Session 4

The5th Taipei Citty Cup International boxinj Tournament 2015
Session 4
Sun 9 AUG 2015 15:00
Order
4
Bout Weight Category
49
Cornar
Neam
Tame Code
RED○
TU,POWEI
ABT(台湾)
BLUE×
京口 紘人
JPN(大商大)
Men(46-49kg)
WP(2-1)
決勝は、開催地の台北との対戦となった。京口選手は、持ち前のアグレッシブな攻撃で初回から積極的に攻め込んで行く。ボ
ディーが決まり優勢に試合を進めるも、接近戦を避けた台北選手は、左右に上手くステップし京口選手のパンチを交わしカウン
ターをヒットしていく。1R、2R。最終ラウンドに入り、コーナーへ追込みたい京口選手であったが、アウトボクシングをされパンチが
空をきる。判定は惜しくも台北選手に。招待試合でもあり決して有利な相手ではなかったが、京口選手のファイトは、後に続く決勝
の3選手に良い刺激を与えた。
5
50
RED○
峯 佑輔
JPN(近畿大)
BLUE×
DANNEL MAAMO
PHI(フィリピン)
Men(52kg)
WP(3-0)
大学1年生ながら、今大会では怯ことなく積極的に攻め込んで決勝に勝ち進んだ峯選手は、初回、ややプレッシャーなのか手数が
少ない。逆に先手を仕掛けるフィリピン選手だが、2R以降スタミナがキレはじめクリンチが多くなる。峯選手はリードからワンツース
トレート打込んでいく。すかさず得意なボディーを打込む。ボディーが利いてたまらずマットに両膝から崩れる。誰もがダウンとお
もったが、レフリーはローブローのジャスチャーをする。これに動揺せず、攻めたてる峯選手。必至で凌ぐフィリピン選手。またして
もボディーでマットに両膝をつき、今度は相手選手がローブローのジャスチャーをアピール。レフーリーは何と峯選手に2回目の注
意を与えた。ワーニング(減点)がなかっただけでも幸いである。終始攻め続けた峯選手の明確な判定勝利で見事に初優勝をか
ざった。
The5th Taipei Citty Cup International boxinj Tournament 2015
Session 4
Sun 9 AUG 2015 15:00
Order
6
Bout Weight Category
51
Men(56kg)
Cornar
Neam
Tame Code
RED○
森坂 嵐
JAN(東農大)
BLUE×
LIN,SHENG LING
TPC(台北市)
WP(2-1)
決勝は、開催地の台北との対戦となった。初回からプレッシャーをかけ相手の駆け引きするボクシングを止めるために、コーナー
に追い込んでいく。台北選手は森坂選手のワンツーストレートを受け後退する。2Rも森坂選手は攻撃を仕掛けていく。明確な左
フックが顔面をとらえる。ダメージも見えた台北選手も必至で抵抗する。これまで優勢に試合を進めているが、招待試合でもあり油
断はできない。3R、相手の疲れが見えてクリンチが多くなる。森坂の右ストレート、左フックがヒットする。勝利は確実としたが、採
点は2-1であった。また、奈良県からご両親が応援に駆けつけた。
7
52
Men(69㎏)
RED×
JAYDEN HANSEN
AUS-P(オーストラリア)
BLUE○
秋山 佑汰 JPN(東洋大)
WP(0-3)
昨年、この大会で銅メダルの秋山選手は、優勝を目指しリングに上がる。1Rリードパンチがヒット。相手の打ち返しも上手く交わし
主導権を握った。リズムにのった秋山選手は、巧みに左ストレートを交わしながら機敏なステップを使い上下にパンチをヒットさせ
ていく。相手の左ストレートが以外にもスピードがあり、少し手をやいたが攻撃はここまで。最終ランドは、アウトボクシングになり、
残り30秒はファイターになり多彩な攻撃ができた。準決勝で負傷した右目の腫れが試合前に気になったが、悪化することもなく結
果ワンサイドの勝利とした。試合後に山根会長より、アドバイスを頂き、次なる目標へ向けて改善しさらなる技術向上に期待した
い。
【総評】
今年で開催5回をとなった台北カップは、参加14ヵ国16チーム出場選手63名で4日間にわ
たり大会が行われた。日本チームは、男子5階級5名、女子2階級2名、役員7名(審判員2名
含)14名が派遣した。また、台北ボクシング連盟より特別招待を受けた日本ボクシング連盟
会長山根 明、秘書として常務理事内海祥子が参加された。
試合結果は、金メダル3名 銀メダル1名 銅メダル2名の合計6名がメダルを獲得した。
このような成績を収めたことは、日本ボクシング連盟の強化対策として、国際大会に通用
するフィジカル、メンタル面の強化並びに環境の順応性を重視しているためであり、その効
果が年々成果を見せていると確信できる。また、エリートクラスの若手選手に国際試合の
チャンスを作るとともに、その育成にこの台北カップは重視している。
2020年東京オリンピックに向けての準備を怠ることなく邁進しなければならない。