新 看 護 部 長 挨 拶

が言われています。アメリカの医療機関の第三者評価機関であるJCAHO*は、2002年に「SPEAK UP(気
になることがあったら、おかしいと思ったら、声にだそう)」というキャンペーンを展開しました。今回はその「S
PEAK UP」をご紹介します。
日本でも同じようなことが「患者の権利と責務」として掲げられており、当院でも院内のあ らゆる場所に掲
示しております。当院をご利用される皆様と共に、安全で安心な病院づくりを目指しておりますので、ぜひご
*JCAHO=Joint Commission on Accreditation of Healthcare Organizations (病院認定合同委員会)
<SPEAK UPとは?>
:何か不安があったり、おかしいと思うことがあったら、声に出す
Speak up
Pay attention:自分の受ける治療や検査に注意する
1
:自らの疾患や治療を学習する
Ask
:家族や友人にサポートを依頼する
Know
:自分の治療内容、特に薬剤・点滴と検査結果を知る
Use
:安全な病院を選んで利用する
■編集後記
当 院 ではこの
夏高校生を
対象にしたオー
プ ンホ スピタ
ルを 開催 しま
す 。現 役 の高
校 生 にと って
医療の現場は
どのよう に映
るのか、参 加
者から感想を
聞 けるのが楽
しみです。
(総務課 山本)
当 院 は、現 在 第 2次 改 革 プラン
実 行 中 であ り、看 護 部 は第 2次 改
革 プランを 達 成 す るために、引 き
続 き 病 院 経 営 の健 全 化 と人 材 育
成 の取 り組 みに務 めていき ま す 。
そして、当 院 の理 念 であ ります 「市
民 に信 頼 され、選 ばれる病 院 」であ
り続 けるために、精 進 していき たい
と思 います 。
平成27年4月13日(月)1階ラウンジにて
スプリングコンサートを開催しました。
今回は、エミールオーケストラの皆様に
演奏していただきました。会場に美しい
音色が響き、贅沢なひと時となりました。
平成27年4月25日(土)に「腰痛について」の
テーマで市民自由参加講座“未病の会”第八
回勉強会を開催しました。
当日は多くの方が来場さ
れ、当院診療部長の依光
悦朗先生による講演に耳
を傾けていました。
この他にも当院では定期
的に各診療科の医師による市民公開講座を開
催しています。
日時、テーマ、参加方法の詳細はホームペー
ジや広報ひのに掲載予定です。
院内コンサート開催
(医療安全管理室 佐藤)
Participate :患者さん自らが医療に参加する
市民自由参加講座を実施しました
合 い考 えられるよう にな って欲 しい
と思 っています 。
少 子 高 齢 化 が急 速 に進 み、医 療
にケアの必 要 性 が非 常 に求 められ
ている昨 今 、看 護 の担 う 役 割 と責
任 は大 変 重 要 にな っていま す 。外
来 では、看 護 師 が患 者 さんの自 宅
での生 活 方 法 や療 養 指 導 を 行 う こ
とで、症 状 の重 症 化 を 予 防 す るこ
とができ ます 。高 齢 の患 者 さんが
入 院 された場 合 、入 院 により患 者
さんが日 常 生 活 を 行 う 上 での動 作
が低 下 しな いよう に看 護 師 が支 援
す ることで、治 療 が終 了 後 早 期 に
退 院 でき るよう 調 整 す ることが出
来 ます 。
私 は、個 々 の患 者 さんに合 わせた
看 護 を 提 供 し、看 護 本 来 の役 割 を
実 践 でき る よう な 看 護 師 育 成 を
目 指 したいと考 えています 。そのた
めに、安 全 で確 かな 看 護 実 践 能 力、
患 者 さんと信 頼 関 係 を 築 くコミュ
