ÿþT aro - 坂井市立春江小学校

春江小学校 校長室だより
麻中の蓬
第14号 平成27年11月19日(木)
マラソン大会
【学校裏の柿】
10月27日(火)
校内マラソン大会にたくさんのご声援あり
がとうございました。子どもたちにとっては
保護者の方々の応援は何よりのエネルギーに
なって、苦しさにくじけそうになる心を奮い
立たせてくれます。
春から業間を使って、週に1~2回の練習
と体育の時間で練習をしてきました。
春の時点で記録をとってありますから、今
回の大会の記録と比較することで、春からの
成長を測ることができます。
どの子も春の記録を○○秒上回るなどの目
標を掲げ走り抜き、お陰様で多くが記録を更
新したようです。ありがとうございました。
スタート直後に転倒する子がおり、スタートしてすぐにコーナーになるのは危ないとの指摘もありま
したので、来年度はその点を改善して大会に臨みたいと思います。
この大会に先立つ25日(日)には、芝政で、第2回坂井しおかぜクロカ
ンマラソンが行われました。ここにも多くの春小っ子が参加し、小学1年
生親子の部では4組の親子が10位内に入るなど、校外でもその走りを見せ
てくれました。
この大会には、私も昨年に続き参加しました。昨年度は小雨の降る悪天
候でした。今年は雨は降りませんでしたが、場所柄風は強く、やはり肌寒
い天気でした。年齢も加わり記録は12秒遅くなりました。
【しおかぜクロカン】
そんな中でも春小っ子の頑張りはすごかったので、私も来年も出場して、
春小っ子に負けないよう、完走を狙います。
子を叱るのは親の責任
先日こんな話題がネットに流れていました。
世界遺産に登録されている京都の宇治上神社が参拝者向けに作った「小さ
なお子様をお連れの親御様へ」と題したメッセージです。
メッセージの内容は次の通り。
「ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをされる場所です。テーマパ
ークでもファミリーレストランでもありません。サービス業ではないの
です。『お客様は神様』の自論は通用しません。本当の神様は目の前に
おいでです。当然、不敬な行動は叱ります。親御さんがお子様をしっか
り御監督なさって下さい。お子様を叱るのは、親の責任ですし、親が不
行き届きで、周りの人に叱っていただいたなら、逆切れではなく、『あり 【宇治上神社の置き紙】
がとうございます』です。自分本位な考えの大人になられないように、
正しい教育で共にお子様の健やかなる成長を見守りましょう」
これについて、「ここまでしなければならないのか」「親が子を叱るのは当たり前だ」といった、この意
見に賛同する声が多く上がる一方で、「知らない人に我が子が突然叱られたら親としては腹が立って切
れる」
「上から目線でこんなこと言うのはどうなのか」といったような反対の立場の意見もありました。
神社は、ネット上であまりに話題となったことから、メッセージの置き紙を撤去したそうです。
春江小では、先日のオープンスクールに合わせて親子道徳を実施し、親子で
1つの価値内容について考えて頂きました。授業のでの話題を帰宅後の話題と
して頂くことで家族で話し合い、さらに深まっているようです。お陰様で、世
間で問題になるような、授業参観時に廊下での保護者の方のおしゃべりで授業
にならないようなこともありませんし、春小は良識のある保護者の方に恵まれ
ています。
でも、世間一般には、公共の場での子どもや大人のマナーについては問題も多
【親子道徳】
く、バスや電車の中でうるさく騒ぐ子やスーパーなどの中を走り回っている子どもに対して親が注意し
ないことへの嘆きが、新聞の投書欄に載るようなことも少なくありません。
ここ数年春江小では道徳教育に重点を置いていますが、学校と保護者の価値観がある程度同じ方向を
向いていないと、その間にいる子どもの道徳性を育てるのは難しいのだと考えさせられる話題でした。
ありがとう集会
11月18日(水)
日頃春小っ子たち(当然職員も)がお世話にな
っている見守り隊、読み聞かせ、こどもサロン、
学習の外部講師の方々23名をお招きして、「あり
がとう集会」を開きました。
集会委員会を中心に、生活委員会、本大好き委
員会が随分前から準備してきました。
【春小ファイブ参上!】
集会委員会は全体の進行、歓迎の言葉、お客様を 【お客様へのあいさつ】
交えてみんなでするゲームを担当。
生活委員会は、見守り隊の活動について「春
小ファイブ」が登場して楽しく説明し、きち
んとあいさつして安全に登校することを呼び
かけました。
絵本大好き委員会は、パワーポイントを使
って、本の読み聞かせだけでなく、図書室の環
【インタビュー】
【絵本大好き委員会】 境整備などもしてくださっていることを紹介しま
した。集会に参加していた幼稚園さんは、集会後に実際に図書室にやって来
て、本の分類表や掲示物などを見て、「このことだったんだ!」と納得していました。
お客様へのインタビューを通して、見守り隊の方が、春小っ子が安全に元気で登校して欲しいという
気持ちから活動してくださっていること、そためには班が並列になって歩かないで欲しいというような
願いがあること、また、読み聞かせの方は、季節に合った内容でインパクトのある本を選ぶなど、本選
びにも工夫をしていることなども分かりました。
みんなでのゲームは、集会委員会が最も力
を入れました。
一人一人がひらがな1文字を書いたカード
(高学年は表1文字、裏1文字)を持ち、出
された「動物の名前」「食べ物の名前」など
のお題に合った言葉を作るゲームです。
これが幼稚園さんもいれて600人が動くの
【ほっきょくぐま】
【できた!「ちきん」】 で 、なかなか大変。
「ふ」
「へ」などを掲げてうろうろ歩く子も出てきます。
困った時には集会委員会の子が「おたすけマン」としてその場で必要な文字をくれるのですが、それ
は非常時に使いたいところ。「な~っ!」と叫んで「な」のカードを持った子を探し出し、ようやく「ふ
な」で何とか完成。
交流を深めるにはいいエンカウンターです。担当の委員会さん、ありがとうございました。