事を得意に出来るよう挑戦していきたいです。