選択教材ソフト~楽器選択~

仙台高等専門学校 竹島研究室 太田恭平
選択教材ソフト~楽器選択~
今回は選択教材として楽器選択というソフトを制作します。4種類の楽器から選択し、
楽器の音楽が流れるというものです。
※パワーポイント 2010 版で説明しています
(操作によっては説明を端折っています)
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スライドの作成
はじめに、スライドの作成を行います。
[ホーム]-[レイアウト]-[白紙]を選択しま
す。
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画像の挿入
選択肢となる楽器の画像を挿入します。
[挿入]-[図]から楽器の画像を挿入します。画像は個
人で用意してください。
下に並べる画像は楽器が鳴るパワーポイントへの
ボタン、上の画像はオートスキャンへのボタンとな
ります。
下の楽器の画像をドラッグで全選択し、右クリック
して[図形の書式設定]-[線の色]-[色]を青、[線のスタ
イル]-[幅]を 3pt にします。
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透明ボタンの設置
次に透明ボタンを作ります。
[挿入]-[図形]-[正方形/長方形]でスライドいっぱい
に四角を出します。四角を右クリックして[図形の
書式設定]-[塗りつぶし]-[透過性]を 100%としま
す。
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オブジェクトの順番
オブジェクトの順番を変更します。
[ホーム]-[選択]-[オブジェクトの選択と表示]を選
択し、それぞれの画像に名前をつけます。また、画
像の順番を[並べ替え]の[▲][▼]で一番上に楽器の
ボタン、その次に透明ボタンに並べ替えます。
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選択肢先のパワーポイント
選択肢先の楽器が鳴るパワーポイントとオートス
キャンのパワーポイントを作成します。
楽器が鳴るパワーポイントのスライドに[挿
入]-[図]から楽器の画像を、[オーディオ]-[ファイル
からオーディオ]で音声ファイルを挿入します。次
に、スライド上の音声ファイルを選択し[再生]-[ス
ライドショーを実行中にサウンドのアイコンを消
す]にチェックを入れます。また、[開始]を[自動]に
します。
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楽器のアニメーション
楽器のアニメーションをつけていきます。
太鼓のようなバチを動かすアニメーションをつけ
るためにはバチ付きの太鼓の画像を複製し、画像を
選択、[書式]-[トリミング]でバチの部分だけを残し
ます。バチを選択し[アニメーション]-[アニメーシ
ョンの追加]-[スピン]を選択します。[アニメーショ
ンウィンドウ]を選択し、アニメーションウィンド
ウの“スピン”を右クリックして[効果のオプショ
ン]-[量]から回る角度と向きを選べます。また、オ
ートリバースにチェックを入れます。開始のタイミ
ングや継続時間は音声ファイルに合わせて[タイミ
ング]から個人で設定してください。
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オートスキャンのスライド
オートスキャンのパワーポイントのスライドに画
像を並べます。
[挿入]-[図]から楽器の画像を左のように並べま
す。
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フォーカス
楽器の上にフォーカスを設置します。
[挿入]-[図形]-[四角形/長方形]を選択し、1段目
の楽器が隠れる高さの四角と2段目までの楽器が
隠れる四角を作ります。2つの四角をドラッグで選
択し、右クリックして[図形の書式設定]-[塗りつぶ
し]-[色]を白、[透過性]を 50%、[線の色]を[線な
し]にします。
次に、[ホーム]-[選択]-[オブジェクトの選択と表示]
を選択し、それぞれの画像に名前をつけます。また、
画像の順番を[並べ替え]の[▲][▼]で一番上にフォ
ーカスが来るように並べ替えます。
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楽器の回転
楽器を回転するアニメーションをつけます。
楽器を選択し、[アニメーション]-[アニメーション
の追加]-[その他のアニメーションの軌跡]から円
を選択します。スライド上の円のアニメーションの
軌跡を選択し、それぞれの楽器の位置を通るように
軌跡を変えます。他の楽器も同じようにアニメーシ
ョンをつけます。[アニメーションウィンドウ]を選
択し、アニメーションウィンドウ上で[Ctlr]キーを
押しながらクリックして 4 つのアニメーション選
択、右クリックして[タイミング]-[開始]を[直前の
動作と同時]、[継続時間]を 20 秒とします。
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透明ボタン
透明ボタンを作ります。
[挿入]-[図形]-[四角形/長方形]を選択し、スライ
ドいっぱいの大きさの四角を 5 つ用意します。
次に、[ホーム]-[選択]-[オブジェクトの選択と表示]
を選択し、それぞれの透明ボタンに名前をつけま
す。また、画像の順番を[並べ替え]の[▲][▼]で左の
画像のように一番上に透明ボタンが来るように並
べ替えます。透明ボタンの順番はアニメーションで
楽器が前に来る順番と同じにします。
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透明ボタンの入れ替え
透明ボタンをアニメーションの動きに合わせて入
れ替えます。
1 番上 の透 明ボ タンを選 択し 、 [ アニ メー ショ
ン]-[アニメーションの追加]-[終了]から[クリア]
を選択します。[アニメーションウィンドウ]を選択
し、“クリア”を右クリックして[タイミング]-[開
始]を[直前の動作と同時]、[遅延]を 2.5 秒にしま
す。これと同じアニメーションを上の透明ボタンか
ら順につけていきます。それぞれの遅延は 5 秒ごと
遅らせていき、7.5 秒、12.5 秒、17.5 秒とします。
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オートスキャンのハイパーリンク
透明ボタンにハイパーリンクをつけていきます。
それぞれの透明ボタンを選択していき右クリック
して[ハイパーリンク]から楽器が鳴るパワーポイ
ントを選択します。
また、楽器とオートスキャンの選択をするパワーポ
イントにも同様にハイパーリンクをつけます。そち
らの透明ボタンにはオートスキャンのパワーポイ
ントをハイパーリンクに設定します。
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動作確認
スライドショーを実行して、動作を確認します。問
題なければ完成!!
透明ボタンの設置とハイパーリンクの設定が少し
複雑になりましたが、このようにしてオートスキャ
ンを作ることも出来ます。
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