News Release - セント・ジュード・メディカル

News Release
【報道関係者各位】
2015 年 6月 吉日
セント・ジュード・メディカル 株式会社
セント・ジュード・メディカルの Quadripolar CRT-P システム
患者様の転帰を改善することをデータが実証
Quartet™ LV リードを用いた SJM™ Quadra CRT-P システム、
LV リードの使用中止または交換を 63%減少
ミネソタ州セントポール(BUSINESS WIRE) --世界的な医療機器メーカーであるセント・ジュード・メディカ
ル社(ニューヨーク証券取引所:STJ)は 5 月 15 日、第 36 回米国不整脈学会(HRS)にて、アメリカにおい
て初のそして唯一の 4 極リードを用いた心臓再同期療法ペースメーカー(CRT-P)システムの有用性を裏
付ける重要データを公開したことを発表しました。Quartet™ Quadripolar LV リードを用いた Allure
Quadra™ CRT-P システムは、植込み後にリードを交換する、または CRT を使用中止する必要性を 63%
減少させました。
SJM Quadripolar CRT-D(除細動器)または CRT-P および
SJM Quartet リードを用いた Quadripolar LV ペーシングで
は、横隔神経刺激(PNS)を回避するためのペーシングオプシ
ョンが複数利用可能です。またそれにより CRT 療法の断念
または中止が不必要となり、最適な治療提供の継続が可能と
なります。3,000 例超の CRT-P 植込み患者を評価した本解
析(4 極リード 1,325 例 対 2 極リード 1,930 例)では、SJM
Quadripolar CRT-D(除細動器)および Quartet LV リードの
併用が、LV リードの交換または使用中止の必要性減少と関
連しているという既知の知見が、セント・ジュード・メディカル
Quartet(TM) Quadripolar LV リードを用いた Allure
Quadra(TM) CRT-P システム。提供はセント・ジュ
ード・メディカル社(画像:Business Wire)。
の Quadripolar CRT-P においても認められるかどうかを評
価しました。
研究を実施した Mintu P. Turakhia 医師が、「Quadripolar Leads are Associated with Fewer LV Lead
Replacements and Deactivations in CRT-P Patients(4 極リードは、LV リードの交換および使用中止の
減少と関連する)」という標題のセッション内で、この後向きなデータ解析に関してデータ発表を行いました。
Quartet LV リードを用いた患者では、2 極リードを用いた患者と比較して、CRT のリードの交換または使
用中止が 63%低かったということをデータは示しています。
「心臓再同期療法の 4 極リードは、植込み型除細動器併用時の合併症の減少および転帰向上に関連して
いることを示す有力なエビデンスがあります。しかし、これらのベネフィットがペースメーカーにも及ぶかどう
かは我々には分かりませんでした。この最新研究では、心臓再同期療法のペースメーカーであっても、4
極リードと術後 3 か月間の合併症の減少に関連性があったことが示されていました。」と、心臓電気生理
学専門医でありスタンフォード大学医学部助教授であり、同研究の主任研究者である Mintu Turakhia 医
師は述べました。
CRT は、心不全患者においてしばしば同期不全を起こす両心室の拍動を再同期させます。これまでの研
究では、心臓の働きが弱まり、十分な血液を供給するための拍出能力が喪失している進行性疾患である
多くの心不全患者の生活の質(QOL)が、CRT により改善されることが示されています。世界で約 2300 万
人がうっ血性心不全を患っており、世界で毎年 200 万人が新たに心不全と診断されています。
セント・ジュード・メディカルの心不全管理ポートフォリオには、医療環境の需要を満たすことを目指す一連
のソリューションが含まれています。命を救い、患者の転帰を改善する費用効果的な医療技術を創出する
ことで、蔓延する疾患に立ち向かい、増加する医療費の低減を実現できる治療法の創出に挑戦することが
当社のビジョンです。
情報をさらにお知りになりたい場合は、SJMquadripolar.com にアクセスしてください。
セント・ジュード・メディカル株式会社の心不全に関する事業について
世界で約 2600 万人が心不全を患っております。セント・ジュード・メディカル株式会社は、世界中の心不全
患者様に対して、革新的かつ費用効果的な解決策を提供するために、心不全専門医、臨床医、およびアド
ボカシーパートナーらと協同しております。セント・ジュード・メディカル株式会社の心不全に着目した情報を
さらにお知りになりたい場合は、セント・ジュード・メディカル株式会社の心不全に関する資料一式をご覧に
なってください。
セント・ジュード・メディカル(米国)について
セント・ジュード・メディカルは、世界中の患者様の命を救い生活を改善する費用対効果の高い医療技術開
発することで、最も治療費のかかり、蔓延する疾患への治療に変革をもたらすことに取り組むグローバル
医療機器メーカーです。米国ミネソタ州セントポールに本社を置き、「カーディアック・リズム・マネジメント」、
「心房細動」、「心臓血管」、および「ニューロ・モジュレーション(神経系)」の4つの分野に注力しています。
セント・ジュード・メディカルの詳細についてはhttp://www.sjm.com/をご覧ください。また、Twitterの@
SJM_Mediaでもフォローしていただけます。
将来の見通しに関する記述
このプレスリリースには、1995年私募証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)
において定義されている、リスクや不確実性を含む将来の見通しに関する記述が含まれています。このよ
うな将来の見通しに関する記述には、潜在的な臨床的成功、見込まれる当局の承認や将来の製品発売、
予測される収入、利益、収益、市場占有率等、セント・ジュード・メディカル(米国、以下SJM Inc.)の期待、
計画および見通しが含まれます。SJM Inc.による記述は、経営陣の最新の予測に基づいたものであり、実
際の結果が将来に関する記述とは大きく異なる要因となり得る特定のリスクや不確実性に影響されること
があります。これらのリスクや不確実性には、SJM Inc.の支配の及ばない市場の状況やその他の要因の
ほか、2015年1月3日に終了した当該年度に関する同社のForm 10-K(年次報告書)等、SEC(証券取引
委員会)に提出したSJM Inc.の報告書に記載されたリスク要因やその他の注意書きが含まれます。SJM
Inc.は、これらの記述を更新する意図はなく、またいかなる状況においてもそのような更新を特定の者に対
して提供する義務を負うものではありません。