ニケーション能 力 、個 々 に合 わせた
看 護 ケアを 提 供 す るための問 題 解
決 能 力 を 育 成 す る た めの教 育 研
修 を 行 い、自 己 研 鑚 す ることを 支
援 したいと思 います 。そして、働 き
やす い職 場 作 りを 行 い、職 員 一 人
ひとりが活 き 活 き とやりがいを 持っ
て働 き 続 けられるよう にします 。
Educate
看護部長
堀江 由美
この度 平 成 年 月 日 付 で看
護 部 長 に就 任 しました、堀 江 由 美
です 。よろしくお願 い申 し上 げま
す。
私 は、平 成 年 に当 院 に入 職 し、
外 科 系 病 棟 、内 科 系 病 棟 を 経 て
昨 年 度 まで業 務 担 当 科 長 として務
めさせて頂 き ました。私 が看 護 管
理 者 として常 に大 切 にし てき てい
ることは、一 人 ひとりのスタッフと
向 き 合 い共 に悩 み、喜 び、考 えるこ
とで、スタッフが大 切 にされている
と感 じられることです 。そしてその
よう に接 す ることで、スタッフ自 身
も患 者 さんや共 に働 く仲 間 と向 き
4
本年度より看護部長に
就任した堀江よりご挨拶
を申し上げます。
新看護部長挨拶
協力をお願いいたします。
27
3
9万8000人が医療過誤で亡くなっている」と衝撃的な数字を示し、医療事故の現状とその防止策を提言し
た報告書である「To Err is Human(人は誰でも間違える)」の中でも、「多くの病院、診療所、その他の医療
日野市立病院報
医療安全管理室だより №18
V o l .1 8 平 成 2 7 年 7 月 発 行
安全な医療を提供するためには、「患者参加の医療」が欠かせません。アメリカでは「毎年4万4000人~
の現場でほとんど活用されないままになっている重要な資源は患者である」として、「患者参加」の必要性
う頑張ります。
成 年 後 見 制 度 とは、認 知 症 、
知 的 障 がいもしく は精 神 障 がい
な どで、判 断 能 力 が不 十 分 な 人
の日 常 生 活 を 法 律 的 に保 護 す
る仕 組 みです 。
お金 の管 理 ができ な く な った
とき に、後 見 人(成 年 後 見 人 ・
保
佐 人 ・補 助 人 )によって預 貯 金 や
年 金 な どの財 産 管 理 が行 われた
り、一 人 で行 う ことが難 しい契
約 の締 結 や、本 人 にとって不 利
益 な 契 約 の取 り 消 しな どを 代
わりに行 ったりします 。例 えば、
認 知 症 の人 で、契 約 内 容 が分 か
らな いまま契 約 書 にサインを し
てしま った 場 合 な ど でも 、契 約
を 取 り消 す ことができ ます 。
家 庭 裁 判 所 により、ご本 人 の
判 断 能 力 に応 じて、判 断 能 力 の
な い人 には「
成 年 後 見 人 」、判 断
能 力 が著 し く 不 十 分 な 人 には
「保 佐 人 」、判 断 能 力 が不 十 分
な 人 には「
補 助 人 」が決 定 されま
す 。各 援 助 者 により行 える権 限
は異 な ります 。
成 年 後 見 制 度 の利 用 は家 庭 裁
判 所 に申 し 立 てを 行 う 必 要 が
あ ります 。居 住 地 域 の地 域 包 括
支 援 センタ ー や 社 会 福 祉 協 議
会 等 で相 談 ができ ます ので、お
問 い合 わせく ださい。
(地 域 医 療 連 携 室
高橋栄志)
病院の
ニューフェイス
・若林 俊輝
・2015年
・研修医
・スポーツ観戦
・精一杯努力します。
・福田 悠一
・2015年
・研修医
・音楽鑑賞
・地域医療に貢献した
いと思っております。
便秘体操について
でよろしくお願い致します。
行えるよう頑張ります。
・丁寧な診察を心がけて
参ります。よろしくお願いします。
す 。今 回 は、リハビリテーショ おへ
そを中心に、ゆっくりとマッ
ン科 から、便 秘 対 策 のための サージします 。
( 左上図)
運 動 療 法 を ご紹 介 したいと
思 いま す 。① 便 の移 動 を 促 ( ① 続 き ストレッチ)
す 体 操 ② 便 を 押 し出 す ため
の腹 筋 体 操 です 。① は 腸 内
の便 を スムースに移 動 させる
ためのマッサージ、ストレッチ
です。②は移動した便をスムー
ズに排 泄 す るための力 を つけ
る体 操 で、いわゆ る筋 トレで
す 。いず れも 、肩 ひじ張 って
力 む体 操 ではかえって血 圧 上
昇 を 招 き 、緊 張 状 態 と な っ 真 後 ろを みるよう に、ゆ っく
て逆 効 果 とな ってしまう ので、 り左 右 へ振 り向 き ます 。
リラックスしな がらほどほど
にやりましょう 。今 回 は座 っ ( ② 筋 トレ)
てでき る 体 操 を ご紹 介 いた
します 。
( ① マッサージ)
・真山 麗子
・2006年
・産婦人科
・映画鑑賞
・ 地域のお役に立てるよ
・松岡 信成
・2013年
・外科
・ドライブ
・地域に貢献できる医療を
・福原 祐樹
・2011年
・内科(腎臓)
・なし
・ご指導よろしくお願い
します。
・辻 麻理子
・2009年
・小児科
・旅行、映画鑑賞
両 足 を 持 ち上 げます 。
・堀越 知
・2008年
・脳神経外科
・なし
・ 一生懸命頑張りますの
・奥隅 真一
・2006年
・内科
・フットサル、ランニング
・よろしくお願いします。
( リハビリテーション技 術 科
土門 芳子)
・安心して麻酔を受けて
頂けるよう努めてまいります。
・内視鏡治療や腹腔鏡
治療にも取り組んでいきます。
・永井 勝也
・2006年
・整形外科(膝・関節)
・ツーリング
・6年前からの出戻り
です。頑張ります。
・武居 友子
・2007年
・消化器外科
・読書
・澤田 龍治
・2011年
・麻酔科
・サッカー観戦
・ご迷惑をおかけしますが、
よろしくお願い致します。
・精一杯頑張りまます。
どうぞよろしくお願い致します。
・内田 育宏
・1983年
・歯科口腔外科
・野球、オートキャンプ
・ロートルの新人です
が宜しくお願いします。
・齋藤 真
・2008年
・耳鼻咽喉科
・ゴルフ、ダイビング
・佐々木 衛
・2007年
・呼吸器内科
・スキー
毎 日 お通 じがな
く てツラ イ… 。お
薬 飲 むのも嫌 だし
… 。と 、お 通 じ の
お悩 みを よく耳 に
します 。正 常 な 便
通 は食 生 活 ・生 活
習 慣 によ り 個 人
差 は あ る ものの、
1日 1回 ~ 2回 、
形 あ る便 が出 るこ
と が理 想 です 。こ
れ に対 して糞 便 が大 腸 内 に
長 く とど ま り、水 分 が 吸 収
さ れ て硬 く な り 、排 便 の回
数 が減 少 したり、排 便 自 体
が 困 難 にな ることを 便 秘 と
いいます 。便 秘 にな る原 因 と
し て、運 動 不 足 、食 事 制 限
や食 物 性 繊 維 の摂 取 不 足 、
意 識 的 に排 便 を 我 慢 してし
まう ・ストレスな どの精 神 的
要 因 、自 律 神 経 が不 安 定 、
等 があ げられます 。対 処 法
と し て、食 事 療 法 、薬 物 療
法 、運 動 療 法 な どがあ りま
今年度、新たに以下14名の医師が当院に着任致しました。
この場をおかりして1名ずつ、紹介をさせていただきます。
新しいメンバーで一丸となり、よりよい病院運営に努めて参ります。
。
・氏名
・医学部卒業年
・専門分野
・趣味
・ひとこと